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ダウンタウン の商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2017/01/30

とっってもノスタルジックな話です。 読んでいると、なんだかわからないけど、共感して自分の子どもの頃を思い出します。 大なり小なりきっとみんなにある話なので、どこかが琴線に触れて来ます。 当たり前のことなんだけれども、どんなにつまらなくて、どんなに退屈でも、そしてどんなに辛くて...

とっってもノスタルジックな話です。 読んでいると、なんだかわからないけど、共感して自分の子どもの頃を思い出します。 大なり小なりきっとみんなにある話なので、どこかが琴線に触れて来ます。 当たり前のことなんだけれども、どんなにつまらなくて、どんなに退屈でも、そしてどんなに辛くても自分のペースを保っていれば、少しづつ前進していくはずです。 そんな当たり前のことを改めてノスタルジックな青春小説から思い出し、少し前向きな気持ちになれました。

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2017/01/27

旭川に住む高校生が喫茶店の店員や常連さんとの交流を通して大人への階段を少しずつ登っていく話。 感受性が高い主人公の少年と、いろいろ訳ありながらも魅力的なお姉さんたち、ここぞという時に格好いいおじさんたち、青い真っ直ぐな生き方を貫く友人や伸びやかな恋人と、登場人物それぞれがいきいき...

旭川に住む高校生が喫茶店の店員や常連さんとの交流を通して大人への階段を少しずつ登っていく話。 感受性が高い主人公の少年と、いろいろ訳ありながらも魅力的なお姉さんたち、ここぞという時に格好いいおじさんたち、青い真っ直ぐな生き方を貫く友人や伸びやかな恋人と、登場人物それぞれがいきいきしています。 舞台となっている時代は自分より少し上なので臨場感を感じられないのが残念だけど、いつか書きたかったという小路氏の気持ちが表れている作品だと思います。

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2015/10/02

喫茶店ぶっろくに通う高校生のショーゴがそこで集まる人達に触れて成長していく。 そしてなんとなく懐かしい落ち着く雰囲気の話。 そこに行けば誰かが居るみたいなのって10代で終わったなぁって 私の10代・・・・長野駅の裏口にモスバーガーがあって、そこに行けばいつも誰か居たな♪ もう今は...

喫茶店ぶっろくに通う高校生のショーゴがそこで集まる人達に触れて成長していく。 そしてなんとなく懐かしい落ち着く雰囲気の話。 そこに行けば誰かが居るみたいなのって10代で終わったなぁって 私の10代・・・・長野駅の裏口にモスバーガーがあって、そこに行けばいつも誰か居たな♪ もう今は無いけど・・・懐かしい 今まで読んだ小路さんの本とは少し違う感じがしたけどこれはこれで凄く良かった

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2015/04/13

自分の青春時代を思い出し、今の自分が、ここで登場する大人と同じように対応出来るだろうかと反省しながら読んだ。 シュガー・ベイブの〈DOWN TOWN〉 オーティス・レディング サイモン&ガーファンクルの〈明日に架ける橋〉 ガーファンクルの〈天使の歌声〉 荒井由実 井上陽水...

自分の青春時代を思い出し、今の自分が、ここで登場する大人と同じように対応出来るだろうかと反省しながら読んだ。 シュガー・ベイブの〈DOWN TOWN〉 オーティス・レディング サイモン&ガーファンクルの〈明日に架ける橋〉 ガーファンクルの〈天使の歌声〉 荒井由実 井上陽水 ビートルズ NSP ボブ・ディラン クイーン レッド・ツェッペリン 吉田拓郎の〈元気です。〉 かぐや姫 デヴィッド・サンボーン ファラ・フォーセット・メジャーズ マーチンD-35 チェット・ベイカーの〈My funny Valentine〉 ビートルズの〈Let it be〉 Charの〈気絶するほど悩ましい〉 フィービ・スノウ スティーヴィー・ワンダーの〈ハッピー・バースディ〉 フリートウッド・マック ブレッド&バターの〈マリエ〉 この曲覚えているような気がして、

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2014/09/24

喫茶店に集う人たちの話。 同じ空間と時間を共有することで 親しくなっていける場所があるっていいな。

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2013/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始めてすぐに主人公は旅立つ。いたって普通に旅立つ。けど、何故旅立つのか主人公はどうして旅立たざるを得なかったのか… ブロックという名の喫茶店を舞台にそこを読み解いていく小説。 そして最後主人公の旅立ちのシーンに戻るのだけど、そこまで読むとは主人公に降りかかった出来事が最初に予想していた諸々と違っていて、何故か安堵を感じ爽やかさを覚えてしまう。このあたりが小路作品らしくて好き 1970年代を舞台にしている、携帯もPCもない時代。シュガーベイブや吉田卓郎、荒井由美、ジャズや軽ポップスなんかが小道具の音楽として用いられてるが勿論LPでかかっているわけである。LPでかけてる音楽って今よりもっと大切に聴いてたよなぁとノスタルジィできてそれも良い ところで主人公の父親、ムッサかっちょ良いぞ。多分今の俺と同世代のはずだけど、俺この半分もカッチョ良くない・・・とほほ

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2016/08/19

舞台背景に共感を持ったため読んでみた。 人とのつながりが暖かく描かれている。 優しさがサラ~と通りすぎてしまう感じ。

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2012/12/08

仲間がいる、ホッとできる、coffeeの良い香りがする、そんな居場所がある。 そんな事に羨ましさや、居心地よさを感じながら読んだ。 そこを心の拠点として頑張ってほしい、大きく羽ばたいてほしいという皆の思いが伝わってきた。

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2012/11/24

小路幸也のダウンタウンを読みました。 高校生の僕は中学の時の先輩ユーミさんに誘われて、「ぶろっく」という喫茶店に行きます。 店長のカオリさんや常連さんたちに温かく迎えられ、僕はその喫茶店の常連になります。 音楽仲間の孝生や「ぶろっく」の店長、そして常連さんたちの抱えるものを知っ...

小路幸也のダウンタウンを読みました。 高校生の僕は中学の時の先輩ユーミさんに誘われて、「ぶろっく」という喫茶店に行きます。 店長のカオリさんや常連さんたちに温かく迎えられ、僕はその喫茶店の常連になります。 音楽仲間の孝生や「ぶろっく」の店長、そして常連さんたちの抱えるものを知って僕は大人になっていくのでした。 昭和を舞台にした物語なのですが、konnok的にはピンと来なかったのが残念です。

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2012/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的な事情で買い替えて読了。70年代の日本を舞台にした物語で、主人公は高校生という設定だ。自分は平成生まれだからこの当時は生まれていないため、全くと言っていいほど知らない。しかし、この当時の人たちは今と比べて不便な時代でもそれなりに楽しんで生きてきたんだなっていうことを感じた。時代がいくら変わっても人間の考えは根本的なものは変わらないってことを知ることができてよかった。

Posted byブクログ