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新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか の商品レビュー

3.5

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

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  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2012/06/23

ツイッターやブログで散々主張していることを本にまとめた感じ。 意見に共感はするけれど、本を買ってまで読むような内容では無かった。

Posted byブクログ

2012/06/12

新聞・テレビの記者たちの信じがたい行状を白日の下にさらす。上杉隆さんの本はほぼ読んでいるが、「過激さ」はこれまでで一番ではないか。他社との間で取材したメモを事実上共有、フリージャーナリストの東電への追及を妨害―などは、これが本当にジャーナリストのすることかと目を疑ってしまうほどだ...

新聞・テレビの記者たちの信じがたい行状を白日の下にさらす。上杉隆さんの本はほぼ読んでいるが、「過激さ」はこれまでで一番ではないか。他社との間で取材したメモを事実上共有、フリージャーナリストの東電への追及を妨害―などは、これが本当にジャーナリストのすることかと目を疑ってしまうほどだ。鉢呂経産大臣の「放射能」発言はメディアのでっちあげだったことも分かった。何を信じたらいいのか。著者が代表理事を務める自由報道協会では、ジャーナリストの育成にも取り組むという。良心的なジャーナリストが育つことを待ちたい。

Posted byブクログ

2012/06/10

記者クラブを通じての取材を基軸とした既存報道メディアが 政府/官僚に骨抜きにされ、真実が報道できていない現状を綴った本。 本書を読むと日本の報道は、ジャーナリズムというよりも、官僚と同じく既得権益化した組織であることが分かる。 著者は、日本の報道の現状を憂うきっかけとなったのは...

記者クラブを通じての取材を基軸とした既存報道メディアが 政府/官僚に骨抜きにされ、真実が報道できていない現状を綴った本。 本書を読むと日本の報道は、ジャーナリズムというよりも、官僚と同じく既得権益化した組織であることが分かる。 著者は、日本の報道の現状を憂うきっかけとなったのは「3.11」だとしている。明らかに3.11直後の報道は異常だった。メルトダウンは起きていない。問題ないレベルの放射能の放出。各社が全く同じ見解しか出さない一方、世界各国は全く別の報道をしていた。

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2012/06/09

はじめはよいんじゃないかと思ってたけれど、人とディスカッションするうちに自分がいかにリテラシーが低いかを思い知らされた。 話の中で自己矛盾を起こしているところがいくつもある。 筆者のキャリアと文章のちぐはぐ感。 自分に不利な情報は取り上げず、それに気が付かない俺をひっかけるような...

はじめはよいんじゃないかと思ってたけれど、人とディスカッションするうちに自分がいかにリテラシーが低いかを思い知らされた。 話の中で自己矛盾を起こしているところがいくつもある。 筆者のキャリアと文章のちぐはぐ感。 自分に不利な情報は取り上げず、それに気が付かない俺をひっかけるような論の展開。 自分のリテラシーの低さに気が付かせてくれたという意味で★3つ。甘いか。 *******以下ディスカッション前の感想********* あらかじめ抱いていた先入観よりはずっと良かった。 こういう挑戦的なタイトルを書く本は、内容は刺激的だけと稚拙、というイメージでしたが、 稚拙というところはあまり感じられず、とりあえず刺激的でした。(俺が稚拙?w) 既存メディアがいかに信用に欠けるか、といった内容。 メインは記者クラブ批判です。 その中で面白い切り口の考え方だったり、まさにという指摘もたくさんあったので、いいっすね。 >近年の新聞協会賞を見ても、全紙にわたって報じられている話題だが、他紙より半日早かった、というケースが多い。 へえー。面白いですね。確かに新聞記事に対して与えられる賞って、基準がなんなのかって考えると、こんなところになるのか。切り口がいいのが賞に値するかな、と思ったけど、著者の主張が正しいならばその新聞も似たような切り口の記事しか書かないわけだし。 >「だからどうした。それはよほど能力がないということか?」 海外の能力主義を思い出しました。日本では企業に長く働いていること、とか、努力しているということが評価されるけれど、海外では結果が出せる、能力があるのが生き残るという。非常に合理的だ。そういう土壌でも活躍できる人間になりたいよね。 リテラシー大切なので、本書で提示されてる主張の、これは、と思うものは、裏を取る(/逆を取る)といいかもしれないなあ。

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2012/06/05

本のマスメディアがいかにダメであるかを、そして何がダメであるかをわかりやすく説明されている一冊であう。 現在の社会は言うまでもなく、情報社会であることが間違いないでしょう。 その情報社会、日々、いや、一日の中でも常に次から次へとあたらいい情報がテレビをはじめ雑誌、新聞、インターネ...

