本当は怖いC言語 の商品レビュー
無難だが無駄にページ数の多い入門書 タイトルからは見当がつかないが,この本はC言語の入門書だ。タイトルの「本当は怖い」の由来は,本文中の各章で実際にエラーを起こすようなコード例を実行して本当にエラーが起きることを確認する「恐怖実験」だ。 C言語の入門書らしくC言語の各項目につ...
無難だが無駄にページ数の多い入門書 タイトルからは見当がつかないが,この本はC言語の入門書だ。タイトルの「本当は怖い」の由来は,本文中の各章で実際にエラーを起こすようなコード例を実行して本当にエラーが起きることを確認する「恐怖実験」だ。 C言語の入門書らしくC言語の各項目について,サンプルコードや図解などで説明している。サンプルコードのビルドはMakefileを使っており,サンプルコードとMakefile,ビルド結果がセットで記載されているので冗長となっている。 また,出版は2012-03-10とC99が既に使えるのにも関わらず,_Bool型などC99の説明はほぼない。 説明の内容も正確さに欠けるような印象であり,説明の詳しさ的に中途半端で辞書的に使うことはできず,無駄にページ数が多い印象を持った。学習するには効率が悪い。
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