一瞬でいい(上) の商品レビュー
読みやすく、2日で一気に読んでしまった。物語は18歳の青春時代から始まり、上巻では29歳まで。下巻で3人の人生がどう絡んで行くのか楽しみ。
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あらすじを読んで読むのを迷っていましたが、いざ読むと、ぐんぐん惹きつけられました。すごく長い時間が経過している物語なのに、本当に一瞬のようでした。
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話しのテンポが良くて読みやすい。高校時代にあった悲しい出来事をきっかけに、別々になってしまった3人の男女の後悔、新たな出会い、困難、気持ちの変化など様々な側面が描かれていて、ついつい次が気になってしまう。 最終的に3人はどうなるのか気になるところ。
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久しぶりに、本を読んで目が潤みました。 元々泣き虫なのですが...。 まわりにいる、普段何気なく、当たり前にそこにいる、大切な人たちを、もっともっと大切にしたくなるお話です。
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今まで生きている中で後悔していることはありますか? きっと誰でも大なり小なり後悔は抱えていると思います。 それがもし、誰かの死にまつわる後悔だったら、それはとても辛く重たい気持ちになるのでしょう。 物語は主人公たちが18歳の頃から始まります。 軽井沢に住む稀世と英次、東京から軽...
今まで生きている中で後悔していることはありますか? きっと誰でも大なり小なり後悔は抱えていると思います。 それがもし、誰かの死にまつわる後悔だったら、それはとても辛く重たい気持ちになるのでしょう。 物語は主人公たちが18歳の頃から始まります。 軽井沢に住む稀世と英次、東京から軽井沢の別荘で夏を楽しむ未来子と創介、4人はいつの頃からか夏をともに過ごすようになり、18歳の秋に浅間山の登山を決行します。 そして、その途中英次は事故に遭い、亡くなってしまいます。 その後3人はそれぞれが英次の事故死を自分のせいだと悔やみ、償いの人生を歩み出します。 それまで描いていた将来を諦めて、幸せになる資格がないのだと自分に言い聞かせながら別々の道を歩んでいきます。 1歩が踏み出せないままがむしゃらに生きる3人は痛々しく、しかし重い物を背負っている分強さを感じます。 それでも、事故をきっかけに無くしてしまった将来を思うと、それでよかったのかなとも思います。 死者にできる償いとはなんなのか、そのことを考えさせられます。
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若くして三人が背負った運命はとてつもなく重い。事件後の三人をまさしく運命と呼ぶにふさわしい道へ導くストーリーはさすがだと思った。
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唯川は甘ったるくて あんまり好きじゃないけど。 まあまあ読めました。 圧倒的に女性に支持されてるんでしょうね。
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話の流れ、何があったんだろう、とわくわくさせる感じはいい。が、ん?んん?とだんだん雲行きが怪しくなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上下巻を2日で読み終わってしまうくらい、読みやすい本だった。女同士の嫉妬や友情、幼なじみで初恋の相手に対する思いなど、女性だったらけっこう感情移入できるんじゃないかと思う。単なる雰囲気だけだけれども、いくえみ綾の「潔く柔く」を彷彿とした。
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久しぶりの唯川さんの新作。 3人、それぞれの立場からの目線で話が進んでいくのが良かったです。 ストーリーが気になり一気読み。下巻へ続く。
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