モネとセザンヌ の商品レビュー

森実与子【著】

2021/10/25

何故か今、自分の中で絵画がきている笑
もう「笑」とつけるしかないくらい、
自分でも何故だか分からないけど、きている笑
特にここに載っている画家たちがイイ。
絵なんて
「好き、嫌い」「気になる、ならない」
の判断で良いと思うけど、
「好き」「気になる」ならば、
その背景は少し知ったほうがいい。
そうすると、ドンドン広がっていきますね。
私にとって良い教科書でした。

2019/11/14

モネの作品は本当に光輝いている感じがして引き込まれる。人の手で、筆でどうやったらこんな絵がかけるのだろうと驚かされる。
セザンヌはカタブツだったというその性格が随所に現れているように感じる。静物は好きだけど、人物画はあまり好きじゃない。無表情過ぎるのかな。
ジヴェルニーに行って、睡蓮の絵を、モネが過ごした場所をこの目で見てみたい。一層その思いが強くなってきた。

2016/12/18

写真が多いので、絵が好きな人には嬉しい本。
モネとセザンヌにフォーカスを置いた本なのかと思ったが（確かにメインはこの二人なのだが）、後半あたりから有名どころの印象派画家を何人か紹介している。
モネとセザンヌについてもっと知りたくて借りた本だったのでこの二人についてもっと書いてほしかった反面、有名でも実はあまり知らない画家についての基礎知識を得ることができて嬉しく思ったことも否定できない。

2013/08/01

眼前に映る光景を光と色彩で自ら感じるままに描く印象派。屋外に輝く清澄で色鮮やかな色彩に心を奪われる。数ある連作からは季節と時間が地面、空、空気のすべてを変えてしまう神秘を感じた。モネとセザンヌのみならず印象派の巨匠、ポスト印象派の鬼才たちの作品も収められており、それぞれの違いと個性を堪能した。