談志のことば の商品レビュー
とてもよかった。談志に対する素直な愛が全編から感じられた。この人は自分が(を?)認めない人に対して過剰に攻撃的なところがあるためあんまり好きではないのだが、この本には純粋に談志との思い出や談志への追慕の念が描かれるばかりで、自分も素直にいい話を聞けた、と思えた。いい本を読めた。
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立川志らくさんが書いた、生前の談志師匠のエピソード。 これは、エッセイというよりは、師匠へのラブレターに近い。 師匠が亡くなってから、悲しみを見つめる時間もなく、活動するのは、芸人魂としか言いようがない。 やっぱり、生で見たかったなぁとおもうけど、師匠の技は、弟子が受け継いでいる...
立川志らくさんが書いた、生前の談志師匠のエピソード。 これは、エッセイというよりは、師匠へのラブレターに近い。 師匠が亡くなってから、悲しみを見つめる時間もなく、活動するのは、芸人魂としか言いようがない。 やっぱり、生で見たかったなぁとおもうけど、師匠の技は、弟子が受け継いでいるから、それを見に行こう。
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談志に最も愛された弟子の志らくが語る談志の名言集。 長年の「談志信者」である私には、知らない名言がひとつもありませんでした。 以下、羅列。 「談志が死んだ」 「ふとした病で死にたい」 「立川クリスマスになる」 「田楽は円楽よりうまい」 「努力とはバカに与えた夢」 「プライド料をよ...
談志に最も愛された弟子の志らくが語る談志の名言集。 長年の「談志信者」である私には、知らない名言がひとつもありませんでした。 以下、羅列。 「談志が死んだ」 「ふとした病で死にたい」 「立川クリスマスになる」 「田楽は円楽よりうまい」 「努力とはバカに与えた夢」 「プライド料をよこせ」 「働いていないからお年玉はなしだ」 「俺は自分が偽物だとわかっているから本物なんです」 「落語何ておもしろいもんじゃねぇな」 「お辞儀は丁寧に」 「電気、消せ」 「ステレオ持ってきてくれ」 「へい駕籠、へい駕籠」 「金正日万歳!」 「酒や煙草をやめるやつは意志が弱い」 「おい、荷物を練馬に運んでおけ」 「癌は未練の整理によい」 「小言は己の不快感の解消だ」 「勝手に生きろ」 「死んだらみんなの了見がわかる」 「弓子を出せ」 「お前なんぞ、消えちまえ!」 「江戸の風」 「こいつライ坊ってんだ。いじめねえでくれ」 「ちんぼこを出せるかどうかだ」 「銭湯は裏切らない」 「馬鹿は群れたがる」 「志ん朝より五百円高くしろ」 「生き甲斐なんて少ないほうがよい」 「馬鹿は隣の火事より怖い」 「日本人は恥も外聞もなくなったのかね」 「ゴルフは身体に悪い」 「お前がいるから助かる」 「ドナヒュー一家に幸あれ!」 「ひばりは下品だ」 「馬鹿とは状況判断できないやつのことだ」 「人生成り行き」 「頑張れ志らく!」 「アステアが死んじゃったよぉ」 「ありがとう」 「電気つけろ」 あ、7つくらい知らないのがありました(笑)
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正直、これと言った目新しさはない。数ある談志本の中で特別な存在にならないだろう。この本は、談志のことばに隠された「談志イズム」を読み解く本。志らくの気持ちが強すぎて、気持ちがついていけなかった。
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