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小さく賭けろ! の商品レビュー

3.7

52件のお客様レビュー

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2018/11/12

Googleやアマゾンもやっている、小さな賭けを薦める本。具体的かつ即座に実行可能な行動によってアイデアを発見し、テストし、発展させていくこと。 注目点 ・すばらしいアイデアは、組織的で過酷な試行錯誤の過程からしか生まれない。 ・ほとんどの成功した起業家はすばらしいアイデアを...

Googleやアマゾンもやっている、小さな賭けを薦める本。具体的かつ即座に実行可能な行動によってアイデアを発見し、テストし、発展させていくこと。 注目点 ・すばらしいアイデアは、組織的で過酷な試行錯誤の過程からしか生まれない。 ・ほとんどの成功した起業家はすばらしいアイデアを発見してから起業したわけではない。 ・アマゾンではイノベーションを何より重んじるので、どれだけ新しい物事に挑戦したかが、社員の業績評価の重要な項目として加えられている。 ・計画手続きの迷路化は、元々は良い意図から出たものだった。 ・成功を収めた製品は、ボトムアップ ・許容しうる失敗 ・失敗し続けることが、大切。最後に残ったのが正しいやり方。 ・能力だけを賞賛すると粘り強さに悪影響。努力を賞賛する成長志向。 ・失敗から学ぶ。何が上手くいき、何が上手く行かなかったか。教訓を汲み取る。 ・健全な完全主義、不健全な完全主義。自分基準と他者基準。 ・引き受けたプロジェクト一件について、数千種類のアイデアを検討し、50種類の模型を作る。 ・完成品には、意見が言いにくい。 ・即興は、創造性を引き出す。 ・プラシング。アイデアの改善に批判を使わない。こうしたほうが、より良いのではないか? ・教育とは、知識の伝達か、継続的に学習する能力を喚起し育成することなのか。

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2016/06/13

グループジーニアスという言葉に代表される、孤高の天才によるものではないイノベーションに関する本、と思って購読。google、amazon、pixar、P&G などで心がけている「小さな挑戦、小さな失敗」を繰り返すことですばやく良いサービスやプロダクトを生み出す考え方。「実験する、...

グループジーニアスという言葉に代表される、孤高の天才によるものではないイノベーションに関する本、と思って購読。google、amazon、pixar、P&G などで心がけている「小さな挑戦、小さな失敗」を繰り返すことですばやく良いサービスやプロダクトを生み出す考え方。「実験する、遊ぶ、没頭する、明確化する、出直す、繰り返す」「成功する正しいやり方は、いつも最後に見つかる」「既に知らされていることをすっかり理解するまで新たに何を質問して良いかわからない。したがって注意深く探究すること」「何かを成し遂げた創造的な人物とは、もともとあったものに新しい意味を見出している人」「運の良い人は、何であっても偶然の出会いを楽しめる人」「小さな勝利の重要なポイントは、間違いではなかったことの証明よりも新たなやり方を見つけるきっかけ」 小さく初めて大きく育てる、というやり方は日本人にも向いているとおもう。

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2015/11/12

軌道修正と適度な自信がものごとを良い状態に促す。 そのためには建設的な批判を得ることが理想。 建設的な批判は、本来トレードオフであるはずの軌道修正と適度な自信の両方を高めてくれる。 しかし、常に建設的な批判が得られるとは限らない。 非建設的な批判に対して、軌道修正をしようとして批...

軌道修正と適度な自信がものごとを良い状態に促す。 そのためには建設的な批判を得ることが理想。 建設的な批判は、本来トレードオフであるはずの軌道修正と適度な自信の両方を高めてくれる。 しかし、常に建設的な批判が得られるとは限らない。 非建設的な批判に対して、軌道修正をしようとして批判を受け入れると自信を失い、 自信を保とうとして批判をシャットアウトすれば軌道修正の機会を逃す。 非建設的な批判を受けたとき、自分の中で軌道修正と自信のバランスを意識的にとることが必要。

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2015/10/17

ピーター・シムズ『小さく賭けろ!』(日経BP、2012) スタンフォードのMBAホルダー、投資会社でベンチャーキャピタルを担当した著者によるリーダーシップ論。 最初から完璧を目指すという労力の無駄遣いを避け、市場に問うことで課題を発見、この小さな失敗から学び改善する「小さく賭...

