小が大を超えるマーケティングの法則 の商品レビュー
中小診断士試験でお薦めされて読んだ本で、中小企業向けのマーケティングの考え方が十分に学べました。 響いた事として、「顧客に何を売るかでなく、何故顧客が買うかを考える」、「商品を揃えるのでなく,商品絞る」「無難は難有り」シンボルとなる商品・サービスを作る」などです。今後、中小企業向...
中小診断士試験でお薦めされて読んだ本で、中小企業向けのマーケティングの考え方が十分に学べました。 響いた事として、「顧客に何を売るかでなく、何故顧客が買うかを考える」、「商品を揃えるのでなく,商品絞る」「無難は難有り」シンボルとなる商品・サービスを作る」などです。今後、中小企業向けサービスの展開に役立つ考え方を学べました。 また、実例やアンケート結果も複数記載があったので、その情報を説得力ある説明材料としても使えそうと感じました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
この本のここがオススメ 「小さな店の強みとして上位にあがった個性、独自性、専門性、こだわりという言葉を、大きな店の強みとしてあげた消費者は、1000人中ただの一人もいない。小さな企業には小さな企業の強みがあり、大きな企業には大きな企業の強みがある」
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一言で言うと、読んでよかったです。 今まで勉強してきたことや、頭の中で考えてたことの大枠が誤りではなかったし、不足していたことも補完されました。良書。手元に置いておきます。 ABC、ホンモノ力、キズナ、コミュニケーション、大事なんですね。
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心に残ったのは以下の2つ。 1.小さな商店が生き残るには 小さな商店が大きな商店に負けないためには、何か1つ特化した商品や特徴を持つ必要がある。 究極に美味しいラーメンや炒飯など。 そこに併せてサイドメニューを増やしていく事で、相乗効果を生み出していく。 街の家電屋さんが...
心に残ったのは以下の2つ。 1.小さな商店が生き残るには 小さな商店が大きな商店に負けないためには、何か1つ特化した商品や特徴を持つ必要がある。 究極に美味しいラーメンや炒飯など。 そこに併せてサイドメニューを増やしていく事で、相乗効果を生み出していく。 街の家電屋さんが潰れるのは、家電量販店と同じ種類の家電で品揃えが少ないからだ。家電量販店に無い家電が売られていて、ニーズがあれば自然と客の足が向かうものである。 売り上げを増やす事を目的として事業戦略を立てていくと、どうしても大衆受けするニーズに沿った形となり、似たようなサービスやレイアウトが増えてくる。 クイズ番組や健康番組が多いのもしかり、スーパーのレイアウトが似てるのもしかり。 ただ、コアのニーズやターゲットを絞る事で、売り上げを増やしていく事はできる。 2.優れたマーケティングとは 優れたマーケティングは、顧客の潜在ニーズを引き出し、現場の最前線の情報を元に一歩先を行く考察や提案ができるかどうかである。
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p39 「選ばれる企業」になるためには、自らの「強み」を的確に把握し、それを徹底的に伸ばしていく必要がある。「弱み」を改善しても、平均的な企業になるだけで、選ばれる企業にはならない。
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マーケティング、特にソーシャルビジネスにおけるマーケティング理論。簡潔にわかりやすくまとめられている。
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・マーケティングとは顧客を創造し維持するための活動 ・何かに特化する→シンボル必要→「価値性」「独自性」「優位性」 ・小さな企業は、「専門性」を発揮しやすい。ライフスタイルの「提案」など、目に見えない価値を付加しやすい ・接触時に必ず、顧客にとって有用な情報を提供する ・最前線の...
