心がほどける小さな旅 コミックエッセイ の商品レビュー
『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』の国内版。 奥付を見ると2012年発行。 この著者は好きなのだけれど、2008年の『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』は、超つまらなかった。途中で読むのをやめたほど。 それからすごく面白くなったと思う。これはたぶん私側の変化ではなく。...
『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』の国内版。 奥付を見ると2012年発行。 この著者は好きなのだけれど、2008年の『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』は、超つまらなかった。途中で読むのをやめたほど。 それからすごく面白くなったと思う。これはたぶん私側の変化ではなく。 単純に行ってみたいところ、やってみたいものに出かけていく、というリポートでありながら、人生について考えたり、行く末に思いを馳せたり。 心にのこったのは、第九 9回のレッスンで国際フォーラムの舞台に立って歌うまでの話。 「自分の声を聞かせようと思わない。みんなで歌う、それがコーラス」 「自分のパートばかり聴いていると、どんどん地図からはみでて樹海に迷い込んでしまいますよ」 「無理してがんばると、聞いている人も不幸にします」 練習が終わると、みんなで拍手しあうのが、それぞれを認め合っているような温かさでいい、と著者は思う。 普段の仕事でも、つい誉めてもらうことばかりを期待してしまうけれど、それじゃあ一方通行なのかもしれないな、と小さく反省する。 なかなか歌詞が暗譜できないが、人の歌い出しを聞くと歌える。頼ってもいいんだと思う部分。 ほかのパートを受け持ってくれてありがとう!と感謝の気持ちがわいて、 「そっちのパートは任せた、我らはここをがんばるよ!」と思う部分。 「歌えないところは誰かが助けてくれる」と毎回言われて、人を信じたり、頼ったりすることて悪くないんだよなぁと思う部分。 合唱って人生に通じるのね…と同じく数年前地域の第九に参加して感動した経験と重ね合わせる。 そんなことに気づく著者が好き。
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ときにはひとりで、たまにはふたりで…。鹿児島大声コンテストや新江ノ島水族館一泊旅、秋田の紙風船上げなど、ゆるゆる旅から弾丸旅まで、元気になれる春・夏・秋・冬の女子旅を漫画イラストとともに紹介。 ひとり旅に出たくなった。 奥入瀬いきたいなぁ・・・。
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180901 トゥルトゥルと ほどけるアタマ 擬似旅行 (五・七・五) 同じ益田ミリやのに、「47都道府県〜」とは全然違った。こっちの方が、より個人の感情に向き合う旅って感じ。とても良かったです。
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気になるお祭りに参加したり、もやもやするから自分の心をリセットするために一泊したり。 観光スポットを詰め込まず、自分のペースでのんびり旅。 読んでいて癒された。
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こういう旅のしかたもあるのか、と。とりとめなく旅をしているようにも見えるけど、一晩中踊ったり、紙風船をあげたり、ただ見にいくだけでなく参加して感じているのが著者の素晴らしいところ。そして見習いたいところ。なによりも憧れるのが、 ちょっと気になるなぁ、楽しそう! ↓ 予約♪ ↓ ...
こういう旅のしかたもあるのか、と。とりとめなく旅をしているようにも見えるけど、一晩中踊ったり、紙風船をあげたり、ただ見にいくだけでなく参加して感じているのが著者の素晴らしいところ。そして見習いたいところ。なによりも憧れるのが、 ちょっと気になるなぁ、楽しそう! ↓ 予約♪ ↓ 出発!! っていう身軽さ!YES!!
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日帰りでも一泊でも、もっと気軽に旅に出てもいいんだな、と思えたエッセイ集。 ・・・お金なくて実際には難しいけど^^; 牧野植物園にはいつか絶対に行きたい!と誓った。
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益田ミリさん「心がほどける小さな旅」、2012.4発行です。春夏秋冬、日本全国14ヶ所の小さな旅、益田ミリさん元気ですw。印象深い旅3つ。①鹿児島大声コンテスト、ミリさん桜島に向かって「明るい未来~~~」と叫び117デシベルだったそうです。因みに優勝者は133.5デシベルとか。②...
益田ミリさん「心がほどける小さな旅」、2012.4発行です。春夏秋冬、日本全国14ヶ所の小さな旅、益田ミリさん元気ですw。印象深い旅3つ。①鹿児島大声コンテスト、ミリさん桜島に向かって「明るい未来~~~」と叫び117デシベルだったそうです。因みに優勝者は133.5デシベルとか。②郡上八幡の徹夜盆踊り、夜の8時から夜明けまで、最高の盛り上がりは夜中の2時か3時、おーまいごっど(^-^)③東京国際フォーラム、2ヶ月間練習に通い、東京混声合唱団と共に「第九」を歌う! 益田ミリさん、積極的です(^-^)
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メモ 山口県 秋芳洞 新江ノ島水族館 クラゲナイト 鎌倉イワタコーヒー店 ホットケーキ 山形 文翔館 クロックムッシュ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遠くに行きたい。そう思うときは心がカチコチに固まっている。南国の青い海や大自然に飛び込めれば何よりだけど、もっと気軽に、季節に合わせてお出かけすれば、気分はぐんと上昇。 春の桜花賞から鹿児島の大声コンテスト、夏の夜の水族館、湿原カヌー体験、雪の秋田での紙風船上げまで。北から南、ゆるゆるから弾丸旅まで。元気が湧く旅エッセイ。 ★行ってみたところ★ 桜花賞、鹿児島大声コンテスト、九州の肥薩線、郡上八幡のオールナイト盆踊り、新江の島水族館のクラゲナイト、山形県の山寺、奥入瀬渓流ホテル、高知県の牧野植物園、釧路湿原でカヌー、第九の合唱・・・etc
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益田さんはたくさん旅をしているなあ~と思う。 以前「47都道府県女ひとりで行ってみよう」という本も読んだ。 本当に全国制覇しているのだ。 今回は、また、別の切り口の旅。 仕事やいろんな事で、忙しかったり腹の立つことがあったり、「もう限界」という気持ちになった時に、「そうだ、どこ...
益田さんはたくさん旅をしているなあ~と思う。 以前「47都道府県女ひとりで行ってみよう」という本も読んだ。 本当に全国制覇しているのだ。 今回は、また、別の切り口の旅。 仕事やいろんな事で、忙しかったり腹の立つことがあったり、「もう限界」という気持ちになった時に、「そうだ、どこか行ってみよう」と、思い立って出掛ける。 今度は女ひとりではなくて(ひとりのこともある)だいたい、デキる編集者・猫山さん(仮)といっしょだ。 そして、「旅」というくくりだが、なんと、「競馬をしてみる」とか、「第九を歌う」「ホテルの、ちょっとぜいたくな朝食を食べに行く」というものもある。 気分転換の仕方、心のほどき方、益田さん流というような本なのだ。 海外旅行へド~ンと行く本もいいが、こういう「小さな旅」なら、ちょっと真似できそう!と思えるのだ。 旅ごとに、宿泊やイベントの情報も載っている。 2012年の本だけれど、情報はまだ賞味期限切れにはなっていないのでしょうか? 最近、文庫になったので更新されたかもしれませんね。
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