FX 一目均衡表ベーシックマスターブック の商品レビュー
一目の各ラインの復習になった。 ただ、その後複雑になっていく。 スパンモデルを学んだときのほうが納得感が大きかった。 後半はほとんど波動論。 トレーダーならある程度肌感覚で分かっていることかな、という印象。
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おすすめ度:90点 全ページオールカラーのため、チャートがとても見やすい。福永博之氏の解説もとてもわかり易く、初心者でも理解できる内容となっている。 一目均衡表に関する私の最大の疑問は、現在値が五線の下に位置し、下降トレンドが継続している場合、永遠に安値近辺で取引できるタイミングがない、ということであった。 そうした弱点をカバーし、実際のトレードで投資家を助けてくれるのが、「時間論」であり、「値幅観測論」であり、「波動論」であると著者はいう。 実際、本著においても、五線に関する解説は1章のみしか割かれておらず、「時間論」「値幅観測論」「波動論」そして、その「統合化」に大半のページを割いている。 ただ、「時間論」「値幅観測論」「波動論」「統合化」についての実例をみても、どうしても後講釈となってしまっていることは否めない。 チャート派の限界は、過去の数字の加工にある。だが、一目均衡表は唯一、未来にも線が描かれているテクニカル指標だ。私はそこに、一目均衡表の特異性があると思っている。 私としては、五線を中心に考え、本著で学んだ3論をしっかりと意識して、今後、チャートをみていきたいと思う。
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