風の呪歌 射千玉の髪の姫君 の商品レビュー
「クリスタルドラゴン」を知っていますか。 島に追いやられてからのケルトとローマ帝国(ネロのあたり)を股にかけた、ハイファンタジーです。 わたしとしては、「ガラスの仮面」と同じくらい、「さっさと続きを書いて終わらせようよ」という存在です。生きているうちに書き上げる気があるのかしら。...
「クリスタルドラゴン」を知っていますか。 島に追いやられてからのケルトとローマ帝国(ネロのあたり)を股にかけた、ハイファンタジーです。 わたしとしては、「ガラスの仮面」と同じくらい、「さっさと続きを書いて終わらせようよ」という存在です。生きているうちに書き上げる気があるのかしら。 初めて読んだときは、ゲッシュ(誓いの言葉)に、ときめきました☆ 「蒼天我が上に堕ち来たらぬ限り、泡立つ海引き裂けて我を溺らしめん限り、緑なす大地、引き裂けて我を飲みこまん限り、この誓い、破らるることなし」だっけ? イイ男がイイ男に跪いて言うところがまた。わたしも何度も唱えた覚えがあります。それこそ、「ラピュタ」の呪文くらい。 この話は、その「クリスタルドラゴン」の外伝に当たります。 「忘却の川(レテ)のほとりで」は、ユニコーンから作られた竪琴をめぐる話。 「風の呪歌(ガルドル) −射干玉の姫君−」は、滅ぼすものと、滅ぼされたものの話。 まだ、天地創造の言葉が残り、それが世界に影響を及ぼしていた頃の話。「クリスタルドラゴン」を知らない方は、ここから入ってみるのもいいのかも。 ただし、「いつまでたっても続きが読めない」という苦情は勘弁してね。 この話はずいぶん前にも発行されているようですので、ダブりに注意。 某サイトより転載
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