日本人が知らない軍事学の常識 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「2010年の延坪島砲撃…」では「砲弾のかなりは不発弾だった(老朽化させるほど更新が無いらしい)」又「地下核実験といえども、必ず出るはずの放射性物質が検知されない、通常爆薬によるフェイクではないか」と指摘。とすると現在の《危機》は北朝鮮の陸・空軍が崩壊寸前なほど弱体化している現状で《核脅威》を演出して米韓軍事演習を止めてもらいたい(演習は侵攻の準備段階でもあるから貴重な石油を消費して対応せざるを得ない)切望に対し、米・日の軍と軍需産業が、「中国は弱すぎて新たな兵器開発の予算が取れない悩み」への対策で迎合? 韓国だけが「キセノンの同位体を検出した」と発表したが、かの国は核プラフに付き合うことで利益を得るだけに疑惑がある。 後記;その後、韓国海軍は哨戒機への照準レーダー照射イシューで説明を二転三転させ、噴飯物の「反論映像」まで公表して「ハッキリ嘘をつく」正体をあらわした。 「日本原子力研究開発機構は7月20日、大気中の放射性物質を観測し、地下核実験を検知する移動式の装置を、北海道幌延町と青森県むつ市に設置すると発表した。」キセノンの同位体を検知できるそうで、核弾頭の小型化、大気圏再突入による劣化予防だけが《相互破壊保証》関係への距離とする、麻雀で譬えれば空リーチ=ブラフを真に受けるナイーブの偽装から、「それを破壊できる者は、それを所有していると言える」フェイクに付き合うのはもう止め「やれるもんならやってみな」ロジックに移行して、おそらく裏ルートでは土下座して平和的解決を模索 「中国のICB Mは液体燃料で、あえて衛星監視にさらされるよう核弾頭は別のところに保管されている」「中国の潜水艦は、米軍によって全艦出港以来すべて追尾できている」とすれば尖閣諸島を「潜水艦の潜航して太平洋への通路」と重要視するのは遠い将来に中国艦の静音性能が飛躍的にあがって、しかも米国に闇パンチ喰わせる可能性を匂わせる必要が生じた想定下となる。北朝鮮の潜水艦も把握しているだろう、 2010年天安艦沈没事件の真相も仔細に発表できるだろう、あるいは韓国を見放したあるいは関係者全員と韓国が無くなった数十年後には。私はおそらく、自沈事故を北朝鮮の仕業と言い繕ったと推測している。とすれば、セウォル号以上の大惨事、大不始末であるが。
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自衛隊の高官が自分が役を終えて書いた本。軍側からの事情が多い。特に配備されている兵器・人員についてなど。
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この著者の本はいつも水準が高く、がっかりさせられることがない。 軍事は政治外交の延長線上にある問題であることからいえば当然だが、広い視野で物事を見る姿勢は一貫しており、ぶれがない。 本書が論じる事柄の一端を挙げてみる。 著者は小泉元首相を「防衛面ではノーミス」と評価す...
この著者の本はいつも水準が高く、がっかりさせられることがない。 軍事は政治外交の延長線上にある問題であることからいえば当然だが、広い視野で物事を見る姿勢は一貫しており、ぶれがない。 本書が論じる事柄の一端を挙げてみる。 著者は小泉元首相を「防衛面ではノーミス」と評価する。それはなぜか。さらに小泉が叫んだ「自民党をぶっ壊す」なるスローガンの真意はどこにあり、それは我が国の外交防衛とどう関連しているか。アメリカがF-22を我が国に売らないのはなぜか、など。 これらの分析が真実をついているかどうかは私にはわからないが、説得力を感じることは確かである。そもそも、この手の書物を読む意味は、著者の到達した結論を知ることより、結論に至った過程、すなわち評論の幅の広さとか、考慮した要素の広がりに学べる点にあるのではないだろうか。 時の経過とともに入手が困難になるタイプの書物であるので、なるべく早期の購入をお勧めする。
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軍事学という学問は日本においては非常に違った発想に見られる。 しいては、まるで右翼の危険人物のように日本では取り扱われるきらいがある。 しかし、外交を行い、政治を営む人にとっては軍事学は非常に重要である。 軽んじられること自体が間違っている。 また、政治家は、軍事学について無知過...
軍事学という学問は日本においては非常に違った発想に見られる。 しいては、まるで右翼の危険人物のように日本では取り扱われるきらいがある。 しかし、外交を行い、政治を営む人にとっては軍事学は非常に重要である。 軽んじられること自体が間違っている。 また、政治家は、軍事学について無知過ぎる。
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