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日本の七十二候を楽しむ の商品レビュー

4.1

28件のお客様レビュー

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2015/06/19

この本があれば毎日自然のなかでなにが起こっていて、それを日本人がどのような言葉を使ってその季節を表現してきたかが分ります。毎日を飽きさせない本。

Posted byブクログ

2015/06/12

作者が変われば付随情報が変わる。 こちらは一つの節季が初侯、次侯、末侯に別れることの説明にはじまり、それぞれの侯の言葉、旬の野菜、魚介、兆し、祭りがシンプルなイラストと一緒にまとめられています。 新たな月を向かえてから、その月の節季と次侯を読むと、何となく過ごしていた日々が尊く思...

作者が変われば付随情報が変わる。 こちらは一つの節季が初侯、次侯、末侯に別れることの説明にはじまり、それぞれの侯の言葉、旬の野菜、魚介、兆し、祭りがシンプルなイラストと一緒にまとめられています。 新たな月を向かえてから、その月の節季と次侯を読むと、何となく過ごしていた日々が尊く思えてくる。 昔の人はこうして一年を忙しくも楽しく過ごしていたのだろうか?

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2015/03/13

四つの季節をそれぞれ六つにわけ、さらに三つの候にわけて、全部で七十二候。その候の紹介とことば、候の旬に関係のあるものが絵付きで載っています。四季がある中で暮らしていると暖かくなってきたなとか寒くなってきたなとか、変化するのが当たり前で感覚的に流れて行ってしまうけれど、 こんなに細...

四つの季節をそれぞれ六つにわけ、さらに三つの候にわけて、全部で七十二候。その候の紹介とことば、候の旬に関係のあるものが絵付きで載っています。四季がある中で暮らしていると暖かくなってきたなとか寒くなってきたなとか、変化するのが当たり前で感覚的に流れて行ってしまうけれど、 こんなに細かく移り変わるんだなとあらためて思いました。 こういう本は、手元に置いて何かの折ごとに開いて見るのがいいですね。 「潮干狩り」って行楽ではなくて旬の行事だったんですね~。知りませんでした(^_^;)

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2015/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2年前、仕事と趣味になれてしまい、手持ち無沙汰な感じで、毎日を豊かに生きてみたいと思ったときに、書店で見かけて購入した 二十四の気と七十二の候という季節の、旧暦ベースの暮らしの歳時記 見開きで、一つずつの候の、動植物や民俗を紹介していて、旧暦と新暦が併記されている 買って読み始めたのは2012年の夏だったのだけれど、この本は立春から始まるためしっくりしなかったので途中で読むのやめて、2013年の立春に、はじめから読み始めて、一年かけて読み終えた 読み終えて思うことは、この本のスロウ・リーディングは贅沢だな、四季のある日本に生まれて良かったな、ということだ 眠る前に、その候の頃になったら少しずつ読んで、というのを繰り返していた 候というのは不思議なもので、ほんとうに、その頃の自然の事象が紹介されているのだ こんな鳥がいないかな、最近の旬の食材にはこんな効果があるのね、そろそろあの花が咲く頃だな、などと、生活に照らし合わせることができて、精神的に少し豊かな日々を送れた 一年たって忘れてしまったことが多いので、今年もまた、はじめから読んでみようと思う

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2013/11/28

面白い! 数日ごとに、少しずつ少しずつ、季節が移ろいでいっている事。そしてその変化を肌で感じる面白さを、可愛らしいイラストと共に教えてくれる指南書です。 普段は見向きもしない道端の花や、何気なく見ていたスーパーの食品売り場の品ぞろえなんかも、じっくりと眺めたくなります。 こういう...

