1,800円以上の注文で送料無料

あれから の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

しっかりとした、母でした。 万智ちゃんがぁ~。 の歌詠んでたよね。 物語のように。 あの日(3.11)からの時の流れ。 想いが母目線で綴られていて。 一貫しております! 仙台在住だったコト。 息子さんとの離島暮らしを選んだこと。 知りましたぁ。  旅人の  目のあるうちに  見ておかん  朝ごと変わる  海の青あお

Posted byブクログ

2012/04/27

(No.12-35) 短歌集です。 私は短歌にはあまり関心がないので、俵万智さんはとても有名な方ですが「あれから」でなければ多分読まなかったでしょう。 仙台に住んでいて小さなお子さんもいたことも知りませんでした。 万智さんは、強い人だと思う。 自分の行動や思ったことを作品にし...

(No.12-35) 短歌集です。 私は短歌にはあまり関心がないので、俵万智さんはとても有名な方ですが「あれから」でなければ多分読まなかったでしょう。 仙台に住んでいて小さなお子さんもいたことも知りませんでした。 万智さんは、強い人だと思う。 自分の行動や思ったことを作品にして出版する。 誰が読むのか分かりません。私なら恐くてそんなことは出来ない。 作家、芸術家とは、作品をつくることはもちろんですが、それを発表することが出来る人たちなんだと改めて思いました。 作品の中からひとつだけ。 「子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え」 もし万智さんが母でなかったなら、どうだっただろう。子がいたからこんなに強くなったのかもしれない・・・。

Posted byブクログ

2012/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3.11後仙台を離れた俵万智さん 母親の子どもへの愛情が伝わってくる。 子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え

Posted byブクログ

2012/04/01

人間として、親として、至極まっとうな感情が詠まれている。 また避難先の南の島で、子どもが本来の自然の感覚を取り戻していく姿も感じられる。 この想いを、作者の選択は、勇気のあること。 安全とか、直ちには、とか誤魔化して、子どもたちを放射能に曝すことが勇気あることでは、決してない。

Posted byブクログ