抵抗のディーバ の商品レビュー
おもしろかった。表紙の画も綺麗。 出だしがよい。 なにやら異常に厳しい寄宿学校。 寂しさ?に耐えられなくなったときに会いに行けるまるで母親のような存在。 これはどーゆー世界なのだろう?と思いながら読んでいると、 突然の急展開。 そして知る、真実。 いやー逃避行らへんはどきどき...
おもしろかった。表紙の画も綺麗。 出だしがよい。 なにやら異常に厳しい寄宿学校。 寂しさ?に耐えられなくなったときに会いに行けるまるで母親のような存在。 これはどーゆー世界なのだろう?と思いながら読んでいると、 突然の急展開。 そして知る、真実。 いやー逃避行らへんはどきどきでした。 まあ、敵が、意外と自分で墓穴を掘って消えてくれたので ちょっとほっとしたり。 けど、その墓穴の掘り方がまあ、うわあ、運悪、とゆーか、 でも、こっち的にはラッキー、みたいな感じで、 でもそう都合よすぎる感じもなく、おもしろい展開。 分かれてしまった恋人たちは非常に切なく、 しかもまさかの死に別れ。 いやーやめてーっと思いましたが、 まあ、なんでもかんでも上手くいくと思ったら大間違い、ってことなんでしょうか。 うう、いい青年だったのに、メッチャ悲しかった。 いや、実は助かりました、的な展開を期待したのに・・・・・。 歌が抵抗の支えになるってのは本当なんだろう。 パリのレジスタンスについての番組だったかな?そーゆー話があった。 部隊ごとに歌があった、とか。 やっぱり音楽には、人と人を繋げる力があるってことなのかなあ?? 不思議だ。
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少年少女の自由に対する憧れと絆を大切にする心がよく書かれていたと思います。 ただ、作品のタイトルにディーバとありますが、私にとってはヘレンやミロスのほうが深く書かれていたように感じます。 ミレナより存在感というか親近感を感じました。 反抗運動に対しては、寄宿学校にいる子供たちの親と二世代にわたってつながりがあるのは感動的でした。 でも少しこんなに簡単にいくのか?と物足りなさを感じてしまいしました。
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レジスタンスもの、久しぶりに読みました。今も世界の何処かで起こっているかもしれない状況がありますね。ただ、ディーバ(歌姫)を前にだしているようでいながら、他の登場人物のほうが深く描かれている感が否めない。馬男などのファンタジー要素も無理が感じられる。
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“軍団”が恐怖により支配した世界で、寄宿学校の生徒たちは自由のない毎日を送っていた。ある日ヘレンは親友のミレナが脱走したことを知る。この出来事をきっかけに軍団の支配に対する抵抗勢力が台頭し、ヘレンもその荒波に身を投じてミレナを探し始めた…。 読み応えのある物語。手に汗握る展開に目...
“軍団”が恐怖により支配した世界で、寄宿学校の生徒たちは自由のない毎日を送っていた。ある日ヘレンは親友のミレナが脱走したことを知る。この出来事をきっかけに軍団の支配に対する抵抗勢力が台頭し、ヘレンもその荒波に身を投じてミレナを探し始めた…。 読み応えのある物語。手に汗握る展開に目が離せない。
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