夏雪ランデブー(4) の商品レビュー
花屋の未亡人、六花に恋した葉月。 そんな葉月のライバルは亡くなった旦那さんで、 六花に未練を残した成仏出来ない島尾くんだった。 序盤は島尾くんがひたすら性格が捻じ曲がってて、 かなりイライラさせられる、けど、愛だよな…と。 終盤はかなりメルヘンな展開になるがどうにか着地。 今まで...
花屋の未亡人、六花に恋した葉月。 そんな葉月のライバルは亡くなった旦那さんで、 六花に未練を残した成仏出来ない島尾くんだった。 序盤は島尾くんがひたすら性格が捻じ曲がってて、 かなりイライラさせられる、けど、愛だよな…と。 終盤はかなりメルヘンな展開になるがどうにか着地。 今までの執着が急に薄れたようなさっぱりした結末。 まあそれまで身体乗っ取られ云々があったから、 このくらいでいいか、と。 アニメから入ったので、作画が綺麗で見惚れました。 大人の恋物語だなと思います。
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河内先生のファンになりそうな位引き込まれた漫画だった 4巻なのに話が綺麗にまとまっていて、まるで純文学読了後のような爽快感(?)があった 最後の1ページ読んだ後、ボーッとしちゃう位感動した最後もオシャレだなぁ 言葉の選び方とか、言い回しとか、心理描写も好きだな 背景画、人物画全...
河内先生のファンになりそうな位引き込まれた漫画だった 4巻なのに話が綺麗にまとまっていて、まるで純文学読了後のような爽快感(?)があった 最後の1ページ読んだ後、ボーッとしちゃう位感動した最後もオシャレだなぁ 言葉の選び方とか、言い回しとか、心理描写も好きだな 背景画、人物画全てオシャレだし、特にお花の絵が美しい 他の漫画も読みたいと思いました!
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最終巻。どうなることかと思ったけど、思ったよりもドロドロしなかったみたい。島尾くんもう体返す気ないんじゃないかとか、葉月はメルヘンの絵本の中に閉じ込められたままとか色々考えたけど、ちゃんと収まるべき場所に収まって良かった。生前山登りしてる島尾さんがイケメンに見えて仕方なかったな。爽やかイケメン。六花が、私が好きななった葉月くんはどこにいるの?って聞いたの予想外すぎてビックリした。それ島尾さんインしてる葉月に聞いちゃうかね。憑依してまで会いに来ているのに。島尾さん切ないな。メルヘンの絵本の話はよくわからなくて、軽くツラツラーっと読み飛ばした感あるけど、絵本の世界から追い出されて空中を浮遊する葉月は葉月で、3年間の島尾さんの気持ちも少しだけ汲み取れたのかな。辛いだろうに。最後の最後はあっという間に数十年後だったから、結ばれた直後の2人が見たかったかなって少し拍子抜け。島尾さん成仏させるには部屋を片付けるんですか。なんで島尾さんのこと見える葉月に頼まなかったのかなとやや疑問。
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こんなに泣けた漫画、久しぶりだった。 途中島尾くんに感情移入し過ぎて苦しくなりつつ・・・泣 素晴らしいラスト。 出会えて良かったと思えた作品です。 レンタルで読んだけど、保存版として購入した。
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無事に完結。落ち着くべきところに落ち着いたのは予想通りとして、最後の15ページが素晴らしい。余韻が…。
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これは…いろんな解釈ができそうな終わり方だなあ。ラストがなければ、たぶんすっと読み終えて切り替えられるんだろうけど、数十年後の世界があることで読後さまざま思考を巡らせてしまう。たぶんこれからも考えることになるんだろうな。心に残る。葉月くんも六花ちゃんも島尾くんも、きっと私は忘れない。上手い!の一言。2巻からは島尾くんのスケッチブックの内容も絡んでいて、本当、よくできてるなあと。
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2013/05/19 【やや好き】アニメは原作準拠だったんだな。 六花によって葉月の体は返却され二人は末永く幸せに暮らしましたという、人の一生を感じさせるラストは良かったがモヤモヤが残るのはやはり基本ホラーだからか?それとも三角関係ものだからか? すっきりとハッピーエンドのように...
2013/05/19 【やや好き】アニメは原作準拠だったんだな。 六花によって葉月の体は返却され二人は末永く幸せに暮らしましたという、人の一生を感じさせるラストは良かったがモヤモヤが残るのはやはり基本ホラーだからか?それとも三角関係ものだからか? すっきりとハッピーエンドのように見せかけてる割にはドロッとした何かが絡みついたまま残る読後感がなんともスゴイと思えば良いのか気持ち悪いと言えば良いのか迷う。 結局、島尾が成仏してなかったのも切ない…。 それとも自在に登場できる設定なのかな? そこだけ疑問が残ったんだけどなんでそういうことにしたんだろう? やはり真の主役だからか?(笑)
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この表紙が4つの中で一番好き。 ついに目の前にいる葉月くんの正体が島尾くんだと気付いた六花。 そして六花が前に進んでいることをまさに身を持って知った島尾くん。 本当に六花を思って、島尾くんへの思いごと受け止めようとする葉月くん。 誰も、皆悪くないのに苦しんでる。けど、前...
この表紙が4つの中で一番好き。 ついに目の前にいる葉月くんの正体が島尾くんだと気付いた六花。 そして六花が前に進んでいることをまさに身を持って知った島尾くん。 本当に六花を思って、島尾くんへの思いごと受け止めようとする葉月くん。 誰も、皆悪くないのに苦しんでる。けど、前に進むために必要だったのかもね。 最後のシーン、本当にすごく幸せな気持ちになった。
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旦那を無くし、花屋の店長として働く立花と、その旦那の幽霊である島尾、バイトの葉月3人の三角関係なお話。4巻完結。 執着と、人の心の移り変わり。三人の葛藤はどれも共感できるものだった。 ハッピーエンドで綺麗にまとまってて、久々にいい漫画を読んだなと思えた。
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花屋の若後家店長と、店長に惚れている若いバイトと、元旦那の幽霊の話。 最終巻。 普通に健康な男である私にとっての主人公は葉月くんになる。 本来の対象とすると、男二人から思われて揺れる店長が移入対象なのだろうけれど、異常な状況に置かれた3人それぞれの心情が丁寧に描かれていて、それぞれの幸せを願いたくなる。 いじましくも一途な葉月くんは報われて欲しくなるし、 健気で可愛い店長は幸せになってほしいと思うし、 島尾くんの心残りも、それはそれで納得できるし。 島尾くんと店長がそれなりの納得をして、葉月くんがちゃんとそれを助けた実があって、可愛い六花ちゃんを得て幸せになったのが、喜ばしいと思える、良い話でした。 面白かった。
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