ブラディ・ローズ の商品レビュー
久し振りの今邑本。 やっぱり手放しで面白い! 妄想と現実が混ざり合っていて、どこからどこまでが本当の事なのかわからなくなります。 結局、どのキャラクターも一筋縄ではいかない曲者だった・・・と読み終わった後に思ったのでした。
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美しい薔薇園を持つ屋敷の主人のもとに嫁いだ花梨。彼の二番目の妻は謎の墜落死を遂げたばかりだった。やがて、花梨のもとに悪意を剥き出しにした脅迫状が届くようになる。 プロローグからどんどん引き込まれていきました。薔薇は綺麗だけどトゲがある。美しくて妖しくて。 そんな薔薇に囲まれて何年も過ごすと、心がその妖しさにどんどん魅了されていってしまうのか。 傑作長編サスペンス。ラストの犯人の心理描写が絶妙です。
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私にしては珍しく2日で一気に読んでしまいました。 読みやすく、先が気になる内容です(^^) ルームメイトと同様にラストにまだ続きを思わせる終わりかたでした。
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今邑さんの本はさくさく読めるので、この本も序盤から作品の世界に入り浸り、一気に読み終わってしまいました。 更に、この作品では妖しく咲く薔薇、見事な洋館と亡くなった美しい妻と魅力的な舞台道具が満載で、すっかり魅せられてしまいました。 薔薇の描写は細か過ぎて、冗長に感じましたが… ...
今邑さんの本はさくさく読めるので、この本も序盤から作品の世界に入り浸り、一気に読み終わってしまいました。 更に、この作品では妖しく咲く薔薇、見事な洋館と亡くなった美しい妻と魅力的な舞台道具が満載で、すっかり魅せられてしまいました。 薔薇の描写は細か過ぎて、冗長に感じましたが… 犯人は毎度ながら予想も尽きませんでした。今邑さんの他作品「ルームメイト」や「そして誰もいなくなる」などのように、展開が二転三転することが余りなかったのがやや残念。 エピローグが後味悪くて、もやもやした読後感になってしまいました。
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こってりとしたいやらしさが滲み出ているわりには、さっぱりと後味よろし。 穏やかな語り口にも惹きつけてやまない魅力がある。
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久しぶりの今邑さんの新作!と思ったら1990年代の本の改訂だったのかと知りがっかり…。それが今回一番のどんでん返しだった(笑) 舞台設定と謎の手紙を誰が出したのか…。登場人物が少ないけれどよく分からないまま作者の考える通りにダラダラとひっぱられ、最後は「へー」となっている。これ...
久しぶりの今邑さんの新作!と思ったら1990年代の本の改訂だったのかと知りがっかり…。それが今回一番のどんでん返しだった(笑) 舞台設定と謎の手紙を誰が出したのか…。登場人物が少ないけれどよく分からないまま作者の考える通りにダラダラとひっぱられ、最後は「へー」となっている。これぞ醍醐味、ではあったが帯のあおり文句ほどの衝撃は無し。エピローグの最後の場面は結構好きだった。おまけではあるけど、話の幅(?)がぐっと深くなる気がする。そういう仕掛けが今邑さんはとてつもなく上手。 今回は、それほどハラハラ感が無かったので星3つ。 改訂版ではなく頼むから新作出してー!
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前からファンだった今村さん。本屋にいったら文庫本の最新刊のコーナーで見つけて即購入してしまった。 最近は彼女の短編集ばかり読んでいたけど、やっぱり長編もいい。現実ばなれしたロマンチックな舞台設定が最高!!女の情念の渦巻くゴシックホラーという感じで、個人的にとても好きな作品だった。
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初めての今邑さんの作品。 前々から興味を持っていた作者だけに期待は大。 読み進めていくうちに次第に虜になっていく。 読み始めたら止まらない、の言葉通り、一気に読んでしまった。 ゆっくりとした調子でストーリーは始まっていく。 けれどいつの間にか目の離せないことに。 いつ加速したの...
初めての今邑さんの作品。 前々から興味を持っていた作者だけに期待は大。 読み進めていくうちに次第に虜になっていく。 読み始めたら止まらない、の言葉通り、一気に読んでしまった。 ゆっくりとした調子でストーリーは始まっていく。 けれどいつの間にか目の離せないことに。 いつ加速したのか読んでいて気付かなかった。 最後の最後、エピローグまで油断しないで読んでほしい。 そして個人的には、エピローグの更にその後が読みたい…
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