こんな大学教授はいりません の商品レビュー
大学教授になる方法の鷲田小彌太先生の近著. もう定年退官されるということで,職業としての大学教授としてのまとめ,振り返り,置き土産(?)なのかも知れない. 大学教授になる方法でも,本気か冗談か判然としないことも多かったが,今回もちょっとそういう面もある. もう少し厳しく切り...
大学教授になる方法の鷲田小彌太先生の近著. もう定年退官されるということで,職業としての大学教授としてのまとめ,振り返り,置き土産(?)なのかも知れない. 大学教授になる方法でも,本気か冗談か判然としないことも多かったが,今回もちょっとそういう面もある. もう少し厳しく切り込んでくれても良かったのかなと少しだけ消化不良. この世界もここ数年で大きく変化するのだろうな・・・
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この手の本の著者は定年直前か定年した教授が書いていることが多い。本人達は大学バブルの只中に職を得たので文句はないはずだ。それが大学の現状を嘆いてこう改革すべしと言っても説得力は少なく上滑りの感は否めない。 しかし、若手がこの本に書いてあることを現場で提言できるかというと、なかなか...
この手の本の著者は定年直前か定年した教授が書いていることが多い。本人達は大学バブルの只中に職を得たので文句はないはずだ。それが大学の現状を嘆いてこう改革すべしと言っても説得力は少なく上滑りの感は否めない。 しかし、若手がこの本に書いてあることを現場で提言できるかというと、なかなか難しい、ゆえに表に出てこない。 それゆえに上から目線で言っているこのような大学嘆き節な本は内部告発的な意味合いの価値はあると思う。
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大学教師は貧しい。 10年間は無給で多くは学費を払って研究に励まなければならない。 教育とはサービス業であるからサービス精神が必要。 表現力も必要。 知識を持った人を知識人というのではなく、知識を対価にして生きる人のことを知識人というようになった。いわばプロ知識人である。
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