謎の彼女X(8) の商品レビュー

植芝理一(著者)

2017/05/27

作者さんのフェティシズムがつたわってくる笑
自分もこういうの大好きだけど笑

つくづく中学生の時期ってなにかすごいな。はじめてのぶん一番男女関係に多感な時期なんだろうか。どこまでもあまずっぱくて笑えて来てしまいそう。自分の中学時代はどうだったかな。気になる女の子ができると、ほんとうに気になって気になって仕方なくて、ささいなことで接点ができるとそれだけでしばらく幸せだった覚えがある。ある意味恋愛めんでは一番純粋な時期なのかも。そしてそれを思い出すのが本作なのかもしれない。

2012/06/08

卜部、初期のころからすると本当にびっくりするほど顔が変わったなぁ…。
そして恋愛漫画としてはより甘さが増している。水泳の話がとても良かった。

2012/04/10

すごく良い。最近やっと気付いたけどこの人たちかなりのバカップルなんだね。

しかしこの漫画はめちゃくちゃ都合よく季節変わるな。冒頭の話が真冬かと思ったら後半ではプール入ってるし。

2012/04/03

　「謎の彼女X」は純愛ものの漫画らしいけど、とにかくエロい。
　道具立てや展開などは割りと典型的な―そして、読んでいて気恥ずかしくなるような―ものが多いけど（だって、男のロマンス＝裸エプロンって…！）、そこに回収されないようなエロさを醸していると思う。
　８巻では「マスクをしている女の子っていいよねっ♪」ってイントロから、卜部のマスク顔をみた椿くんが「えっ！？何！？今の卜部の顔…なんかすごく色っぽい表情だったような…」となるわけだけど、これが冷静に漫画を眺めるかぎりちっとも色っぽく見えない（これは絵の好みの問題なのかもしれないけど…）。その箇所に限らず、「謎の彼女X」に登場する女の子は―たとえば、流行りの美少女美少女したものとかと比べて―画だけみれば無骨な感じがするし、好意的にみてもかわいいわけではないと思う。
　それでも色っぽく読ませるというのがこの漫画の―あと、漫画の表現方法の―素晴らしいところだ思った…
　…あ、アニメ化されるのですね！
　アニメ化の流れをうけて、どこかで精神分析屋さんが〈涎〉をつかったコミュニケイション＝擬似-フェラチオと〈鋏〉のメタファ＝去勢とかでそれっぽい批評を展開してくれると信じてる。

2012/03/03

今回はマスクですか。
マスクなら、息で湿った彼女のマスクをしてみたいとか、
もうちょっと欲しかったかなぁ。
でもまぁ徐々に本来の姿を取り戻してきてる感じで嬉しい。

2012/02/25

エロっぽさに磨きが掛かっています（笑）
もちろん、直接的なエロさではないです。
あくまで、純粋恋愛もの。
エロっぽさの中に、ほのぼのとした恋愛を感じます。
個人的には、「謎の風邪」が一番エロかったです。
素直に読むとエロくないんですが、”経験”がある人なら、きっと分かるはず（笑）

もちろん、エロさだけじゃなくて、純恋モノらしく、「謎の８月３１日」の最後の卜部の台詞はかわいいし、「謎のひとひら」の〇〇〇に△△△△がついているシーンはキレイでした。

ただ、ちょっとだんだんと卜部の謎っぽさが薄まっていっているのが残念。
ツンデレを意識し過ぎたのか、卜部の表情が豊かになりすぎてる感じ。
2～3巻ごろのような謎なところが、もうちょっと欲しい。
卜部は、そんなに喜怒哀楽を見せなくていい気がします。
ぜいたくな悩みなんでしょうか。

あ、もしかして、そのぶん諏訪部さんが謎めいてる感じがするのかな？
椿のお姉さんの陽子も、いろいろとかわいい。
こういう女性に囲まれたら、椿がいくつもうれしい悩みを抱えるのは分かる気がするなぁ（笑）