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毛のない生活 の商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2023/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

36ページ、いきなり「方角も良かった」と出てきて驚く サンマーク出版の本なども愛読していて、そっち系か 矢先、の使い方がちょっと変とか、まああれこれ 抗がん剤の吐き気は辛い 吐いても気持ち悪くならない物を食べる、フルーツゼリーとか 92ページ、会社で社長に怒鳴られるよりまし

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2019/07/06

乳がんとの戦いの過程を描く。 自分らしく、自分が思うように立ち向かいながら、前向きに。 抗がん剤を終え、自分らしく生きていることが良いと思う。 ガンの闘病というと、重々しい部分がたくさんあるけれど、著者の行動は、サバサバした感じを受け、読了感も爽やか。 でも、すこーし(少し...

乳がんとの戦いの過程を描く。 自分らしく、自分が思うように立ち向かいながら、前向きに。 抗がん剤を終え、自分らしく生きていることが良いと思う。 ガンの闘病というと、重々しい部分がたくさんあるけれど、著者の行動は、サバサバした感じを受け、読了感も爽やか。 でも、すこーし(少しか?)、自然治療的な方向を信じている感じもあり、そこに違和感を感じたが、自分もその立場になったら、そちらの方向に行ってしまうのだろうなーという気も否めない。 どこかに原因を求めたいのかなと。 ただ、標準治療をしっかりこなされていたので、そこは安心というかなんというか。 やはり、標準治療は大事ですから。

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2017/03/09

乳がんとの闘いを淡々とさらりと書いている。 愚痴っぽくなく、常に前向き。 そしてこれからもずっと病と共に生きていく強さを感じた。

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2016/03/08

1965年生まれの山口ミルコさん、角川書店、幻冬舎の編集長時代は都心に住み高級外車に乗ってGI値の高い食事を好みハイブランドのスーツを着ていたとか~。2009年会社を辞めて間もなく乳癌の告知を受け突然の闘病生活に。抗癌剤は共倒れ戦法、その力は強力、2wで脱毛が開始しその後3wで毛...

1965年生まれの山口ミルコさん、角川書店、幻冬舎の編集長時代は都心に住み高級外車に乗ってGI値の高い食事を好みハイブランドのスーツを着ていたとか~。2009年会社を辞めて間もなく乳癌の告知を受け突然の闘病生活に。抗癌剤は共倒れ戦法、その力は強力、2wで脱毛が開始しその後3wで毛も生えていない生まれたての子供のようになったと。自分の感覚で抗癌剤治療は途中でやめた。やめて1年半、「湯船に浸りながらゆらめく陰毛を見つめている。人体のふしぎ、生命のふしぎ。いったん私の全身から絶滅した体毛がふたたび芽生えている。 毛の復活とともに、私はちょっとやる気になってきた。」山口ミルコさん、自分の身体感覚が一番の主治医であるということを癌治療で学んだそうです!

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2014/04/12

がん闘病記というより、もっと大きいものを見せられた気がするエッセイでした。 「すべてを気にして憂鬱になることはない。『私は私』。そう思っていればよい」と書ききってしまう強さにただただ圧倒されました。 単純な強さではなくて、病気が発覚したときの絶望感や、想像を絶するような治療の辛...

がん闘病記というより、もっと大きいものを見せられた気がするエッセイでした。 「すべてを気にして憂鬱になることはない。『私は私』。そう思っていればよい」と書ききってしまう強さにただただ圧倒されました。 単純な強さではなくて、病気が発覚したときの絶望感や、想像を絶するような治療の辛さが内包されてのこの言葉だと思うと、胸に迫るものがあります。 病気なんて意識したことのない若い人こそ、読むべき1冊。

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2012/10/15

ガン患者闘病記として、事実をありのままに綴りながらも明るさを失わないでいる点が良かった。『養生訓』を読み直そう。同年代としては「(病になるまで)(仕事を辞めるまで)気づかなかったのかよ?」という面もあったけれど、それだけ著者が自身の恥ずかしい?点も隠すことなく記しているのだと思え...

ガン患者闘病記として、事実をありのままに綴りながらも明るさを失わないでいる点が良かった。『養生訓』を読み直そう。同年代としては「(病になるまで)(仕事を辞めるまで)気づかなかったのかよ?」という面もあったけれど、それだけ著者が自身の恥ずかしい?点も隠すことなく記しているのだと思え、好感を持てた。

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2012/10/08

敏腕編集者 山口ミルコさんの 3年間にわたる 乳がんと向き合う日々の記録。 といっても 大変そう、辛そうというのが 前面に出ているのではなく  どこか達観視した冷静な文章。 万が一 自分が同じ立場になった時 こうありたいな と思いました。

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2012/06/25

いろんな人のエッセイなどに度々登場する敏腕編集者、山口ミルコ。 彼女が癌になったというので、驚きながら手に取った。 病気について淡々と振り返りながらも、恐怖や不安がないまぜになっていた。 病気の時、彼女を支えたのはやっぱり本だったのだと思う。本の引用が時折記されている。各方面の知...

いろんな人のエッセイなどに度々登場する敏腕編集者、山口ミルコ。 彼女が癌になったというので、驚きながら手に取った。 病気について淡々と振り返りながらも、恐怖や不安がないまぜになっていた。 病気の時、彼女を支えたのはやっぱり本だったのだと思う。本の引用が時折記されている。各方面の知識人たちから背中を押されながら辛い治療に立ち向かう勇気を得ていたのだと思う。 本の力を感じずにはいられない。 新しい人生に足を踏み入れた彼女のこれからに期待したい。

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2012/06/24

いろんな本紹介のコーナーで紹介されていてずっと気になっていた でも何だか読むのが怖い本でもあった 日本人の2人に1人は癌にかかるらしい 50%・・・かなりな高確率・・・ 癌でなくても、怖い病気はたくさんある 病気じゃなくても、事故とか、自分にあってはならないと思うけど自殺とか ...

いろんな本紹介のコーナーで紹介されていてずっと気になっていた でも何だか読むのが怖い本でもあった 日本人の2人に1人は癌にかかるらしい 50%・・・かなりな高確率・・・ 癌でなくても、怖い病気はたくさんある 病気じゃなくても、事故とか、自分にあってはならないと思うけど自殺とか あとは老衰とか・・・ 人は「いつか」死ぬ時がくる でも、その「いつか」は分からない 神様だけが知っている 大好きだった仕事を辞め、一月後に癌を告知され・・・ 癌の闘病生活を文章に残し・・・ 想像を絶する苦しい体験だろうに、客観的に自分を見ている山口氏 幻冬舎の敏腕編集者だった山口氏、さすがと言うか、やはりと言うか とても読みやすい文章で、すごい体験が書かれてあるのにスイスイと 読めてしまって、気付くと1時間くらいで読めてしまっていた 私はこんなに冷静になれるだろうか? もっと取り乱しはしないだろうか? そんなことばかり考えながら読んでいた また再読するには勇気が要りそうだ・・・ 「死」という臭いがするものから遠ざかっていたいと私の本能が怖がっている まだ生きていたいから・・・

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2012/06/11

ミルコさんとガンの付き合い方は「闘病」という文字ではない もっと自然な流れを感じた。 動物が弱っている時の行動をみているような。

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