面白い! 数日ごとに、少しずつ少しずつ、季節が移ろいでいっている事。そしてその変化を肌で感じる面白さを、可愛らしいイラストと共に教えてくれる指南書です。 普段は見向きもしない道端の花や、何気なく見ていたスーパーの食品売り場の品ぞろえなんかも、じっくりと眺めたくなります。 こういう、自然と共存した「自然な」暮らしっていいなぁと思わせてくれる1冊です。

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2013/10/03

一年を二十四に分けた二十四節気を約5日毎に三分割した季節の分け方七十二候で季節やその時々の行事や旬なものを紹介した本。これはまとめて読むよりもその時々の季節に該当するページを読むのが一番良いかもしれない。あと後書きは蛇足だったのが残念。

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2013/06/10

<春夏秋冬がある国の季節のうつろい> 日本には四季がある。 春に桜が咲き、梅雨を経て、海が恋しい夏となる。 秋には紅葉が映え、冬は寒さの中、やがて来る春を待つ。 時とともに、季節は巡り、繰り返す。 啓蟄・穀雨・芒種・処暑・白露・小雪。 気象情報の際に耳にすることもあるこれらの...

<春夏秋冬がある国の季節のうつろい> 日本には四季がある。 春に桜が咲き、梅雨を経て、海が恋しい夏となる。 秋には紅葉が映え、冬は寒さの中、やがて来る春を待つ。 時とともに、季節は巡り、繰り返す。 啓蟄・穀雨・芒種・処暑・白露・小雪。 気象情報の際に耳にすることもあるこれらの言葉は、二十四節気と呼ばれるものである。一年を二十四に割り、それぞれに名前を付けた。四季それぞれに6つの節気が割り当てられることになる。どの日がどの節季に当たるかは年によって変動する。二十四節気の一年は立春に始まり、大寒に終わる。 二十四節気をさらに初侯・次侯・末侯に分けたものが七十二候である。それぞれは、約5日である。二十四節気は二字熟語だが、七十二候は短文である。 最初は立春の初侯である「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」。 夏至の次侯であれば「菖蒲華さく(あやめはなさく)」。 処暑の末候は「禾乃登る(こくものみのる)」。 寒露の初候は「鴻雁来る(がんきたる)」。 大雪の末侯は「鱖魚群がる(さけむらがる)」。 冬至の次侯は「麋角解つる(しかのつのおつる)」。 季節のそれぞれのできごとをそのまま名前としている。自然の歳時記であり、農事暦ともなっている。 本書はこの七十二候それぞれに、侯のことば、旬の野菜・味覚・魚介・行事などを添えて紹介している。親しみやすい文章に、やさしい風合いのイラストで、落ち着きがある。 日本各地の祭や土地の食べ物、古来の風習が幅広く紹介されていて興味深い。沖縄のものなどは馴染みのないものが多く、参考になった。 魚介というものは種類が多く、それぞれに旬があるなぁと改めて思う。肉では季節ごとに72種類も並べるのはなかなか困難だろう。 今の季節を探して読んでもよいし、気まぐれに開いた頁を眺めてもよい。 座右に置きたくなる1冊である。 *獺祭というのは、古くは、雨水・初侯(2月半ば)を指すものだったのだそうだ。獺が魚を岸に並べる様を祭の供え物にたとえたもの。転じて、書物を多く並べる好書家も指すようになった。獺祭書屋主と称した正岡子規の命日を獺祭忌と呼ぶこともあり、こちらは9月19日。 *紅葉の語源は、葉の色が変わることを「紅葉つ(もみつ)」「黄葉つ(もみつ)」と呼んだことに由来するらしい。

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2013/06/09

七十二候、知りませんでした。 図書館で借りて読みましたが、家に置いておき、季節ごとに読むのがいいかもしれないです。

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2013/04/14

季節を表現する美しい日本語が並べられ、意味を分かりやすく説明されていて、ながめるだけでも気持ちが落ちつく。

Posted byブクログ

2013/04/08

四季おりおりの言葉や旬の素材を集めた本。 旧暦の日と現在の暦と当てはめて、毎日少しずつ読み進めると季節感を味わえて楽しいと思う。

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