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政界汚染 の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

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2022/12/21

警視庁公安部・青山望シリーズ第2弾。 今回も事件に絡む裏社会の事情や捜査に関連する情報が細部まで盛りだくさんで読み応えのある1冊だった。 複数の病院を経営する理事長:中村が選挙に立候補するも惜しくも落選。そのまま政治家への道は諦めようとしたが、繰り上げ当選で議員となる。政界素人...

警視庁公安部・青山望シリーズ第2弾。 今回も事件に絡む裏社会の事情や捜査に関連する情報が細部まで盛りだくさんで読み応えのある1冊だった。 複数の病院を経営する理事長:中村が選挙に立候補するも惜しくも落選。そのまま政治家への道は諦めようとしたが、繰り上げ当選で議員となる。政界素人の中村を利用しようと多方面から複数の人物が接触を図ってくるしし、選挙関係者の交通事故が立て続けに起こるしで前半から危険な香りがプンプンする。 欲望を隠しながら人のよさそうなこと言って近寄ってくる人はどこの世界にもいるんだな。 今回も同期カルテットが大活躍! 所属する部署を超えて真相解明・犯人逮捕のために惜しみなく情報共有する絆がなんか良い。 部署内では優秀と評価の高い藤中や大和田が捜査を通して自分の不得意分野を自覚し、素直に青山に質問して教えを乞う場面は素敵だと感じた。仕事ができる人は変なプライドなく相手を尊重して学ぶ姿勢がある人格者だ。 中盤以降も相変わらず登場人物が多くてわちゃわちゃした感じだったが、公安・刑事部それぞれが役割を全うして重要人物の逮捕に向けて着実に準備を進め逮捕に至るまでが気になってやっぱり読んでしまう。 今回も活躍した同期カルテットは、連続で実績を出して上司たちにもその存在を認識されているがすごい。 半年後には全員異動みたいなので、次回作ではまた違ったポジションでの活躍がみれるのか、楽しみ。

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2021/10/27

非常に痛快な勧善懲悪もの。かなりストーリーが入り組んでいるので丁寧に読み込まないと詳細まで理解は難しいが、公安は本当にここまでやるのだろうか。

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2020/10/18

私の好きな今野敏の本で今読めるものがなかったので、警察カテゴリーで読んでみたけどやっぱり今野敏の方が好き。同時にたくさんの事件を詰め込みすぎてる感じがした。

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2018/05/29

次点から繰上当選した参議院議員の周辺で、次々と関係者が死んでいく。ある男は右腕が川に浮かび、ある男は不自然な交通事故にー。警視庁公安部警部・青山望の前に現れたのは、選挙ブローカー、刀匠、中国人鍼灸師、暴力団…。彼らが大きな権力の一点に結び付く。

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2017/02/27

大手の医療法人の理事長が参議院選挙に立候補した。 選挙戦に不慣れな理事長・中村に、選挙を食いものにしている人間が群がっていく。 残念ながら落選した中村は次点候補となる。 やがて中村からまとまった選挙運動資金をせしめた市会議員がひき逃げされ死亡。 次いで京都で当選した参議院議員が、...

大手の医療法人の理事長が参議院選挙に立候補した。 選挙戦に不慣れな理事長・中村に、選挙を食いものにしている人間が群がっていく。 残念ながら落選した中村は次点候補となる。 やがて中村からまとまった選挙運動資金をせしめた市会議員がひき逃げされ死亡。 次いで京都で当選した参議院議員が、やはりひき逃げされて事故死する。 繰上当選となった中村の周辺で、事務長としてともに病院経営や選挙戦を戦ってきた金指が失踪し、中村は捜索を警察に依頼してきた。 はたして二つのひき逃げは偶然なのか?金指の行方は? 警視庁幹部の間で、青山を中心とした同期同教場の4人は「カルテット」と呼ばれ、徐々に知れ渡っていた。 従来の枠組みに捉われない捜査は、本来警察があるべき方向へと組織をけん引していく力となっていく。 国の行方を憂うべき政治家は権力を手にしたときから、政治屋へと変わっていく。 利益のために国家の安全を平然と無視する企業家たち。 リアルだといわれている濱さんの作品だけれど、逆に本当にリアルなのだとしたら怖い・・・と思ってしまった。 平和な時間を過ごすことがあたり前だと思い込んでいる日常。 実は見えないところでは誰かによって地中の土が徐々に削り取られ、私たちは空洞の上に立っているのかもしれない。 事件の背景には、政治、経済、宗教、他国の陰謀・・・。 さまざまな要因が複雑に絡み合い、読みにくい箇所もあるにはあった。 けれど、聞き慣れない言葉も逆に面白い。 濱さんのシリーズは、これからも楽しみにしている。

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2014/07/20

事件は継続されていますな・・・ 一度にできるところまで「掃除」されたのですが まだまだ病巣は奥深いのか 警部カルテットは絶好調!

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2013/06/19

6月-6。3.0点。 公安青山シリーズ第二弾。病院理事長の、参議院選における事件。 今回も同期4人組の、活躍が凄い。 但し、説明文書が多く、感情移入が出来なかった。 次作に期待かな。

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2013/06/02

青山望シリーズ2冊目。 ちょっとこの本のパターンになれてきた。 同期カルテット。仕事できすぎ。すごいよな。

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2013/01/19

全体的に説明口調で、引き込まれることなくおわってしまった。中国との関わりや、選挙違反の手法とかは面白かったが、盛り込みすぎでミステリーとしての妙味とかは感じられない。登場人物も多過ぎる。

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2013/01/12

警視庁公安部・青山望シリーズ2作目。 前作の「完全黙秘」同様、事件がリアル。こうやって人はつけ入れられていくんだなぁと、その犯罪手口に背筋がゾクゾク。事件が複雑すぎて、ちょっと読み疲れしたが、この同期のカルテットの連中の今後の活躍も読んでみたい。

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