妖怪萬画(vol.2) の商品レビュー
江戸時代に流行った大衆画を浮世絵という。本書では、妖怪を題材とした浮世絵を浮世絵師ごとに掲載されています。 また、各浮世絵師ごとに軽い紹介文も載っており、浮世絵師についても学ぶことができます 【こんな人におすすめ】 妖怪を題材とした浮世絵が見たい
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日本の妖怪はファニー! 怖いっていうより、愛嬌があって、どれも何だかかわいいの。 2巻では作者別に見られるから、制作者それぞれの色がわかって、よりおもしろい!
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- ネタバレ
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「妖怪萬画」シリーズの下巻。江戸時代~明治初期までの妖怪画約150点を、「版本の妖怪画」・「錦絵の妖怪画」・「月岡芳年・河鍋暁斎の妖怪画」の三つのテーマに分けて作者別・フルカラーで紹介する。 一巻レビューで指摘した問題点はそのままだが、一巻に引き続き、収録された妖怪画の幅の広さが本書の売りとなっている。鳥山石燕、葛飾北斎、歌川国芳といったビッグネームだけでなく、勝川春英、高井鴻山など比較的マイナーな絵師の作品まで多数収録しており、見てるだけでも楽しめる一冊となっている。特に月岡芳年・河鍋暁斎に関しては後半で一つの章を割いているだけあって多くの作品を収録している。また、美術評論家の椹木野衣氏による序文は、水木しげる氏に代表される近現代の妖怪ブームとその背景をテーマしており、とても興味深いものだった。
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