姫さま、お輿入れ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
例によって、日付は適当。 読んだ月は間違いなく12月。 第一弾が面白かったのですぐ第二巻を読むの巻。 今回は将軍のお姫様に化ける千代丸。 同心としての千代丸に前田の家紋がが入った椀の詐欺事件が持ち込まれる。 姫を亡き者にしようとするもの、それを守ろうとする黒鍬組。 毒殺を企てる十右エ門の動向を見張るセンセイと亀。 その毒を作る振りをする勘太郎。 今回は役に立った徳次。 変装で大活躍の一助と、登場人物が江戸の町を縦横無尽に動き回り、何事もなく前田家の婚礼は無事運ばれることになり、物語はおしまい。 しかし、溶姫は千代丸ほど容姿がよいわけではないそうで、前田の若君、本当の姿を見たらどうなることやら…。
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千両役者捕物帖シリーズ、2作目。 勘太郎一座の密偵の様子が、お得意の役者の才を上手に活かしたものになっていて、1作目より堂に入ってきた。男女の入れ替え変身ができる千代丸の能力もここという時に発揮されているし、ストーリーと設定がだんだん上手く噛み合ってきた印象。ただ、事件モノとし...
千両役者捕物帖シリーズ、2作目。 勘太郎一座の密偵の様子が、お得意の役者の才を上手に活かしたものになっていて、1作目より堂に入ってきた。男女の入れ替え変身ができる千代丸の能力もここという時に発揮されているし、ストーリーと設定がだんだん上手く噛み合ってきた印象。ただ、事件モノとしては最後がドタバタだったかなぁ。結局、お椀の仕込みは何処に?ドタバタのうちに裏で勝手に終息され、いつの間にやらエンディングを迎えさせられた感じ。シリーズ背景に潜む謎はまた次回に残しておくにしても、今作内での事件はもう少しきっちりと落とし前を付けてほしかったかも。
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2月3日~7日 将軍の娘・溶姫が加賀へ嫁ぐ慶事で、好景気に湧く江戸の町。女形であることを隠しつつ、桜山家で同心を勤める千代丸に、前田の家紋が入った椀の詐欺事件が持ち込まれる。さらに姫の出自を理由にした加賀の婚姻反対派から姫を守るため、千代丸は花嫁に化けることに―。一方、一座の用心...
2月3日~7日 将軍の娘・溶姫が加賀へ嫁ぐ慶事で、好景気に湧く江戸の町。女形であることを隠しつつ、桜山家で同心を勤める千代丸に、前田の家紋が入った椀の詐欺事件が持ち込まれる。さらに姫の出自を理由にした加賀の婚姻反対派から姫を守るため、千代丸は花嫁に化けることに―。一方、一座の用心棒・通称センセイは、婚姻費用の重税に喘ぐ加賀の農民たちの直訴と、それを隠れ蓑にした溶姫暗殺の片棒を担ぐ羽目になってしまう。果たして千代丸と藤本勘太郎一座の面々は、溶姫の菩提寺行脚を乗り切って、徳川と前田の縁、ひいては江戸の平和を守れるか?大人気シリーズ、待望の第二弾。
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女形の千代丸、桜山千太郎として同心をやるはめに。 家斉の娘溶姫の影姫になりながら、加賀の若殿とあったりしながら、事件解決する。
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