・マーケティングとは顧客を創造し維持するための活動 ・何かに特化する→シンボル必要→「価値性」「独自性」「優位性」 ・小さな企業は、「専門性」を発揮しやすい。ライフスタイルの「提案」など、目に見えない価値を付加しやすい ・接触時に必ず、顧客にとって有用な情報を提供する ・最前線の店員はアドバイザーでもありカウンセラーでもある。「従業員満足」「スキルアップ」「権限移譲」。経営情報、顧客情報の共有化 ・顧客をマーケティングに巻き込む。ミニター制度、協働での製品開発、顧客紹介システムによるプロモーション活動への参加、アンケートを活用したマーケティング活動の評価 ・「つまらないもの」ではなく「(どこどこで)人気のお菓子です。召し上がってください」 ・今日、マーケティングにおける競争のルールは、規模や資金の勝負から、「知恵」と「創意工夫」の勝負への転換している
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抜粋ONEフレーズ 『小さな企業のマーケティングにとって大切なのは、変えることのできない外的要因を嘆くことではなく、内的要因を見直し、自らの頭で考え、自らが進化していくことである』
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■要約 マーケティングとは、 顧客を創造し、維持するための活動 作ったものを如何に売るか(販売)ではなく、買いたくなる商品をいかに提供する(マーケ)か 何を売るのかではなく、なぜ買うのか 消費者は価値を買う 論理と感性のバランスが重要 シンボルを作ることで顧客も従業員もモ...
■要約 マーケティングとは、 顧客を創造し、維持するための活動 作ったものを如何に売るか(販売)ではなく、買いたくなる商品をいかに提供する(マーケ)か 何を売るのかではなく、なぜ買うのか 消費者は価値を買う 論理と感性のバランスが重要 シンボルを作ることで顧客も従業員もモチベがあがる 値引きよりもおまけをつける 値引きにはお得感が弱い 値引きするとその値段が価格だと誤解される おまけの方がお得感が強く、消費者の心に残り続ける 悪いコメントの方が伝播力が強い 一つの悪いコメントを打ち消すには、五つの良いコメントが必要 悪いコメントを抑制するためには、苦情窓口を明確にしておき苦情を伝えることに価値があると伝えること 小さい会社では、個性、サービス、独自性、質が重要 選択肢の効用 選択肢が限られている方が売り上げが10倍あがる 選択肢の機会が増えるマイナス効果 決断に必要な労力が増す 間違いやすくなる 間違った時の心理的ダメージがより大きくなる ■行動 この書籍で重要視されている部分を自分の会社で言語化する
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すごい良かった。 事例を元に繰り広げられる文章はかなり分かりやすく惹きつけられた。 そして記憶にやけつけておきたいところが満載だった。 以下それを羅列します。 小さな店に惹かれる人の特性。 ・本物志向が強い ・品的コミュニケーション志向が強い。 ・関係性、絆志向が強い。 ・地...
すごい良かった。 事例を元に繰り広げられる文章はかなり分かりやすく惹きつけられた。 そして記憶にやけつけておきたいところが満載だった。 以下それを羅列します。 小さな店に惹かれる人の特性。 ・本物志向が強い ・品的コミュニケーション志向が強い。 ・関係性、絆志向が強い。 ・地元志向が強い。 ・低価格志向ではない。 ・シンボルを作る。 シンボルを作る事によって本物志向がの商品の底上げになる。 「餃子の王将」が「中華の王将」だったら伸びていただろうか? ・ホースの先を狭めれば狭める程水の勢いが増すのと同じで、商品の幅を狭めることによって売り上げも増す。 ・成功の鍵は知らないが、失敗の鍵は「すべての人を喜ばせようとすることである」 ・小さな企業の「3絞り」 商品を絞る 想定ターゲットを絞る 知恵を絞る ・統一感、ハーモニーの重要性 ・いかに安くうるのかを考えるのではなく、いかに安く売らずにすむのかに知恵を絞る。 消費者が求めているものは高品質、適正価格。 価格で惹きつけた客は、価格で逃げていく。 価格は模倣されやすく、持続的競争優位性にはつながらない。 ・安く売るよりオマケを付けろ。 その際にそのオマケの価格をしっかり伝える。 ・変化している企業ほど、リピート率が高い 「変化」がないと次第にそれに注意を払わなくなる。物理的に存在しているのに、見えなくなっていく。 しかし「変わるもの」と「変わらないもの」のバランスは必要。 ビジョン、核となるものは変えない。 ビジョンを追求する方法、核以外の部分を変える。 ・販売員ではなくアドバイザーになる ・0.1mmの薄さの紙を50回折るとどのぐらいの高さになるか? 答えは1億1259万㎞。 何が言いたいのかというと、人は連鎖の力を軽視しすぎる傾向にある。 ・聴覚情報は味覚情報にも影響を与える。 聴覚情報で味覚が変わるなら、ポジティブな言い回しをした方が聞いた人の満足感が上がる。
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