宇宙に外側はあるか の商品レビュー

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46件のお客様レビュー

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2023/02/08

誰もが一度は考えたことはある問いに対して、現段階の研究でわかっていることがつらつらと書かれています。 難しい理系の込み入った話はなく、俯瞰的な問いかけで進められています。

Posted byブクログ

2022/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

宇宙について最低限知る、二冊目。たまたまではあったが事前に村山先生の『宇宙は何でできているのか』を読んでいたため、最低限知識に基づき、これまた最低限理解できた、気がする。(理解できていないところも多々あるのだけど) 途中途中で復習しながら、知識が補完されていったので図らずもこの順番で良かったなと。またすぐ忘れそうなので、また数年後に、最新版の新書で知識をアップデートしたい。

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2022/03/25

人間原理やマルチバースについて、割と詳しく書かれており、この手の本としては、なんか哲学的だなー、とか思っちゃいました‼️

Posted byブクログ

2020/10/01

理解出来ないところはとことん理解出来ず、半分ぐらいは流し読みした。 量子論って何?ってレベルの自分には少し難しすぎたのでまた知識が深まってから読むとまた感じ方が違うかもしれない。 でも、宇宙の微調整問題という考えはすごく面白く不思議と納得してしまった。

Posted byブクログ

2020/04/29

宇宙に興味が湧いたので、何となく手に取ってみた1冊。理系でもないし、興味だけで読むにはあまり理解できず、残念だった。

Posted byブクログ

2020/01/01

「宇宙ハンパねえ……」 と、途中からずっと思っていました(笑) 宇宙って自分が思っていた以上に"SF”の世界だったんだなあ(意味通じるでしょうか?) 少し前に話題になったニュートリノや重力波、あるいは、ワームホールやビックバン、ブラックホールやダークマターといったお馴...

「宇宙ハンパねえ……」 と、途中からずっと思っていました(笑) 宇宙って自分が思っていた以上に"SF”の世界だったんだなあ(意味通じるでしょうか?) 少し前に話題になったニュートリノや重力波、あるいは、ワームホールやビックバン、ブラックホールやダークマターといったお馴染みの用語たち。 そうした用語の解説から見えてくるのは、自分のちっぽけな常識が通用しない宇宙の姿です。 光がまっすぐに進めない世界。 時間も空間もない世界。 この次元とちがう次元にあるかもしれない、平行世界の宇宙。 SF小説や映画にはちょくちょく触れているので、こうした可能性があることは、なんとなく知っていました。でも「あくまでフィクションの話だろうな」とも頭の片隅では、思っていました。 それがこの本の、難しさを極力排した、平易な語り口のおかげで、事実や可能性の一端を、確かに感じられるのです。 だからこそ、宇宙は思っている以上に「SFしてる」と、自分は思ったのです。 さらにこの本の思考は広がっていきます。物理学の理論はいつのまにか、未来や運命はあらかじめ決まっているのか、という問いに。 そして時間や空間の話は、最終的には存在や認識といった、哲学的なところにまで行き着きます。 語り口こそは平易なのですが、ここに至るまでの思考は、かなり難しい…… この本の全体の自分の理解度は多めに見積もっても、3割あるかどうか…… その上、読んでから日が経ってるので、説明できることはほとんどありません。たぶん後2、3回読めば、5~6割くらいにはいくかなあ(希望的観測) それでも、この本を読んでいるときは面白かった! さっきも書きましたが、SF小説や映画の世界の可能性が存在することは分かりましたし、 難しい理論を、理系がからきしの自分にもなんとなく納得させ、論を進める筆は、本当にすごいと思います! 本の内容は、理解できるに越したことはないです。でも時に理解できなくとも、ワクワクしながら本を読み進めることができるのだなあ、ということに、自分でも驚きました。 それがこの本の持つ力であり、宇宙の無限の可能性の一端なのではないか、と思います。

Posted byブクログ

2019/08/12

宇宙モノの新書としては読みやすい。インフレーション、マルチバース、一般相対性理論、ひも理論、ブラックホール、ダークマター、ダークエネルギー、素粒子、ニュートリノ。

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2019/04/27

宇宙の外側が未知なのはもちろん。観測が可能なブラックホールの中は物理法則が完全に通じない世界であると知ることができました。 私は物理とはこの世で絶対的なルールだと思っていました。 しかし、宇宙の外側で通用しないならまだしも、宇宙の中でも絶対的なルールが通用しない場所があることに...

宇宙の外側が未知なのはもちろん。観測が可能なブラックホールの中は物理法則が完全に通じない世界であると知ることができました。 私は物理とはこの世で絶対的なルールだと思っていました。 しかし、宇宙の外側で通用しないならまだしも、宇宙の中でも絶対的なルールが通用しない場所があることに衝撃を受けました。 私の勉強不足で、本書の内容の4割くらいは理解が追いつきませんでした。 しかし、4割が理解できなくても、十分おもしろいと感じました。 その理由は謎を楽しむことができるからです。 わからないからこそ、ワクワクすることもあるのだと気付かされました。

Posted byブクログ

2019/02/20

最新の宇宙に関する研究を、一般人にも分かるように説明した本。著者は物理学の教授である。 世の中にはこういった研究に一生を捧げる人がいるのか…と感心した。物理学の世界では、数式などを用いて現象を説明でき、観測によって証明されることによって、初めて真実と見なされるようだ。本書の目的は...

最新の宇宙に関する研究を、一般人にも分かるように説明した本。著者は物理学の教授である。 世の中にはこういった研究に一生を捧げる人がいるのか…と感心した。物理学の世界では、数式などを用いて現象を説明でき、観測によって証明されることによって、初めて真実と見なされるようだ。本書の目的は、宇宙について、現在どこまで分かっていて、何が分かっていないのか、をはっきりさせることである。 すごいのは、数式などを全く使わずに、理論というか概念的かつ現実的にイメージしやすいように説明されていることである。それでも後半部分の時間とは何か、空間とは何か、人間に認識されることによってはじめて存在するのか、という議論の部分は論理的ではあっても理解が難しかった。 著者によると、量子論と相対性理論が発見されて世界のあり方が変わったという。個人的に知らなかったのは、月の重要性である。月が存在しなければ、重力も全く異なっており、潮の満ち引きもなく、1日は8時間になり、人類は存在できなかったという。それでは我々人類が存在するのは偶然なのか、必然なのか? その答えを導くのは読者である。

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2018/11/08

科学と哲学?の境界線は思っていたより曖昧だ。「理解」が自分が直感的に把握している世界の物理法則の上に立脚している以上、10次元だ、マルチバースだと言われてもわけわからん。言葉の遊びみたい。どちらかというと、どうしてそういう話が出てきたのか、宇宙論科学者?のものの考え方のほうが不思...

科学と哲学?の境界線は思っていたより曖昧だ。「理解」が自分が直感的に把握している世界の物理法則の上に立脚している以上、10次元だ、マルチバースだと言われてもわけわからん。言葉の遊びみたい。どちらかというと、どうしてそういう話が出てきたのか、宇宙論科学者?のものの考え方のほうが不思議だ。それが理解できれば、10次元であって100次元ではない理由が理解できそうな気もする。高等数学が彼らの言葉なのかな。

Posted byブクログ