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矢上教授の午後 の商品レビュー

2.8

13件のお客様レビュー

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2023/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

旅のお共として。あんま面白くなかったな。登場人物ごとにちょくちょく場面が変わるのがどうも。登場人物が多すぎてごちゃごちゃする。殺人が急すぎる感じ。結局管狐の復讐ってことなのか?

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2019/06/13

場面展開に最初はちょっと戸惑いましたが慣れればそんなに迷わず読めました。2時間ドラマでもみているような感覚。でもさすがに50章は多いかなf^_^;)伏線も多くてちょっと盛り込み過ぎなような…でも嫌いな作家じゃないです。 最後が切ないなぁ…動物のああいう最期にはちょっと弱いので。ほ...

場面展開に最初はちょっと戸惑いましたが慣れればそんなに迷わず読めました。2時間ドラマでもみているような感覚。でもさすがに50章は多いかなf^_^;)伏線も多くてちょっと盛り込み過ぎなような…でも嫌いな作家じゃないです。 最後が切ないなぁ…動物のああいう最期にはちょっと弱いので。ほかの作品も読んでみたいと思います。

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2016/08/27

とにかく章が細かすぎて、たらたらしてるし、状況が分かりにくい。普通の文章で書けば面白い事件になったかもしれないのになあ・・・ 残念!

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2015/08/23

章の数が多い。段落が変わったら次の章と言うくらいの勢い。24的とも言うか?でも、その切り替わりの早さが物語にリズムを与えています。 惜しいと思たのが、前半、咲の登場シーンが非常に多いのに途中からしりすぼみな事。あの勢いなら、彼女が探偵の助手だと思ったんですが違いましたね。 関...

章の数が多い。段落が変わったら次の章と言うくらいの勢い。24的とも言うか?でも、その切り替わりの早さが物語にリズムを与えています。 惜しいと思たのが、前半、咲の登場シーンが非常に多いのに途中からしりすぼみな事。あの勢いなら、彼女が探偵の助手だと思ったんですが違いましたね。 関係の無い他人同士と思った登場人物たちが、実はそうでもないと言う形式は「オリエント急行の殺人」に似ているとも思えます。 意外に面白かったです。

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2015/08/09

大学のオンボロ研究棟に嵐による停電で閉じ込めた人たち。そこで発見された殺人による死体。矢上教授が推理を進めていく。 人間関係とか研究とか私には判りづらく興味を感じるところが無く、楽しくページをめくるって事がなかった。

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2013/05/10

「れんげ畑のまんなかで」の作者か、道理でね、と思った。 力量ないのに目まぐるしい場面転換、カメラワークみたいな視点切り替えによるサスペンスフルな大作、みたいな難しいもの書こうとしなくていいよ。 そういうことして、カバーに杉田さんのイラスト使うと、本家の某作家さんと比べられてしま...

「れんげ畑のまんなかで」の作者か、道理でね、と思った。 力量ないのに目まぐるしい場面転換、カメラワークみたいな視点切り替えによるサスペンスフルな大作、みたいな難しいもの書こうとしなくていいよ。 そういうことして、カバーに杉田さんのイラスト使うと、本家の某作家さんと比べられてしまって本人的にも損でしょうに… と思ったけど、表紙+裏表紙の宣伝文句で買ってしまったんだから、損ではないか。でも、やはり印象は悪いですね。 1、きっかけとなる日常の謎部分が謎になってなすぎて(これが読者にわからないと思ってるのは作者だけ)、そのあとのたたみかけるような展開にまったくのれない。 2、「たたみかけるような」展開(と構成)が、技術がないせいでただただ読みにくい。イライラする。 3、キャラクターの造形が下手すぎて作品世界に入り込めない。できのよくないアイデアを無理矢理に成立させるため、という都合ありきでキャラクターが動いているから、不愉快なくらい不自然。 ただひたすら緻密に読んで頑張って表でも書けばそれで解けるパズルみたいなものを「本格ミステリ」で売らないでくださいね。 そんなんなら時刻表読んでたほうがマシでした。

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2012/10/11

じわじわと引き込まれる作品。 ミステリマニアの矢上教授を筆頭に癖のある教授、助教授、院生が多数登場する。 事件そのものよりも教授達のかけひきの方が面白いかもしれない。 頻繁に場面転換が行われるうえに登場人物が多いので、最初のうちは前のページに戻りながら読み進めた。 ようやく慣れ...

