柳生忍法帖(上) の商品レビュー
河出文庫の巻末にやたら山田風太郎の紹介があったので読んでみました。昭和の娯楽小説。 うーん、あんまり好みではないかな?松本清張を読んだ時みたい。 もしくは最近のジャンプ。能力バトル。 巻末の著者インタビューが1番よかったです。 1962年の記事。漢字をあえてカタカナにするところに...
河出文庫の巻末にやたら山田風太郎の紹介があったので読んでみました。昭和の娯楽小説。 うーん、あんまり好みではないかな?松本清張を読んだ時みたい。 もしくは最近のジャンプ。能力バトル。 巻末の著者インタビューが1番よかったです。 1962年の記事。漢字をあえてカタカナにするところに時代を感じる。この文化いつなくなったんだろ。オリーブもこんなですよね。可愛いと思うけど。 最近、読んだことない作者を選んでは、うーん、微妙、を繰り返している。すごい!天才!最高!って思わなくなってきたのは歳のせいか、勘が鈍ってるのか、もともと好きな作者読めばいいのではないかということなのか。 好みの問題ですが。 シュペルヴィエルを読んだ時みたいな感動はないな、最近。更級日記はびっくりしたかも。
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宝塚歌劇の舞台の原作という事で読みましたが。没頭して読んでしまいましたー面白い!長編だけれど、映画を見ているかのように通して読んでしまいました。
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月村了衛が山田風太郎受賞記念の「はじめて山田風太郎作品を読む人におすすめ5冊」の企画で筆頭に挙げていたので購入。実際に読むまで1年半積んでたことを後悔するおもしろさ。なるほどこれが月村作品のエンタメ精神の源流なのかと得心。めちゃくちゃ強い人(柳生十兵衛)をいかにして苦戦させるか(...
月村了衛が山田風太郎受賞記念の「はじめて山田風太郎作品を読む人におすすめ5冊」の企画で筆頭に挙げていたので購入。実際に読むまで1年半積んでたことを後悔するおもしろさ。なるほどこれが月村作品のエンタメ精神の源流なのかと得心。めちゃくちゃ強い人(柳生十兵衛)をいかにして苦戦させるか(物語を盛り上げるか)というところで設定のうまさが光る。
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おもしろすぎて1日で読んだ。最近山田風太郎にハマっているのだが、どの本もハズレがなく本当にこの人は天才かもしれないと思うこの頃… 甲賀忍法帖よりもかなりグロく残酷なシーンがあるが、その分復讐に燃える女性たちを応援したくなる。下巻も期待!
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怖ろしやー。 電車で夢中になって読んでたら、 降りる駅すっとばしてもーた。 もーすばらしく面白い。 文句なくアクション活劇の横綱。 ページをめくる手が止まらん。
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加藤家の凄惨たる非道さも七人の女性たちの魅力もおゆらの切なさも十兵衛のかっこよさも全てよくまとまっていて、読み応えのある作品だった。
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天丸を掘から救い、果敢に散った地丸と風丸も駕籠で連れ帰る丈之進の愛犬たちとの関係がいい。極悪非道の悪人だけど憎めない一面。 堀一族の女たちの結束の意外な脆さに苦笑い。ガールズあるあるw十兵衛がかっこいいので仕方ない展開。それでもこの犠牲は…女難にモヤモヤしつつ下巻へ。
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Y十Mではまったので原作も。 エロ・グロ・アクション全てで楽しませてくれる快作。 十兵衛が格好良すぎる。おゆらの方が惚れるのも無理はない。 後半は堀一族の娘たちの影が薄く、おゆらがヒロインになったような。
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