本のマスメディアがいかにダメであるかを、そして何がダメであるかをわかりやすく説明されている一冊であう。 現在の社会は言うまでもなく、情報社会であることが間違いないでしょう。 その情報社会、日々、いや、一日の中でも常に次から次へとあたらいい情報がテレビをはじめ雑誌、新聞、インターネットなどなどで色々と流れる中、何を信じればいいのか。何が本当で何が嘘かを判断することがとても難しくなっているし、恐らくわたしだけではなく、多くの人たちも同じような疑問は大からず少なからず持っているでしょう。 この一冊はそんな質問や疑問に対してお手伝いしてくれる。 読んで思った率直な感想は、著者に実に辛口、いやちょっと失礼な言い方かも知れないが、だいぶ過激的な表現な気がしないでもない。 しかし、とはいう反面読んでいて、成る程なと、凄く感じた。 7つの章にわかれて実に分かりやすくて、事細かに、そしてなによりリアルティに満ち溢れた情報。 普段はこういうての本を手にすることはないが、今回は珍しく購入。たまにはこういう刺激的な本も悪くはないかも。

Posted byブクログ

2012/06/03

2011年の震災・原発報道で明らかになったマスコミの現実。 情報操作に惑わされる日本人の現状が良くわかります。 なるべくテレビも見ないし、新聞も読まない方がいいのかな。

Posted byブクログ

2012/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

僕の中にある報道に対する不信感を確かなものにしてくれた1冊である。 上杉さんは震災後の福島原発事故に対する批判から脱原発のイメージがあるだろうけど彼は実は原発推進者である。 彼に対して多くの人は胡散臭い印象が強いと思う。 それは新聞、テレビの偏った報道のためである。 「メルトダウンした」という政府発表があるまで彼はその事実を伝え、主要メディアは確信に触れず、上杉さんを批判し、政治家の発言など見当違いの報道を続けた。 新聞、テレビに対する国民の不信感が高まった。 この新聞テレビの偏った報道の原因である記者クラブの存在。 そして記者クラブなど肩書き関係なしに参加の可能な上杉さんが代表を務める自由報道協会の存在。 上杉さんはよく大袈裟な発言も多い人だが僕は支持していきたいと思う。

Posted byブクログ

2012/10/21

日本には世界標準の「ジャーナリズム」はなかった。メディアと権力の癒着構造による「広報」があっただけ。 カタチができすぎちゃっているんだね。

Posted byブクログ

2012/04/15

やたら、「ニューヨーク・タイムズ」の言葉が目につきますが、故意にやっているのでしょう。中国はメディアが公正ではないとの認識であるだけマシ、には納得です。新聞は、再販規制除外に反対する時点で、とっくに見限っています。というか、おもしろくないですし。なんか、ここまで積極的になって叩く...

やたら、「ニューヨーク・タイムズ」の言葉が目につきますが、故意にやっているのでしょう。中国はメディアが公正ではないとの認識であるだけマシ、には納得です。新聞は、再販規制除外に反対する時点で、とっくに見限っています。というか、おもしろくないですし。なんか、ここまで積極的になって叩く値打ちがあるのでしょうか。

Posted byブクログ

2017/08/16

先日、新刊書店を物色して来た時、新書棚の前に平積みになって いた。「ほぅ、売れてるのか」と手に取った。そこまでは覚えている。 その後、いくつかの新刊書を選んでレジで会計を済ませ帰宅した 時に本書を購入していたことに初めて気が付いた。うむ、誰かの 陰謀だろうか。 『ジャーナリズ...

先日、新刊書店を物色して来た時、新書棚の前に平積みになって いた。「ほぅ、売れてるのか」と手に取った。そこまでは覚えている。 その後、いくつかの新刊書を選んでレジで会計を済ませ帰宅した 時に本書を購入していたことに初めて気が付いた。うむ、誰かの 陰謀だろうか。 『ジャーナリズム崩壊』をはじめとした数々の著作で訴えて来たこと の焼き直しである。 相変わらずの記者クラブ批判、相変わらずの政治と既存メディアとの 癒着曝露。いいなぁ、同じネタで何冊も本を書ける人って。 著作のタイトルに「洗脳」という言葉を使用した時から違和感を持った のだが、おかしさが進化しちゃっているようだ。 一部政治家の記者会見のオープン化への功績はあるけれど、既存 メディアは何もかもダメ、フリージャーナリストやインターネットの情報 は正しいってのは暴走し過ぎだろう。 上杉氏が代表を務める自由報道協会だって問題がまったくない訳で もなし、フリージャーナリストに至ってはピンキリだもの。 既存メディアが伝えることを鵜呑みにしている人って、実際のところ どれくらいいるのだろうか。本書はそんな人たち向けに書かれている のだろうが、そういう人たちって本書をも鵜呑みにするんじゃないか? それはそれで危険だと思うのだよね。 そして未だに「ニューヨークタイムズで取材記者をしていた…」と記して いるんだが、これ、誤解を招かないかな。リサーチャーだから「取材を する人」に間違いはないのだが、「取材記者」って一般には「取材して 記事を書く人」と思われないかなぁ。 ジャーナリスト引退宣言をして「ハイパーゴルフクリエイター」とか言う 肩書になった上杉氏、これからも同じネタの使い回しで本を書くのかな。 尚、大臣辞任のきっかけになった鉢呂氏の「放射能つけちゃうぞ」発言 の経緯については参考になりました。

Posted byブクログ