爆発道祖神 の商品レビュー
さあ読書するぞ。と思てること声に出すのは憚りながらソファーへと向かうや否やどこからともなく居候猫が忍び寄ってくる。早く座れにゃー、その隣に鎮座するからお尻をマッサージしてくれにゃー。なんて我儘無下にできぬ人情派の私は片手で書籍をサポートして反対の手で居候猫を手懐けるポージングでソ...
さあ読書するぞ。と思てること声に出すのは憚りながらソファーへと向かうや否やどこからともなく居候猫が忍び寄ってくる。早く座れにゃー、その隣に鎮座するからお尻をマッサージしてくれにゃー。なんて我儘無下にできぬ人情派の私は片手で書籍をサポートして反対の手で居候猫を手懐けるポージングでソファーに腰を据える。あぁ猫と読書って素敵やんと思てるや否や私に向かってアナザー居候猫がドーンと大腿部上に乗っかってくる。カモンお尻撫でろにゃー。って言われても両手塞がってるし、先着順やし、と思てること声に出しても通じる相手ではないので書物を放棄してダブルお尻ナデナデするゆえなかなか進捗しなかった当著作物も無事読了する。そんな苦労は表に出さない私は誰か褒めてー頭ナデナデしてーとはつゆほども思わないのでいたって素の表情で今日もソファーでダブルお尻ナデナデ。
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目次がすでに自由律俳句っぽくて良き 「あたしガラスにうつらないわ。言葉ももう滅茶苦茶よ。」 「荒野で神と遭遇。すかさずお願いしちゃったわ」 「なんか揉めてるみたいやでちゅて見物してたよ。」 「よかれとおもったけど裏目。天麩羅がびしょびしょやわ」 「もう君とはやっとれんわんわんわ...
目次がすでに自由律俳句っぽくて良き 「あたしガラスにうつらないわ。言葉ももう滅茶苦茶よ。」 「荒野で神と遭遇。すかさずお願いしちゃったわ」 「なんか揉めてるみたいやでちゅて見物してたよ。」 「よかれとおもったけど裏目。天麩羅がびしょびしょやわ」 「もう君とはやっとれんわんわんわん、という残響。ダブやね」 などが好きでした。 基本夢の中みたいな文章。笑えるし楽しい。
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初めてこの方の作品を読みました。なんだろう、すごい文章です。誰かに何かに似ているような気がするのですが、、、。太宰? いやいや、、うーむ。
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1枚の写真をお題としたエッセイ風のオモシロオカシイ物語が綴られていく。 町田康のロックでパンクで刺激的な表現に声を出して笑う。 エレキにて郵便を送る、天麩羅がびしょびしょ、ポンク・ミクラム師、がお気に入り。
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パンクロッカー町田康の写真付き掌編集。語り口がテンポよく痛快で、3Pほどの一篇を読むだけで清々しい気分になれる。
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町田康の目に映る浮き世のあれこれ。自らをパンク歌手と蔑みつつも、世の有象無象を町田風味でばっさり。奥ゆかしくも慎ましい(?)彼の処世百科。彼の代わりに行者の滝に打たれるファンシーなスポンジの処世が気になるところ。
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【ひとことポイント】 すごいですねぇ。撃ったとき火ぃ吹きますねぇ <健康栄養学部 1年 K> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/1/9-3/18ま...
【ひとことポイント】 すごいですねぇ。撃ったとき火ぃ吹きますねぇ <健康栄養学部 1年 K> 企画コーナー「わたしの本棚」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/1/9-3/18まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1617757
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いつも思うんやけど、ほんま、町田康という人間は何を書いとるんやと何度もツッコミを入れたくなってしまう、というよりも事実、入れてしまう、そんな痛快エッセイ。 最も面を喰ったのは、「もう君とはやっとれんわんわんわん、という残響。ダブやね」という表題の付けられたエッセイ。エッセイとい...
いつも思うんやけど、ほんま、町田康という人間は何を書いとるんやと何度もツッコミを入れたくなってしまう、というよりも事実、入れてしまう、そんな痛快エッセイ。 最も面を喰ったのは、「もう君とはやっとれんわんわんわん、という残響。ダブやね」という表題の付けられたエッセイ。エッセイというか、シとブの掛合い漫才。シとブというのが誰なのかは読んでみてのお楽しみ。ほんま、どういう回線を繋いだらば、シとブの漫才が思いつくのやら。挿し込まれた写真もまた、味わい深くて素晴らしいの一言。 エッセイというのは日常を切り取った、いわば「暮らしの匂い」のようなものが漂ってくるものであって、故に、その人の生活・行動・思考などのパターンがぽわわぁんと伝わってきて、あ、なんか身近に感じられるやん、ええ感じやん、ってな感想を読み人に抱かしむるものやけれども、マーチダさんのエッセイは少々、否、相当、脚色をしてファニーにしている印象を受けます。つまり、これはマーチダさんの日常ではありません(推測)。いや、実際、日常なのだろうけれども、マーチダさんが色を付けることによって、こんなこと、日常で起こらへんで・あり得んで・思わへんでという世界が顕現してくるというのかな。だから、凡人である僕ごときが読むと、頭が炸裂して、口から水が噴出して、わぎゅうとかなんとか言い散らかして、揚げ句、ほんとにぺしゃんこ。
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