デザインの手がかり の商品レビュー
スープデザイン尾原さんの著書。 著者の過去や考え方を振り返った著書『逆行』とは違い、デザインとは何かという専門的な視点で詳しく書かれた内容です。 要点を簡潔にまとめられてあって、学ぶべき要素がたくさん。 お仕事仲間との対話ページでは、なかなか難しい会話が繰り広げられていて、意識の...
スープデザイン尾原さんの著書。 著者の過去や考え方を振り返った著書『逆行』とは違い、デザインとは何かという専門的な視点で詳しく書かれた内容です。 要点を簡潔にまとめられてあって、学ぶべき要素がたくさん。 お仕事仲間との対話ページでは、なかなか難しい会話が繰り広げられていて、意識の高さに憧れます。 紙媒体、特に“本”の魅力がとても伝わり、尾原さんの考え方をもっと知りたくなりますね。
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ちょっとわがままなデザナーズトーク。言葉の端々に親しみがあるけど、デザイナー視点が色濃い感じで、共感部分はあれど気付かされる箇所が殆どなく、あまりためにならなかった。 トランジットのデザインは素晴らしいけど、この本は★3。
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具体的な手法を紹介する本というよりも、日頃どういう気持ちや考えでデザインと向き合っているか、にウェイトが置かれていると思う。
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Designとはなんであるのか。それを、理論と体感、実感を通じて考えてみるという試み。Designはディティールを一つ一つ書いていって、クオリティを上げていくっていう向かい方。手を動かすことで、自分の言葉に近づいて行く。例えば紙面上の空間を、写真や文字を置いてゆき世界観を作る仕事...
Designとはなんであるのか。それを、理論と体感、実感を通じて考えてみるという試み。Designはディティールを一つ一つ書いていって、クオリティを上げていくっていう向かい方。手を動かすことで、自分の言葉に近づいて行く。例えば紙面上の空間を、写真や文字を置いてゆき世界観を作る仕事。余計な装飾を追加せずに、必要な要素を単純に配置する。その上で、ズレがあることで作り手の意思がはいる。ほんの少し心を、感性を動かすこと。Designは素敵だなと感じる、自身の生活や仕事に役立つ一冊。
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「R25」「広告」「TRANSIT」などを手がけるスープデザインの尾原氏による独自のデザイン論です。前著「逆行」でもそうだったんですが、著者は所謂デザイナーになるための王道路線から外れた道を歩んできたタイプなので、一つ一つの視点が想定外で面白いです。それでいて時折デザインの核心を...
「R25」「広告」「TRANSIT」などを手がけるスープデザインの尾原氏による独自のデザイン論です。前著「逆行」でもそうだったんですが、著者は所謂デザイナーになるための王道路線から外れた道を歩んできたタイプなので、一つ一つの視点が想定外で面白いです。それでいて時折デザインの核心を突いてくるような見解もあり、色々と勉強になるところも多いです。本書はデザイン論部分と対談部分があり、それぞれ違った特色があります。ただ、話し言葉で書かれているので、多少読み難い部分もありました。著者の手がける雑誌のデザイン同様、実験的・挑戦的要素の多い本でもありましたね。
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