訪問者 の商品レビュー
恩田陸好きだけど知らなかった作品。図書館で見つけて読み始めたらとまらなくなった。 洋館、道を閉ざされ孤立した人々、過去の事件、訪問者。ミステリ作家といえど、本格、というよりは人の心情に重きを置いてるような印象が最近は多いけど、しっかりミステリで楽しめた。
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『訪問者』 2024年5月13日読了 ふと手に取ったと思ったら、どうやら読むのは2回目だったようだ。 湖を一望する洋館、過去に起こった不慮の事故、不気味なメッセージ…と、大好きな要素てんこ盛りで読む前からわくわくしてしまう。 本書は6つの章に分かれ、それぞれ絵本のタイトルが章...
『訪問者』 2024年5月13日読了 ふと手に取ったと思ったら、どうやら読むのは2回目だったようだ。 湖を一望する洋館、過去に起こった不慮の事故、不気味なメッセージ…と、大好きな要素てんこ盛りで読む前からわくわくしてしまう。 本書は6つの章に分かれ、それぞれ絵本のタイトルが章の名前になっている。 章を追うごとに謎が謎を呼び、訪問者がまたしても謎をもってきて…と、一度解けたと思った真相は、最終盤でまた靄の中に隠れてしまうのだ。 不可思議なのに、どこかあたたかくて心地よい。 そんな恩田陸ワールドを、ぜひ一度味わってほしい。
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舞台は湖を一望する山中にある洋館。 章が切り替わるごとに“来客を告げるベルが鳴った"から始まり、物語は展開していく。 正直、登場人物みんな怪しい。 お互い探り合っている様子で、終始不穏な雰囲気に包まれており、じわりじわりと恐怖を感じる、サスペンスとミステリー両方の...
舞台は湖を一望する山中にある洋館。 章が切り替わるごとに“来客を告げるベルが鳴った"から始まり、物語は展開していく。 正直、登場人物みんな怪しい。 お互い探り合っている様子で、終始不穏な雰囲気に包まれており、じわりじわりと恐怖を感じる、サスペンスとミステリー両方の要素を併せ持つような、そんなストーリー。 読了後も謎の不安が残る感じが良かった。
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如何にもな舞台設定と不気味な仄めかしの数々、ただし真相は肩透かし気味。この結末はありかなしかで言えばありだけれど、やっぱりここは真正面から迎え撃つような解決が欲しかった気がしますね。
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スラスラ読めました!ミステリー好きの人には結末は少し物足りない感がありましが、私的には面白かったので星三つです!
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読みやすいミステリーで、盛り上がりや驚きはあんまり無いのですが、良い意味で心乱されない感じで、ラクに読めました。本格とはまた違って、まさかこの登場人物が探偵役になるのかと、これくらいのも程よいミステリーでいいですね。
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雨に煙る湖畔の別荘に訪れる訪問者、4人の死者と相続をめぐる謎解き。舞台は別荘だけで主に会話で進行する物語で、登場人物の個性も引き立たず、引き込まれるような展開もない。
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閉ざされた洋館に謎の訪問者、事故死した映画監督の遺書・・・恐ろしい事件が次々に起こりそうな幕開けだけど、それほど複雑な内容ではなかった。 ちょっと期待はずれかな?読みやすくて面白かったですが。 軽く読めるミステリーでした。
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記録 全員がもはや怪しい。 千次みたいな大人が近くにいたら 面白そうだなぁ。 子供の話をちゃんと聞いてくれる大人って なかなかいない気がする。 いくら寡黙でも生きてるうちに 言いたいことは 伝えておかなきゃ永遠に謎のままだなって思った。
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