イギリス流ふつうに生きる力 の商品レビュー
政治が国民性へどのような影響を及ぼすのか日英比較をしたくなる本。 ---- 「国民所得が一万ドル(約80万円)を超す国ではデモや暴動が起きなくなる」ときいた。人は豊かになるほど問題意識や飢餓感を失い、飼いならされた犬や猫のようにただ、社会に順応して行くと。 沖縄基地問題も北方...
政治が国民性へどのような影響を及ぼすのか日英比較をしたくなる本。 ---- 「国民所得が一万ドル(約80万円)を超す国ではデモや暴動が起きなくなる」ときいた。人は豊かになるほど問題意識や飢餓感を失い、飼いならされた犬や猫のようにただ、社会に順応して行くと。 沖縄基地問題も北方領土も、自分の生活に害が及ばない限り他人事。政治や他国への憤りは酒の肴となり、反骨精神も鳴りを潜めているのが日本だ。 ---- 印象に残った。 おわりにを呼んで驚く。東京新聞の連載コラムだったそう。 装丁で本を選んだのに、内容がぴたりとくることもあるんだな(笑)
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3.11以降の日本での出来事をイギリスと比較して書いてあったので、今までの井形さんの本とは少し違うなぁという印象。
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東京新聞に連載されていたコラムなので、政治に対する苦言なども交えて、イギリスと日本の文化の違いなどを書いています。 もっとイギリスのことが書かれていると思ったのですが、少し違いました。
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装丁から、イギリス生活のエッセイかと思いきや、要するに日本政府や政治家への不満エッセイだった。 言っていることはわかるし、同意できることも多々あったけれど、そういう内容のつもりで読み始めていなかったので、なかなか入っていけず…。
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