1,800円以上の注文で送料無料

三匹のおっさん の商品レビュー

4.2

995件のお客様レビュー

  1. 5つ

    359

  2. 4つ

    407

  3. 3つ

    123

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    4

レビューを投稿

2012/03/23

久しぶりの有川作品。 おっさんが主役ってどうなのだろうと読み始めたら、ひたすら面白い。 なんとなく結末は読めてしまうけれど、それでもページを捲る手は止まりませんでした。 シゲさんご夫妻の話は、思わずほろり。 祐希たちのやりとりは、にやにやしてました。 やっぱり有川作品の男性って...

久しぶりの有川作品。 おっさんが主役ってどうなのだろうと読み始めたら、ひたすら面白い。 なんとなく結末は読めてしまうけれど、それでもページを捲る手は止まりませんでした。 シゲさんご夫妻の話は、思わずほろり。 祐希たちのやりとりは、にやにやしてました。 やっぱり有川作品の男性って素敵。 現代の日本を痛快に表してるなと感じました。

Posted byブクログ

2012/03/22

こちらのお話には、大変魅力的な三匹のおっさんがいらっしゃいます。 剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。 簡単にいえば、還暦迎えたからって年寄り扱いすんな!っておっさん達が、ご近所の悪をたたっ斬る!!というお話。 これを聞いただけで「面白そう!」っ...

こちらのお話には、大変魅力的な三匹のおっさんがいらっしゃいます。 剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。 簡単にいえば、還暦迎えたからって年寄り扱いすんな!っておっさん達が、ご近所の悪をたたっ斬る!!というお話。 これを聞いただけで「面白そう!」ってなる人もいれば、 「おっさんの話?悪を斬る?うーん」って人もいると思います。 私は後者でした。 が。 そこはさすが有川浩。 わくわくどきどきスピーディに一気に読まされてしまいました。 ちょっと説教臭かったりね、おっさん超人すぎたりね、そんなところも含めて面白い。 特にキヨさん家は今どき珍しい三世代家族で、それぞれの年代の考え方とかもリアル。 孫がねー、良い味出してます。 どの年代でも楽しめる小説。いいお話でした。

Posted byブクログ

2012/03/22

楽しかった!! 有川作品は文庫が出るたびに「わーい♪ヽ(´▽`)/」と飛びついてしまいます。 解説を読むと主人公はキヨのようだけど、私には祐希に一番親しみをおぼえた。 多世代が登場すると、読み手によってツボが違っていいのかな。

Posted byブクログ

2018/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中他作品を読みつつも、四日程前に読了。 有川浩氏が、還暦のおっさんたちを主人公に描く。 全六話+特別収録「ラジオビタミン 児玉清の読み出したら止まらない2009年5月8日放送分より」 解説は中江有里氏。 阪急電車解説、文庫版図書館戦争巻末で対談など、度々有川作品との関わりがある児玉清氏が最も愛したと言われる今作。 あとがきで書かれている児玉氏とのエピソード。ラジオの内容。本当に作品に対する愛が伝わってくる。 愉快痛快とはまさに。 今の還暦は携帯も使いこなせばお洒落も気にする。そして若者にはない度胸も器量も持ち合わせている。 自分の周りにもこんなおっさんいてほしい! 主人公の還暦過ぎの「おっさん」三人を、作中常に「三匹」と表現している。若いころの「三匹の悪ガキ」がそのままおっさんになったのだ。 そんな三匹が町で起こる事件を解決するために奔走。最初は相容れなかった孫(高校生)と仲良くなっていく様がまたいい。 今風の高校生も、格好いい「おっさん」には勝てない。 あとがきで有川氏は、「時代劇を現代でやったらどうなるか」とも思いつつ書かれたと述べられている。 勧善懲悪、しかし人情にも厚い。 そしてそこは有川氏、孫の高校生の恋愛話も絡めてくる。 「三匹のおっさん」のように年をとるのなら、年をとるのも案外悪くないと思えてくる。

Posted byブクログ

2012/03/22

やっと文庫化された!うれしい! 三匹が「昔のノリ」で身近な問題を解決していくことが爽快なのはもちろんのこと、その孫や娘である2人の行方も気になる! 続編の「ふたたび」も早く読みたい。

Posted byブクログ

2012/03/21

このところ、お気に入りの作家である有川浩さんの待望の文庫化ということもあるが、中江有里さんの解説を読んで、まっすぐレジに持っていった。そう、この愛すべき『おっさん』たちをよく表していて、中江さんが(さらに言えばラジオで紹介していたという児玉清さんも)本書をすごく気に入っていること...

