プロ野球審判 ジャッジの舞台裏 の商品レビュー
ほとんど読む価値無し
審判になった経緯とか半生を振り返るところはいくらか読めたものだったが、一部のスタープレイヤーの礼賛や、審判員内部のうちわ話などはどうでもイイ。 こと特定のプレイヤーへの肩入れは、ジャッジの公平さを疑ってしまう。
大響
プロ野球史上に燦然と輝くイチローの10年連続200本安打も、メジャー先駆者・野茂のトルネードから繰り出される落差30センチのフォークも、落合の3度の3冠王という偉業も、それらすべての場面に審判の判定があった。“億プレーヤー”達の超絶美技を最も近くで見て、裁いてきた審判。そのひとり...
プロ野球史上に燦然と輝くイチローの10年連続200本安打も、メジャー先駆者・野茂のトルネードから繰り出される落差30センチのフォークも、落合の3度の3冠王という偉業も、それらすべての場面に審判の判定があった。“億プレーヤー”達の超絶美技を最も近くで見て、裁いてきた審判。そのひとり山崎夏生審判の、29年間にわたる汗と涙と絆の物語。 前作に遡って読んでみた。人間くさいエピソードが満載。
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野球好きはもちろん、野球好きにかぎらず読んで欲しい。学生から社会人、なにかを頑張りたい主婦まで。わたしはもう一度よみます。
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読んだ。 昨年プロ野球審判員山崎夏生さんの自伝。 高校球児やプロ野球引退など野球人としてのハイキャリアな 人材が集まるプロ野球審判員の中、北大野球部補欠、 日刊スポーツ記者からの転職という異例のキャリア。 それでも60歳定年まで審判員を務め、 また自称史上最多の退場宣告数を...
読んだ。 昨年プロ野球審判員山崎夏生さんの自伝。 高校球児やプロ野球引退など野球人としてのハイキャリアな 人材が集まるプロ野球審判員の中、北大野球部補欠、 日刊スポーツ記者からの転職という異例のキャリア。 それでも60歳定年まで審判員を務め、 また自称史上最多の退場宣告数を誇る、その理由とは? あまりクローズアップされない、審判員の試合調整や生活、 プロとしてのプライドにふれられてて新たな発見になった 近年とりいれられた審判のポジションによって、最近よく言われる 内角、外角の取り方の違いが出ることになったなど興味深い 内容が満載
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試合中の隠れたエピソード、日米の審判についての違いなどの話題も面白いが、何といっても、北大野球部からサラリーマン生活を経てプロ野球審判という無謀な道を選んだ山崎さんの野球バカ人生が大迫力。読み応えありました。
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野球好きなら文句なしに面白い1冊だと思う。 詳しい感想はこちら: http://www.trashpot.org/scratch/2012/05/post_155.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の山崎さんは野球では無名(失礼!)の北大野球部出身。卒業後も職業としての野球への夢断ち難く、折角就職した新聞社を辞めプロ野球審判への扉を自らの力でこじ開けて以後29年間第一線で活躍された。この本が他の数多の野球本と一線を画しているのは山崎さんがプロ野球の現場で実際にご自分が経験された事実を見たまま、感じたままに包み隠さず、ご自分の言葉で書かれているからだと思う。野球が好きと言う点では自分も人後に落ちず、若かりし頃は野球界への就職(選手じゃないよ(^_^;))を考えた事もあったが、山崎さんのお話を読むと何ともお恥ずかしい…(汗) “好き”を職業にするにはやはり不断の努力と覚悟が必要なのだと改めて思い知らされた次第。 今後選手を含めて野球を職業にしようと考えている若い方に読んで欲しい一冊。
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北大野球部出身の元プロ野球審判山崎さんの本。非常に面白かった。 タイトルは地味だが、審判ジャッジの舞台裏というよりは、プロという世界、どう努力し、どう評価され、どう生きて行くのかということが書かれている。 『並の人間は何と言っても「量」をこなさなければなりません。「量」をこなし...
北大野球部出身の元プロ野球審判山崎さんの本。非常に面白かった。 タイトルは地味だが、審判ジャッジの舞台裏というよりは、プロという世界、どう努力し、どう評価され、どう生きて行くのかということが書かれている。 『並の人間は何と言っても「量」をこなさなければなりません。「量」をこなしてこそ高い「質」が生まれるのです。』 という言葉が胸にしみた。引退の最後の最後まで、努力の人、向上の人だったんだと感じたし、だからこそプロ野球の世界で定年まで勤め上げられたんだなとも。 努力できるのも才能だよなぁ。
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