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鈴木宗男が考える日本 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2012/07/01

国策捜査により逮捕収監されたことは「国家の罠」にてかかれている。なぜ、鈴木と佐藤は逮捕されなければならなかったのか。小泉政権で決定的となった新自由主義の台頭。格差差別をなくすために政治に必要とされるものはなにかを問う。

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2012/05/27

単調すぎて、最後まで読めなかった。 末は博士か大臣かという言葉に象徴されるように、どちらも重いものだったが、小泉政権以後軽くなった。大臣についても議員生活15年、当選回数5回が森政権までの基準点で、ムネオさんは2年早かっただけで嫉妬があった。結果的にこのことが、ムネオを逮捕させる...

単調すぎて、最後まで読めなかった。 末は博士か大臣かという言葉に象徴されるように、どちらも重いものだったが、小泉政権以後軽くなった。大臣についても議員生活15年、当選回数5回が森政権までの基準点で、ムネオさんは2年早かっただけで嫉妬があった。結果的にこのことが、ムネオを逮捕させる何かが働いたのか。 ムネオ逮捕の時は、800万しか貯蓄がなかった。一緒に逮捕された官僚は8000万とのことで、政治家は国民の税金で給料をもらっている。自分の次の世代の政治家を作る責任があり、その育成にお金を使う。これはマーちゃん自身も今は家庭生活で精いっぱいだが、将来偉くなった時に意識したいと思った。といってもバカみたく飲むのではなくて、決められた会合の2次会程度を面倒を見るといったくらいである。大卒者の公務員の給料は悲惨なくらい低い。

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2012/05/05

鈴木宗男と盟友、佐藤優、そして魚住昭の対談集。内容は、過去の事情の暴露を含めた内容もあり、やや偏り感はあるが、話しとしては読んでいて「ふーん」と思わせる。 佐藤優 「なぜ生産の哲学、成長戦略がきちんと出てこないのか。なぜ成長戦略を言う人は自分だけが儲かればいいという人ばかりなの...

鈴木宗男と盟友、佐藤優、そして魚住昭の対談集。内容は、過去の事情の暴露を含めた内容もあり、やや偏り感はあるが、話しとしては読んでいて「ふーん」と思わせる。 佐藤優 「なぜ生産の哲学、成長戦略がきちんと出てこないのか。なぜ成長戦略を言う人は自分だけが儲かればいいという人ばかりなのか。この根本問題を解決しないかぎり、現下の危機を克服することはできないと思います。なぜ、きちんと成長させて、そのせいかを社会に還元するという、普通の発想が出てこないんでしょうね」。「チャレンジをしないという主張。これも社会を壊しているのです」。 そうだよなと思う。自分自身も二者択一的な発想に陥っていることがある。どうしても、成長に伴う弊害が大きくなったから、反成長だという二者択一的な発想。成長がダメだったら、成長しなくてもいいじゃないかという視点。健全な成長には競争が大切だ。リスクを伴わない競争はない。 新自由主義的な政策が推し進められる中で、勝ち組・負け組とか、弱肉強食だとか、モノ・カネが人間の価値までをも測るモノサシになってしまった。そして、二項対立的に簡単に整理してしまう風潮ができてしまった。 鈴木宗男は「ウォーク&トーク」を始めたらしい。東京では毎月第一土曜日にするとのこと。これを佐藤優は、思いを伝えるための、皮膚感覚の可視化だという。絆の皮膚感覚としての実感。ボクも一度、「ウォーク&トーク」を見に行きたくなった。 鈴木宗男バッシングについての考察も面白かった。佐藤優は、その本質を「排外主義的なナショナリズムである」と分析する。人間は生まれながらに特定の共同体、民族、地域に所属しているというコミュニタリアン理論(共同体主義理論)があるが、これに対して、アイデンティティとは「発見」されるものではなく、もともと人間はいくつものアイデンティティを持っていて、特定の共同体や民族に属していると考えるのは、その「選択」によるものだと考えるというアマルティア・セン(インドの経済学者)の視点で分析をする。ポピュリズムとナショナリズムが結びついた瞬間、圧倒的大多数の日本人が同じアイデンティティを選択したという分析になろう。

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2012/04/12

鈴木宗男・魚住昭がそれぞれ佐藤優と対談している本となってます! 読みやすい!鈴木宗男の自叙伝と併せて読むとよりグッと惹き込まれます! 久しぶりにいい買物をした(*´ω`*)

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2012/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*寄付 採用されず かけた情けはみずに流し、受けた恩は石に刻む 「受けた恩はみずに流し、かけた情けは倍付にする」という人もいる 今の世相は江戸の元禄期でなく、化政期に似ている 軽薄なお笑いが隆盛。国学が盛ん。(外国に感心をもたない) 民主主義というのは社会各層の利益を代表した議員が、議論に議論を重ねて得た結果に責任を負う。これが最大の約束事。 ウォーク&トーク 月一回街行くひとと話をする 銀座第一土曜、札幌第2日曜 ファシオ イタリア語で束 今の保守政治家は、社会と結びつくだけの根を失ってしまい、イメージ操作によって成り立っている 「恋」松山千春がストリップ劇場の照明係をやっているときに作った歌

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2012/03/31

 主題は「鈴木宗男」にスポットを当てているが、収録された対談2回ともに出てくるのは佐藤優氏だ。最初は鈴木-佐藤、次が魚住-佐藤である。  内容は今までも語られたエピソードが多く、鈴木宗男氏の政治家としての宣伝が主体だ。  ただ、魚住-佐藤の後半は多少なりとも読み応えがある。佐藤優...

 主題は「鈴木宗男」にスポットを当てているが、収録された対談2回ともに出てくるのは佐藤優氏だ。最初は鈴木-佐藤、次が魚住-佐藤である。  内容は今までも語られたエピソードが多く、鈴木宗男氏の政治家としての宣伝が主体だ。  ただ、魚住-佐藤の後半は多少なりとも読み応えがある。佐藤優に期待してわざわざ買う程の対談集ではない。

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2012/06/02

2012/3/29 Amazonより届く。 2012/5/29〜6/2 鈴木宗男氏と盟友、佐藤優氏、佐藤氏とジャーナリスト魚住昭氏の対談による、鈴木宗男氏の政治観を浮き彫りにしようとする書。最近、佐藤優氏の著作を良く読んでいるが、鈴木氏や佐藤氏が逮捕されてからの日本の政治を顧み...

2012/3/29 Amazonより届く。 2012/5/29〜6/2 鈴木宗男氏と盟友、佐藤優氏、佐藤氏とジャーナリスト魚住昭氏の対談による、鈴木宗男氏の政治観を浮き彫りにしようとする書。最近、佐藤優氏の著作を良く読んでいるが、鈴木氏や佐藤氏が逮捕されてからの日本の政治を顧みると、どちらが正しかったのか、という気になる。全面的に支持するわけではないが、私は鈴木ー佐藤氏らにシンパシーを感じてしまう。

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