いじめないで。 の商品レビュー

阿蘭ヒサコ,冨部志保子【著】

2023/09/19

(前半の話について)
・今まで虐待する気持ちは分からなかったが、今回は母親に問題があったわけではなく、母親を取り巻く環境に問題があったケースである。(もちろん、母親の自己肯定感の低さは大なり小なり関係していると思う)
・子育ての孤立は想像以上に母親を追い込むことになることを学んだ。
(後半の話について)
・「いじめられたくないから、自分もいじめる側に回ってしまった」という経験をした人は少なくないと思う。そのような人たちを増やさないために、大人は何ができるのか考えさせられた。

2022/10/09

ちょっと薄っぺらいというか、綺麗事っぽいというか…軽めの文章だったけど久々の読書としては読みやすかったです。
2篇どちらの話ももう少し未来のことまで描いてほしかったな。どう変わったとか。

2015/05/31

乳児の虐待と中学生のいじめ2本の小説と、解題からなる構成なんだけど…中途半端な解題なら書かずに物語を読者に投げっぱでも良かったような…。
そして、似ているようで違う二つの問題について「いじめないで」とひとくくりにする事で、結局どちらも、かすむという…。
「道徳」の教科書の様な、やや薄っぺらい嘘くささはぬぐえない。
直球のタイトルの割に、「来ない」本だった。

2012/04/08

ドコモがNPO支援をしているんだ。理事長が中村前社長がやっているんだ。へえー

昔のいじめはわかりやすかった。20年前までパソコンもケータイもなかったからね