ピーター・シムズ『小さく賭けろ!』(日経BP、2012) スタンフォードのMBAホルダー、投資会社でベンチャーキャピタルを担当した著者によるリーダーシップ論。 最初から完璧を目指すという労力の無駄遣いを避け、市場に問うことで課題を発見、この小さな失敗から学び改善する「小さく賭ける」方法で経験を蓄積すべきことを繰り返し説いています。 IT界隈の話題が多く、システム構築しながら修正を繰り返すアジャイル開発の思想、ザッカーバーグの「ハッカーウェイ」、合理思想の背景にも迫っています。 【本文より】 ◯この世界で一番確実なのは不確実さだ。 ◯実験精神に富んだイノベーターは皆、不完全でありミスを犯すことが最終的な成功のために不可欠であることをよく理解して、受け入れている。もちろん彼らにしても、わざと失敗するわけではない。少なくとも、アイデアを発展させていく初期段階では、不完全であることが重要な発見の前提だと認識しているのだ。 ◯起業家は自分のアイデアをできるだけ素早く、現実の市場で実験しようとする。それによってどこが間違っているかを学ぶためだ。 ◯「間違いを犯さないようにするより、間違いを修正するほうが良い結果を生む」 ◯ほとんどの会社内で下される決定は、給料の一番高い人の意見によって支配される。人はHIPPO(給料の一番高い人の意見)の顔色を見て判断を下す。人は、地位とお金を知性や見識と同一視するが、両者にはほとんど相関がないことが多い。 ◯「未来を予測する最も確実な方法は、それを自分で創りだすことだ」 ◯(Facebookのザッカーバーグのモットー)「何でもいいからやってしまえ。最初から完璧を狙うな」

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2015/09/04

1つの商品が、永遠に売れ続けることは ほとんどありません。 会社を継続していくためには 常に、新しい商品を作り出していく必要があります。 しかしながら、我々のような小さな会社では 日常の仕事をこなしながら、 新しい商品も考え、作り出していかなければなりません。 本日ご紹介...

1つの商品が、永遠に売れ続けることは ほとんどありません。 会社を継続していくためには 常に、新しい商品を作り出していく必要があります。 しかしながら、我々のような小さな会社では 日常の仕事をこなしながら、 新しい商品も考え、作り出していかなければなりません。 本日ご紹介する本は、 小さく賭けて、繰り返し学習していくことが 成功につながると説いた1冊。 ポイントは 「質より量」 新商品のアイデアを考えてみても 売れるのかどうか、 どうすれば事業にできるのか、 そもそも事業になるのか。。。 特に経験のない業界のものはわからないものです。 悩んでいても始まりません。 まず、小さなことからやってみることが重要 と本書では説いています。 「完璧主義」 最初からあまりに正しいやり方を追い求めすぎると、 多くの可能性を捨てることになります。 特に新商品の場合、完璧なんてありえません。 普段の仕事で完璧を求める感覚と、 新商品を進める時の感覚を、 同じような感覚でやっていると、何もできなくなります。 「足下しか見ない」 すぐに結果がほしい、と考えてしまうと できることが、すごく限られます。 今期の売り上げに貢献する新商品を 今期になってから考えても、ほとんど無理です。 常に、2年先、3年先を見据えた思考を 持っておくことが重要です。 「机上の空論」 アイデアを出す最良の方法は、 理論を捨て、ものごとを直接体験することです。 人は自分が何がほしいか、 それを見るまでわからないもの。 あれこれ考えるより、どんどん外に出て、 客先や現場に行って体感することが大切です。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ EXCELにいくら数値を入れても、現実の人間が新商品にどういう反応を示すか予想できっこない 「こうすれば成功する」という計画を詳細に立てる代わりに、今できることをさっさとやる 小さな賭けを数多くすることが重要 すぐに結果がほしい、完璧を求める という執着からは創造性は発揮できない 大きい目標は、解決可能な小さな目標に分割し、まず重要な問題をひとつ解き、次に別の問題を解く 創造しアイデアを出す最良の方法は、理論を捨て、ものごとを直接体験すること 運のいい人は自分の周りで起きていることに注意を払っている ひとつ小さな勝利を達成すると、もうひとつの小さな勝利を導く力が働き始める 小さな勝利は、あらかじめ数多くの実験を繰り返すことでのみ実現できる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 「大きな賭け」対「小さな賭け」 第2章 成長志向のマインドセット 第3章 素早い失敗、素早い学習 第4章 遊びの天才 第5章 問題は新しい答え 第6章 質問は新しい答え 第7章 大から小を学ぶ 第8章 小から大を学ぶ 第9章 小さな勝利 第10章 あなたの「小さな賭け」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image01w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/4335b42a134c5e1d.png  

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2015/08/16

題名を見て大体言いたいことはわかっていながら、それでも読んでみた。また読む前に目次を読んでみて、ほぼ内容も把握できた。 いきなり大きなゴールを設けて、それに向けて詳細な筋道を作って、それに沿って進めるような方法ではなく、まず思ったことを考えたことをやってみて、実際の経験や失敗を...

