宇宙小説 の商品レビュー
宇宙兄弟が大好きで手にとった本。 短編小説としては、わりと普通な内容なんだけど、小山宙哉の挿絵が初めに入るだけで、頭に浮かぶ絵が漫画になって楽しかった。 絵の力はすごい。
Posted by
宇宙開発って実際に何に役立ってるの?とか、莫大な資金をもっと使うべきところがある、とかちょっと考えがちだけど、宇宙のこと考えるのってどうしてこんなにワクワクするんだろう。 この無根拠なワクワクは案外人生に大事だったりする。そのための宇宙であり宇宙飛行士でもあるのでは?
Posted by
宇宙兄弟の関連本というよりは、宇宙にちなんだ話を9人の小説やらエッセイをまとめた本。 個人的には向井万起男さんの合間合間に入ってくる「ウィキペディアより宇宙のこと、知ってるよ」という豆知識が短いながらも、へーとうなづけつつも面白い。 収録されている作品は、心温まり、努力する...
宇宙兄弟の関連本というよりは、宇宙にちなんだ話を9人の小説やらエッセイをまとめた本。 個人的には向井万起男さんの合間合間に入ってくる「ウィキペディアより宇宙のこと、知ってるよ」という豆知識が短いながらも、へーとうなづけつつも面白い。 収録されている作品は、心温まり、努力する大切さ、夢に、向かう大切さなど共通するところがおおくあり、どちらかというと子供たちにこそ読んで欲しいかな。
Posted by
40:小説あり、エッセイあり、ツイッターの転載あり、と小粒で何度も楽しい宇宙アンソロジー。執筆陣も豪華ですよ! 安定の辻村深月さん、楽しんで書いているのが伝わってくる福田和代さん、心の震えるような切なさを描く常盤陽さん、繊細なたのしみとおかしみの宮下奈都さん、そしてうまい! と唸...
40:小説あり、エッセイあり、ツイッターの転載あり、と小粒で何度も楽しい宇宙アンソロジー。執筆陣も豪華ですよ! 安定の辻村深月さん、楽しんで書いているのが伝わってくる福田和代さん、心の震えるような切なさを描く常盤陽さん、繊細なたのしみとおかしみの宮下奈都さん、そしてうまい! と唸ってしまった中村航さん。初読の方もいましたが、地に足のついた「宇宙」の物語、堪能しました。楽しかった!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辻村深月『宇宙姉妹』 →文系姉と理系妹の話。お互いに無い物ねだりで、良い関係で思春期を迎えられそうで良かった。。 向井万起男『ウィキペディアより宇宙のこと、知ってるよ』 →奥さん有名だけれど、旦那さんも凄かったのか。。 福田和代『メンテナンスマン!』 →近未来的。夢が現実になった時の気持ち。確かにそうかもしれない。。 高橋源一郎『似てないふたり』 →コラム?? 息子さん二人について。 常盤陽『1960年のピザとボルシチ』 →ガガーリンの友人の話だろうか。。 一番印象に残った話。 本谷有希子『無重力系ゆるふわコラム』 →体験記。 宮下奈都『楽団兄弟』 →宇宙が直接的でなかった、ちょっと他と違うお話。 ダ・ヴィンチ・恐山『アポロ13 借りてきたよ』 →ツイッター形式。もう一度、きちんと観返してみようかな。。 中村航『インターナショナル・ウチュウ・グランプリ』 →こういう話大好き!! 幼馴染っていいなぁ。。 小山氏のイラスト付。 満足の1冊でした。
Posted by
表紙を見て読みはじめたんだが、大正解!作者の布陣も素晴らしい。なんせ漫画の絵柄がスゴくマッチしている。
Posted by
企画の意図はいまひとつ見えない本で、収録作も玉石混交の感じ。辻村深月の短編が良かった。この人って子供を書くといい作品多い。泣けた。
Posted by
1つ1つのお話もおもしろかったし、向井万起男さんの豆知識コラムもマニアックすぎておもしろかったです。宇宙兄弟知らないまま読んだので、原作とのつながりはわかりませんが、さくっと読めちゃうほどよいエンタメでした。
Posted by
宇宙にちなんだ短編集。宇宙兄弟に関連あるのかないのか微妙なところも面白かった。短編集の主人公を小山宙哉がイラストしてたり、コラムも面白く読めた。
Posted by
さすが辻村さん。思春期の周りとなじめない女子がうまいなあと思う。関係の悪かったお姉ちゃんと妹が素直になって分かり合えるのは、宇宙の力かなあ。素直になると、二人ともいい女の子だった。 福田さんの話は、前に読んだ小説の設定だった。つむじが好きなエンジニア。
Posted by