このところ、お気に入りの作家である有川浩さんの待望の文庫化ということもあるが、中江有里さんの解説を読んで、まっすぐレジに持っていった。そう、この愛すべき『おっさん』たちをよく表していて、中江さんが(さらに言えばラジオで紹介していたという児玉清さんも)本書をすごく気に入っていることが伝わってきた。 中江さんは関西育ちなので、『おっさん』という呼称にひときわ理解がある。 『では、「おっさん」はどこで使われる呼称か。わたしの身近な例をあげるとこんな感じ。妻が夫のことを他人に話す時「うちのおっさん、また飲んできて、小遣いがないて泣きついてきた」すると別の妻は「あんたのとこも!うちのおっさんもや」。幼いころから、近所の奥さん同士の会話を聞いて育ったわたしは「おっさん」とは「お父さん」のことだと思っていた。「おっさん」という言葉には愛情があった。夫を「おっさん」と呼べるのは妻の特権だろう。』 これは読まなアカンやろ~

Posted byブクログ

2012/03/21

読んでても、読み終えても爽快の一冊。 相変わらずの、有川さんのテンポのイイ話、大好きです♪ しかも今回はオッサン達が主役なのに、かっこいいのなんのって!! 孫の祐希と清一のやりとりが読んでて微笑ましくって、思わず笑みが(笑) 前から読みたくてハードカバーで購入しようとした矢先の文...

読んでても、読み終えても爽快の一冊。 相変わらずの、有川さんのテンポのイイ話、大好きです♪ しかも今回はオッサン達が主役なのに、かっこいいのなんのって!! 孫の祐希と清一のやりとりが読んでて微笑ましくって、思わず笑みが(笑) 前から読みたくてハードカバーで購入しようとした矢先の文庫発売だったので、ナイスタイミングでした☆

Posted byブクログ

2012/03/21

還暦を迎えたものの老人枠に入る気はサラサラない3人の幼馴染のおっさんたちが、ご近所地域限定の正義の味方として活躍する。 いやぁ~、文庫化をお待ちしておりましたぁ。 おぢさんたちのしゃべり口調が若干若いっぽい気がしないでもないが、そのあたりはどーでもよろしい。 3匹の活躍を軸...

還暦を迎えたものの老人枠に入る気はサラサラない3人の幼馴染のおっさんたちが、ご近所地域限定の正義の味方として活躍する。 いやぁ~、文庫化をお待ちしておりましたぁ。 おぢさんたちのしゃべり口調が若干若いっぽい気がしないでもないが、そのあたりはどーでもよろしい。 3匹の活躍を軸にしつつ、教育問題やら高齢者問題やら、とても深く考えておられます。 う~む、さすが。 続編も楽しみであります。

Posted byブクログ

2012/03/21

主役のおっさん3人を上回って、高校2年生の孫が光ってる。 高校2年生男子、さぞかし扱いに困るだろうと思われるお年頃。つっぱりながらも、素直で誠実な性格が露呈しちゃう。 思うことと行動することは一致しないよね・・と同感できるところがかわいい。

Posted byブクログ

2012/03/23

還暦をすぎたおっさん(じーさんではない)三人が、それぞれの得意技を武器にこっそり町内自警団を結成!それは、いつしか孫や娘をも巻き込んで・・・。 まだまだ若い「おっさん」たちが、知恵や経験を生かして事件を解決していく様がとてもステキです。 そのなかでも特に「則夫・エレクトリカルパレ...

還暦をすぎたおっさん(じーさんではない)三人が、それぞれの得意技を武器にこっそり町内自警団を結成!それは、いつしか孫や娘をも巻き込んで・・・。 まだまだ若い「おっさん」たちが、知恵や経験を生かして事件を解決していく様がとてもステキです。 そのなかでも特に「則夫・エレクトリカルパレードッ!」は最強です。なにそれ、と思った方はぜひ本書をオススメします。

Posted byブクログ