題名を見て大体言いたいことはわかっていながら、それでも読んでみた。また読む前に目次を読んでみて、ほぼ内容も把握できた。 いきなり大きなゴールを設けて、それに向けて詳細な筋道を作って、それに沿って進めるような方法ではなく、まず思ったことを考えたことをやってみて、実際の経験や失敗を素早く体験して、素早く学習し、修正や改善、時には中止している。それをどんどん繰り返して結果的に良いものを完成させるという方式を採用して成功しているケースを紹介している。 小さなかけの原則 1.実験する 2.遊ぶ 3.没頭する 4.明確化する 5.出直す 6.繰り返す とはいえ、やはり失敗することは基本的に嫌だという本能に近いものがあるので、それを受け入れられるマインドつまり、失敗に対処する積極的な態度が重要であり、 また失敗すればいいといわけではない。 重要のは失敗から系統的、組織的に学んでいく態度だ。何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを詳しく観察し、その情報から教訓をくみ取る事が出来る要因しないといけないと言っている。 そのために何事に対しても請求に結果を求める気持ち、いつも完璧でありたいという執念から自分を解き放たなければ、創造的能力を発揮することが難しい。

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2015/03/30

既知の答えに頼らずに、解決の手法を模索することで有効なアイデアを生み出し、問題解決のために創造的な手法を生み出していく必要がある。 そのためには、困難に直面した時に、「これは自分の能力をのばすチャンス」と捉え、トライ→再検討→エラー→…を成功するまで繰り返せる成長志向のマインドセ...

既知の答えに頼らずに、解決の手法を模索することで有効なアイデアを生み出し、問題解決のために創造的な手法を生み出していく必要がある。 そのためには、困難に直面した時に、「これは自分の能力をのばすチャンス」と捉え、トライ→再検討→エラー→…を成功するまで繰り返せる成長志向のマインドセットが必要。 困難をいちいち自己像と捉えていたら、毎日辛かろうと思うんだが、どんなもんかな…。 …そういう人が多いから鬱病が多いのか?

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2015/02/18

著者は「小さく賭けて、素早い失敗、素早い学習を繰り返す」ことの重要性を教えてくれています。素晴らしいアイディアよりも、小さな失敗の経験から練り上げられた現実策が成功の要因とのことでした。(フェイスブック・グーグル・アマゾンなどの事例も豊富)著者の言葉より。「実践するのはなかなか難...

著者は「小さく賭けて、素早い失敗、素早い学習を繰り返す」ことの重要性を教えてくれています。素晴らしいアイディアよりも、小さな失敗の経験から練り上げられた現実策が成功の要因とのことでした。(フェイスブック・グーグル・アマゾンなどの事例も豊富)著者の言葉より。「実践するのはなかなか難しい。実績を重ねるほど、失うものが大きくなるからだ。 「ユーザーからクレームが来たらどうするか」「失敗したら上司(社長)に叱られる」といった具合にネガティブに考えてしまいがちだ。そして、慎重になり、検討を重ね、スピードが遅くなる。仕事でなくてもプライベートでも、誰だって失敗はしたくはない。誰もやったことのないチャレンジには躊躇しがちだ。しかし、結果としてうまくいかなかったとしても、「本気でこれはイケる!」と思ってチャレンジして失敗したことなら、そこから得るものは必ずあるはずだ。失敗の原因を探って学習し、方向性を変えて再チャレンジする。それを素早く繰り返せば、ライバルよりも「小さな勝利」をつかめる確率が高まるのは当然だ。何より小さな失敗なら、取り返しは十分つく。

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2014/12/21

計画を立ててそれを完璧に実行するのではなく、とりあえずという感覚で実験的に実行していくことで、目的を達成しようという本。PDCAを沢山回すという感じだろうか。 面白かったけど、これが全てではなくバランスが大事だと思う。あと、小さく賭けた結果の判断とか撤退とか、そもそも何に賭ける...

計画を立ててそれを完璧に実行するのではなく、とりあえずという感覚で実験的に実行していくことで、目的を達成しようという本。PDCAを沢山回すという感じだろうか。 面白かったけど、これが全てではなくバランスが大事だと思う。あと、小さく賭けた結果の判断とか撤退とか、そもそも何に賭けるんだろうかとか、知りたいことが残される本だったと思う。

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2014/09/30

成功は、事前に決めた計画に従って順序正しく進める、直線的なアプローチでは難しく、小さく始めて失敗を繰り返し改善する実験的なアプローチが望ましいと、様々な例を出してきて述べている。本文中にもでてくるが、アジャイル開発のようなやり方だ。今のような経済や流行の変化が激しい世の中では良い...

成功は、事前に決めた計画に従って順序正しく進める、直線的なアプローチでは難しく、小さく始めて失敗を繰り返し改善する実験的なアプローチが望ましいと、様々な例を出してきて述べている。本文中にもでてくるが、アジャイル開発のようなやり方だ。今のような経済や流行の変化が激しい世の中では良いと思う。じっくり考え続けるのではなく、どんどん作って世の中に問うてみる、そのインフラ(双方向コミュニケーション、試作しやすい環境)は様々な分野で整ってきていると思う

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