幽麗塔(2) の商品レビュー
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丸部から老婆殺しについて聞いた天野。犯人は養女の麗子だが、自白をしたためた遺書を持った死体で発見された。麗子はすべての写真を焼いており、身代わりを立てて逃亡中ではないかという。麗子の婚約者、本城志郎が写真を持っているかもしれないと聞かされ、天野とテツオは本城の実家がある島へ。志郎は長く実家に帰っておらず、天野は志郎の妹の志乃と、天野を追ってきた刑事山科に会う。島では志乃に結婚を申し込んだ分家の男が殺され、天野が犯人にされる。この島では殉死の風習があり、志郎の母、美智子は夫の死に伴い殉死したようだ。しかし美智子の骨箱には子どもの骨が。美智子は夫の愛人と子どもを殺し、愛人になりすまして逃亡したことがわかる。分家の男はそれを知って志乃を脅しており、そのために志乃に殺された。美智子は生きていて、志郎に送金していたようだ。美智子の持ち物からテスラ研究所と書かれた名刺が見つかり、天野とテツオ、山代はそこを訪ねていく。 テスラ博士は臓器移植をしており、3人は捕まってしまう。致死性のウィルスを打たれ、代わりに殺してもいい人間を連れてきたら解毒してやると言われるのだった。 山科は、少年時代の美しい友人、崇を殺した犯人である田中を連れて行こうという。
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丸部道九郎に命じられるまま、太一は幽霊塔で老女を殺した麗子の婚約者本城志郎を探すため、呉市の孤島に向かう。 そこで本城家の一族の秘密に触れ、太一は命を狙われてしまう。 大正ミステリーの王道らしい展開。さらに神戸市警の山科が加わり、本城志郎を探す旅はますます迷路に入っていく。 異常科学者テスラ博士や、ロボットのような助手のQなど、登場人物がいかにもな雰囲気で大変よろしい。
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絵が本当に美しい。 謎を追ってやって来た島で殺されそうになったり色々あったけど、相変わらずダメ人間感丸出しだよ主人公。 真相の香りさえしないのですがこの退廃的雰囲気がたまらない。
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なんかメンバーが加わりましたよ?確かにちょっと力入った顔だなって思ってました。 後半の展開についていけず…話は思わぬ方向へ感強し。
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内容も絵もどんどん濃くなってきますね。 舞台は、本城士郎を調べるため島に行きます! いいですね~ミステリーっぽくなってきました。離れ小島で殺人事件がなければなんのための離れ小島だ!←失礼 着いてみれば、首に釘の刺さった日本人形がこんにちはと出迎えてくれます。雰囲気が最高です。そして、やっぱり殺人がおきてしまいます。笑 犯人はすぐわかってしまうのですが、よそ者が殺したことにしようと天野が捕まってしまいます。天野が殺されかけたときさっそうと助けに来るテツオは王子様でした。キラキラ でもあれですね、志乃さん含め女の妄想と嫉妬と恨みは怖いですね。志乃さんに待ち受ける現実はある意味事件の報いなのかもしれません。 後半は、テスラ博士とQの話になるのですが、どこをどうやってみたらQを美しいと天野は思ったのか不思議です。目が一切笑ってないし顔むっちゃ怖いやん。 そうそう山科さんの過去のお話も出てくるのですが、人の命とは思っている以上に重いものだと考えさせられました。 自殺をしたいと嘆いている人は、本気で死にたいと思っていない。生きるなら生きたいという叫びの現われなのかもしれません。 天野達は、テスラ博士からワクチンをもらえるのか!3巻を読むべし読むべしですな。
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鈍そうに見えて意外と聡い太一。登場人物みな特殊。ユニーク、といった方がいいのかな。4月30日、再読。
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2巻もおもしろい!! 本筋とはまた違った事件に巻き込まれるんだけど、これもまたいいですね。 外界と遮断された島でのお話ー。 うふふー、好き! ミステリの定番!! そしてまた違う事件に巻き込まれるー…。 うーん、続きがどうなるのかすごく楽しみ!!
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╰(*´︶`*)╯読みごたえあった 1巻より格段に面白くなってきている 当初の目的はなんだったかしら?と忘れるぐらい内容濃いー
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あれー?本筋から離れていくよ?後から見たら、これも伏線だったってことかもしれないなー。着物のお嬢さん、「外」に出られたね、良い意味じゃなかったけど。しかし、天野、運悪過ぎ?
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ビッグコミックスの漫画って久々に読んだけど作者のコメント欄がなくて寂しいな。本編は進んでるように見えてあまり進展なし、テツオの艶かしさを強調してるのは何か意図があるのか。天野が割りと愛されキャラで焼き出されて良かったなぁと思ったりしている。
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