返事はあした の商品レビュー

田辺聖子【著】

2023/10/22

ルルちゃん最高。気強くて可愛いし愛嬌もあるし食べることも大好き。人間として生命力溢れているよ、憧れる。1980年代にOLとして生きていたかった、、

2023/07/10

主人公は24歳OLのルルちゃん。恋人と寄席に行ったり、行きつけのお店でおいしいものをたくさん食べたり、毎日楽しく過ごしてる。そんなアクティブで明るいルルちゃんだけど、恋人との関係性に悩んでいる。
友達の恋バナを聞いているようでとっても楽しい。だけどその中にハッとさせられるような言葉も詰まっていて、深い小説。

2022/04/19

結婚と恋愛と将来と、色々と思考がゆらゆらする全24歳の働くオンナ(とオトコ)にお薦めしたい。またまた聡明な女性であり夢みる女のコであり、素敵な主人公ルルちゃんに出会えた。。ほんとに田辺さんの小説に出てくる男女も食事も素敵すぎて一生読める

2021/08/05

主人公の江本留々さん、
とにかく愉快で愛嬌たっぷり
女の子ってこんなにかわいいものなのですよ

醜い感情、汚い言葉、惨めな環境？
たしかに女の子に付き纏い、苦しめるものはあるけれど、、
いやいやそうじゃないのよ
そう悪くもないのよ女の子ってもんは♩

男性も女性も、全員がこの本を読むといいと思いました

女の子に夢を見ている男性も
恋がうまくいかないと絶望している女性も。

きっとみんな、人生はそう簡単じゃないけど
寒い冬にあったかいうどんを食べるようなことや
元気がないときに声をかけてくれる人がいることなど
小さいけどありがたい幸せが
人生を、女の子もそう悪くもないと思わせてくれる

いくつものなるほどネ〜と思わせてくれる言葉を見つけ、思わず付箋を貼り貼りしました

あー楽しかった！

2013/11/02

大好きな恋人なんだけど、なんとなくココロの結びつきを感じられない違和感。
相手の気持ちよりも自分の気持ちの方が大きいと実感する時のやるせなさ。
主人公ルルの迷いにとても共感できる。
ラストは前向きでスッキリできた。

2013/05/27

田辺聖子さんの使う日本語が好き。田辺聖子さんの描く恋愛の歓楽哀情のほろ苦さが好き。中でも、自分は1番好きなんだけど相手の温度はイマイチ、という恋人との噛み合ってない感じの描き方や、盲目的に愛してる恋人よりもむしろ男友達との方が気兼ねなく付き合える感じの描き方が絶妙。私も大阪生まれだったらもっとこの本を好きになってたなぁ。アズマ女に生まれたことを田辺聖子に出会って悔いる。
この作品、恋愛経験が重なってくる20代後半以降の女性の胸に響くんじゃないかしら。もちろん独身の。
もやもやする自分の感情に名前をつけたい時に手にとるタイプの本の一つかな。

2012/05/06

同僚の先輩からオススメされた本。

なるほどねー。
私の周りの人間関係、思い返しました。

関西弁が、わりとコテコテで、
うーん？ともなったけど、
何気に笑えるとこもあった！

2012/04/30

大阪のおうどんが食べたい！食本ではないのだけど、おだしの効いた熱々のおうどんを誰かと一緒に食べたくなること受け合いのほくほくする気持ちになれますぞ。

2012/04/10

田辺聖子さんの小説を読むのは、もう何冊目だろう〜。

これも面白かったけど、いつまでも恋に仕事にグルメに楽しんで迷って揺れてなんて小説を読んでいてはいけない気になってきた。

結果ださなきゃ！