炎上 の商品レビュー

遠藤武文【著】

2015/09/13

通称裏店にいる安孫子警視正。
相当の変わり者だけど事件の真相ははっきりつきとめる。犯行動機わかると全部悲しい事件ばかり。

2015/06/02

我孫子警視正、頭は相当キレる。でも口は悪いし、偏屈っぽい。周囲を振り回すほどの、この人のキョーレツなキャラは小説だから許せる。でも自分の近くにはいてほしくない人物だ。こんな人そばにいたら「めんどくせー」と思ってしまう。

ゴキブリの話は相当気持ち悪かった。

2015/05/12

#読了。短編集。迷宮入りの事件が送られてくる警察庁情報分析支援第二室、通称「裏店」にたった一人所属する、キャリア・安孫子弘。変人のキャラクターをまといつつ、理知的な分析力を基に事件を解決する。

2014/12/09

いまいち面白いとは・・・。
続編の方が面白かったので
炎上も読みましたが・・・。
正直がっかり。

2014/08/10

警察庁情報分析支援第二室、通称「裏店」このキャリア警察官僚が迷宮事件をたちどころに解き明かしていくというのは良いのだけど、今ひとつ乗り切れませんでした。推理力に卓越した人が変人であるというのはよくあるけど、おしゃべりで普通の人をもっと振り回して欲しいと思うのはどこかの名探偵に影響を受けすぎなんだろうなぁ。でも、続編出たら読みそう。

2013/03/11

警察庁キャリアの我孫子さん。
バチスタシリーズの白鳥や、隠蔽捜査シリーズの竜崎を彷彿させるキャラ。

2013/02/03

最近では、ある意味珍しい正統派なミステリー。
普通なら★４と行きたいのですが、迷宮入り事件の部署なのに、連作短編の1作目以外その設定がまったく生かされていないので★３で。

2012/06/03

新しい警察小説か！なんでも判りすぎんだろ！突っ込みたくなりますが、4つの短編連作集だからサックリいけます。

今度は主人公我孫子が騙されるパターンもありではないでしょうか？

2012/05/31

久々に遠藤武文を読む。
面白い。　
驚異の洞察力を持つサイボーグみたいな警視、我孫子が冴えまくる。
洞察力というより、「驚異の正確な想像力」と言えるくらいのイメージング。
お宮入りしかけている事件の詳細をちらっと見ただけで、「犯人が分かった」となる。
短編集（中編？）なので読みやすい。
最後の「炎上」はダブルミーニング。　

2012/04/30

未解決事件の資料が集まる警察庁情報分析支援第二室。そこに集められた事件を解決するのかと思いきや、そうではありませんでした。意外な肩透かし。
安孫子警視正のキャラクターが凄すぎます。変人っぷり、洞察力の凄さ、とにかくトップクラス。でもお近づきにはなりたくありません。
お気に入りは「窃盗犯」。事件の真相を暴くに到る目の付け所が凄いなあってのはもちろんありましたが。この事件で一番悪どかった人って……！　狡猾な悪意が一番恐ろしいと思った一作です。