ミツバチたちのとんだ災難 の商品レビュー

ハンナリード【著】,立石光子【訳】

2019/06/14

半分から流し読み。出てくるキャラの皆さんには共感することが出来ず…たまにあるんですよね、コージーミステリの中で。それにしてもこれはコージーミステリの範疇なのか？わかりません。個人的にはミツバチもスズメバチも怖いので、作中のロリまではいかなくてもやっぱり近所で飼ってたら怖いなぁと思います。そこまで感情移入は出来ないかなと。犯人探しもミツバチのためって…そこまで⁈って思ってしまいました。残念。

2017/04/03

人が死んでるんだけど、事件起きてるんだけど、何かほのぼのしていると言うかコメディ―調と言うか。可愛らしい表紙が案外としっくりくる。

2016/05/04

ハチミツ、という単語に惹かれ読み始めた作品。
はちみつ探偵シリーズの第1弾です。

ちょっと早とちりな主人公って、素人探偵としては満点じゃないでしょうか。
ミスリードもあり、意外な犯人にドキリ！

警察犬として登場するベルジアン・マリノアについて。
調べてみると、本当にジャーマン・シェパードにそっくり！
ただし、ベルジアンはベルギー、ジャーマンはドイツの原産などの違いがあるよう。
http://www.dogfan.jp/zukan/ （ハーディンググループに分類）

2014/07/25

はちみつに目がないので購入しましたが、翻訳コージーミステリ群の中でも、かなり上位(下位？)にくる主人公の頭の悪さでは…
自己評価に反して、失言や失策が多すぎるというか、とにかく自分で自分をピンチに追い込んでゆくという、ある意味ありがちなアメリカンヒロインなんですが、
私としては、ドジっ子ヒロインが勝手に窮地に陥って、ヒーロー現る、起死回生！というパターンのものよりも、コージーながらも知性と知性の息詰まる攻防、のようなものが読みたいです。

2014/04/14

＜はちみつ探偵＞１。
いきいきしたヒロインのコージー・ミステリです。

ストーリー・フィッシャーは、30代前半。
（ストーリーはあだ名）
結婚1年で故郷の町に戻り、古い教会を改築して＜ワイルド・クローバー＞という素敵な雑貨店を始めた。
その後2年、離婚を決めたばかり。女たらしの元夫クレイは、まだ隣家で店を出している。

蜂蜜を扱ううちに養蜂に魅せられ、養蜂家のマニーの弟子になったストーリー。
共同経営も考えていた矢先、マニーが事件に‥！
蜂に刺されて死んだという噂が広まり、ストーリーの家の裏庭にある大事なミツバチたちまで処分されそうにな危機に。
ミツバチはめったに人を刺さないし毒性も弱いのに‥！
マニーの未亡人は、さっさと養蜂場を手放そうとしていて‥
しかも、また事件が？！

陽気に、テンポよく展開します。
保安官事務所のハンターは高校時代のBFで、最近互いに意識し合っています。
口うるさい母親、美人で要領がいい妹、優しいおばあちゃん、問題を抱えた従姉。
コージーに必要なものは全部揃っているような気もしましたが、意外なことに、親友がいないですね。

高校ではプロムの女王になったこともある容姿というのは、かなり美人なヒロイン。
広い世界を知りたいと近くの都会に出て行ったのがUターンして、けっこう反省したりもしているのが親しみやすいかな。
チーズ専門店のシリーズとちょっと似ているけど、こっちのほうが整理されている印象があります。
養蜂というのがピンと来なくて後回しにしていましたが、楽しみに読めそうです☆

2013/09/20

H25.9.16
小さな町で、唯一の食品雑貨店を切り盛りするストーリー・フィッシャー。古い教会を改築した、このすてきな店では何でも美味しいものが手にはいるけれど、一番のお勧めは極上のはちみつ。はちみつの奥深い世界にすっかり魅せられた彼女は養蜂を勉強中で、ゆくゆくは師匠と本格的に養蜂事業を始めるつもり。そんな矢先

2012/08/02

「名探偵のキッシュをひとつ」と似たような話運びですが、こちらはロマンスが一歩前進したからよしとするか。

2012/06/20

　「日本初のコージーミステリ専門文庫」を銘打って登場した原書房の新しい文庫レーベル「コージーブックス」。コージーミステリーは結構スキなので、期待して読んだけど、まぁまぁかな。

　はちみつを使った美味しいお菓子や料理がたくさん出てくるのを期待していたけど、殆どなくて残念。
　登場人物たちにあまり魅力がないかも。

2012/06/17

毎月二冊も出るなんて、読むのが追いつかないです。あんまり期待してなかった分面白く読めました。箇条書きで事件を整理するところはちょっと読みにくいです。文章力がないのかと疑ってしまいます。意地悪だったり噂好きだったり変な人ばっかりの街で、主人公も気の毒だ。

2012/06/09

蜂蜜そのものではなくてミツバチの話でした。
蜂蜜の種類の説明が出てくるかと思った〜
面白かったですが。
イラッとする人が出てくるのはお約束でも、
あんまり味方がいなくて私的にストレスフルな流れだったな...
読み終わってみると流れは悪くないんだけど、辛かったー
おばあちゃんは味方だけど、もっと強い人がいなくて。
恋人じゃなくて親友がほしいと物語中でも言ってたので、
そもそもそれが主題なのかもしれないけど。
でも主人公の人柄とミツバチ愛はとても良かった。
前向きだし、頑張ってて。
犯人バレも許容範囲内の伏線でした。
２作目はどうなるのかな。
このレーベル、日本人作家のコージーも出版してほしいところ。