じわじわと引き込まれる作品。 ミステリマニアの矢上教授を筆頭に癖のある教授、助教授、院生が多数登場する。 事件そのものよりも教授達のかけひきの方が面白いかもしれない。 頻繁に場面転換が行われるうえに登場人物が多いので、最初のうちは前のページに戻りながら読み進めた。 ようやく慣れてきたところで事件発生。 ミステリ小説を読んでいると常にあやしい人を探してしまうが、この小説はあやしい人が見つからなくてちょっと困惑。 途中まで想像していた犯人は大はずれだった‥。 ついつい殺人事件に注目してしまうが、物語の冒頭に登場する「彼女」の正体がこの作品の1番の謎かもしれない。 冒頭に登場した「彼女」のことは、矢上教授達のドタバタに集中していて忘れてしまっていたのでラストで繋がった時にはちょっとした感動だった。 馳部教授が「彼女」に出会う日も近いのかなと想像すると、その話も読みたくなってしまう。

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2012/08/13

偶然が重なって密室と化した大学のおんぼろ研究棟。 普段ならいないはずの人たちがなぜか集まった状況で死体を発見! 研究棟の主・矢上”教授”が事件解決に乗り出す。 カットバックの要領で次々視点と舞台が変るのは面白いが あまりに細かすぎて眩暈がしそう。 大学外の描写は不要な気もするし。...

偶然が重なって密室と化した大学のおんぼろ研究棟。 普段ならいないはずの人たちがなぜか集まった状況で死体を発見! 研究棟の主・矢上”教授”が事件解決に乗り出す。 カットバックの要領で次々視点と舞台が変るのは面白いが あまりに細かすぎて眩暈がしそう。 大学外の描写は不要な気もするし。 謎解き部分は面白いし、キャラクターも魅力的なんだが どうもこの著者は合わない気がするなぁ…。

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2012/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日常の謎的な感じの連作かと思ってたので違ってて驚いたけど、 読み始めれば楽しく読めたのでよかった。 身近なクローズドサークルもの。 好みとしては咲に活躍してほしかったなぁ。 いや、活躍してくれたんだけど。 矢上教授は安楽椅子じゃなかったの・・・みたいな。 イメージからくる”活躍”を覆すという意味でも楽しめました。

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2012/06/04

ゆるい表紙とは裏腹に殺人事件主軸の密室もの。 かなり細かい章立てで場面が展開していき、 三谷映画のように徐々に核心に迫っていく面白さがあった。 登場人物は多いもののそれぞれキャラが立っていて役割に必然性があるのでさほど気にならず。 ただしミステリとしては謎の仕掛けが小粒。 ト...

ゆるい表紙とは裏腹に殺人事件主軸の密室もの。 かなり細かい章立てで場面が展開していき、 三谷映画のように徐々に核心に迫っていく面白さがあった。 登場人物は多いもののそれぞれキャラが立っていて役割に必然性があるのでさほど気にならず。 ただしミステリとしては謎の仕掛けが小粒。 トリックが単純なのは個人的にはかまわないけど物語の中のドラマ性が薄すぎる。 そこで本の厚さが気になる。 約400ページを割いたのに重みが残らない。 流れはいいし文章も読みやすいからさくさく進むので大きなストレスはなかったものの、その分淡白さが非常に気になる。 人間ドラマとしても一歩深みが足りない感じ。 他に読む本がないとき、手を出してがっかりはしないものの腰をすえて読む作品ではないなという印象。 解説でこの話に90カ月かけたとか書いてあったけどそれはむしろ作者を貶めているのではないかと思うくらい、悪く言えば重厚さに欠ける話だった。軽妙なのが魅力だと思ったけど。 アピールポイントを間違っている気がする。

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