それでも、桜は咲き の商品レビュー
3.11での色々な人たちの話。 裏表紙には「感動の長編」とあったのだが。。 自分は感動などしなかったのよね。。 主人公や、その周りの女性たちに、イラつきすら覚えてしまった。 情報の取れない被災地でのこと、仕方のないことだと思う点もあるが、なんだか、自分のことしか考えていない人た...
3.11での色々な人たちの話。 裏表紙には「感動の長編」とあったのだが。。 自分は感動などしなかったのよね。。 主人公や、その周りの女性たちに、イラつきすら覚えてしまった。 情報の取れない被災地でのこと、仕方のないことだと思う点もあるが、なんだか、自分のことしか考えていない人たちだな。。と思ってしまったのだ。 それは、どんなことが起こったか。どんな被害が出ているか。を熟知している読者だから、持った感情なのかもしれないが。。。
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311は東京で迎えたが、原発事故の後、小さな子供を持つ身としてある意味当事者だった。価値観も変わり仕事も変えた。ようやく落ち着いてあの災害を振り返ることができている。津波等直接的な被害に遭われた方々は、もっともっと傷が深いのだろう。祈る。
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放射能が怖くて移住した広島の図書館で、偶然出会った本。 仙台市で震災にあった私はドキリ。 裏表紙解説には「感動の長編小説」と書いてあったけれど、うぅぅぅーん。これは言いすぎかなぁ(´ ▽`) 色々思い出しながら、そんなことあったなーって スラスラ読めた。 - - - - - P113 「原発がいいものなら、なんで都会につくらねぇ?いいものはなんでもかんでも集めている都会でよぉ」 P114 「原発推進派は五重の防壁で放射能を封じ込めると主張しているが、原子炉は完全な密閉状態なわけではない。放射能は排気筒や排水口を通し、日常的に環境へ放出される」 - - - - - 私の生まれ育った福島を返してほしい。 どうして東電は黒字なのさっっ。ふんっ!
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3.11、あの日の出来事を綴ったフィクション。 あの日に家族の大切さを感じたり、本当に大切な人、こと、に気付いたり、この話の主人公はアンハッピーだし、あの日に絡めなくてもよかった気がするし、絡めるなら違う結末がよかったけど。
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3月11日、地震のあった日に主婦葉子は友人の結婚式のために仙台に来ていた。みんな色んな事情があってあの日を迎える。そしてその後の話しも。さらっと読める長編小説。
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主婦の葉子が日常の中で迎えた3月11日の大震災。 夫の動向に疑念を持ちながら友達の結婚式出席のため美咲とともに仙台に行った二人。そこで大震災に遭う。情報不足、行方不明の友達、連絡のない夫。それでも、桜は咲くと思う気持ちを持てるのは人間の強さだろう。
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3月11日に起きた地震を生き延びた人々を描く。でも焦点が全然別の所へいってしまっていて、これはあの地震を題材にする必要はないのではないか?と唖然としてしまった。人物は数名の安否から始まり体験談を僅かに挟んだだけで、まとまりがなかった。ほぼ結婚に上手くいかなかった夫婦をメインにして...
3月11日に起きた地震を生き延びた人々を描く。でも焦点が全然別の所へいってしまっていて、これはあの地震を題材にする必要はないのではないか?と唖然としてしまった。人物は数名の安否から始まり体験談を僅かに挟んだだけで、まとまりがなかった。ほぼ結婚に上手くいかなかった夫婦をメインにしているだけな気がする。当時の状況が何ひとつ伝わってこなかった。
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世界観、舞台設定:★★★(3) ⇒2011/3/11前後の日本が舞台。あの災害を受けて、作者は「今だからこそ、書かなくては」という使命感に駆られたのかもしれない。その気持ちは大いに分かるが、ただ残念ながらそこを舞台にするならもっと推敲を重ねるべきだったと思う。 キャラの魅力:★★(2) ⇒主人公である専業主婦の葉子をはじめとして、残念ながら共感できる人物も、好感を持つ人物もいなかった。 ストーリー:★★(2) ⇒作者の「3/11の災害を、物語として残さなくては」という使命感は理解できるし、恐らく反原発派の考えを持った人でそれをさり気なく示したいという気持ちもあるのではと思う。 ⇒しかしながら、このストーリー(特に主人公のメインストーリーを指します)であれば3/11を絡めないほうが余程良かった。ただ、ラストだけは希望の持てるもので「前に進まなくては」と改めて感じられた。…しかし、そこまでの過程が。。。 読み返したいか:読み返すことはない 文体:シンプル、押しつけがましくない、少し固さを感じる(何となく、たどたどしい?) 読後感:最後は希望が持てる、しかし過程のせいで感動は無し(今見てみたら【「あの日」を迎えた全ての人に小さな力を贈る、感動の長篇小説】…ってフレコミなんですね。)
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★あらすじ★ 3月11日、専業主婦の葉子は友人の結婚披露宴のため仙台にいたところ、地震に見舞われた。東京に戻れずホテルに滞在するうち、花嫁の行方不明、津波被害、原発問題など様々な情報を知る。少し気になるのは、東京にいる夫と連絡が取りづらいことだった――。
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日本にいた国民が味わった共通の 痛み。 だけど、私の中ではもっと重く、苦しく、訳のわからないものでした。 小説の一瞬の闇のような感じと実感が結構離れててなんだか違和感を感じました。 私は、印象にはあんまり残らないかもしれないです。
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