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黄昏百鬼異聞録 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2012/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読みやすかったです。 淡々とした感じがよかった。 最初の短編のノリで読んでたら 最後は 協力体制☆ みたいになってしまい 残念でした。 んー、あんまり過去がどうこうとか それで熱くなる!とかは 個人的には いらないなぁ、なんて。 どうとでも関連づけできるし。 本自体が薄いので 少し時間が空いたなって時には読みやすいかも。 電車では、片道で終わってしまう...

Posted byブクログ

2012/05/26

短めのエピソードでいろんな妖怪のお話を取り上げながら、最終章に向けてゆっくりと伏線が仕込まれ、練り上げられてある。派手さはないけど、すごく面白かった。 また、キャラクターの思考がとってもピュア。これは著者がそういう人柄なのかな。 読者を選ばずに進められる一冊かも。

Posted byブクログ

2012/04/25

薄っぺらい。 1話のページ数が少ないのに各話ごとに次々と新キャラが出てくる。 ページ数が少ないからか、展開もひねりがなくご都合主義に感じる。 硬い文章と感情の起伏がない主人公とはマッチしていていい。

Posted byブクログ

2012/04/22

主要キャラクターの設定やストーリーなんかはよくラノベで見るようなものだという印象だったけど、登場する妖怪たちはすごく人間的だったり魅力的に描かれていたと思う。現代で妖怪を扱うといえば西尾さんの物語シリーズも有名だけど、こちらの方が、より現実に密着した形で、読みやすい作品だった。

Posted byブクログ

2012/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

≪内容覚書≫ 『見鬼』という妖怪を見ることができる能力を持った少年。 セーラー服を着た屍体を貪る妖怪の少女。 理系で小説家の叔父。 妖怪を見たい明るく前向きな少女。 非現実的なことなど信じない成績優秀な少女。 新しく学校にやってきたイケメンの教師。 父の死で、閉じていた少年の世界が開かれ、変わり始める。 学校周辺でも怪異の絡んだ事件が起こり始め…。 短編連作。 ≪感想≫ まず第一声! べとべとさんがかわいかった! 現代で妖怪、という設定で軽く読むのにいいと思った。 妖怪が出てきて現代設定だと、 京極夏彦の「京極堂シリーズ」が有名だが、 これは気軽には読めない。無理。 西尾維新の「物語シリーズ」も現代で妖怪が出てくるが、 妖怪がオリジナル。ちょっと違う気がする。 現代の妖怪もので気軽に読める点がよい。 妖怪に興味を持つきっかけになって、 世界が広がればいいと思う。 萌えすぎず、堅苦しすぎず、の淡々とした感じも、 個人的には好きだった。 ただ、全体的に、あっさりしているので、 もう少し各キャラをいじってほしかった思いもある。 特に妖怪関係。もう少し活躍させて欲しかった。 畠中恵の「しゃばけシリーズ」なんかは、 長く続いて、妖怪たちがすごく魅力的に育っている。 本作もシリーズ化して、 妖怪と主人公が成長していってくれたら嬉しい。

Posted byブクログ