Q.E.D.-証明終了-(41) の商品レビュー
CMBとのコラボレーション作品。それぞれの立場で描かれているので、両作品ともに読んでいる私には面白かったです。「カフの追憶」は少しトリックがズルい気がしますが、意外性があって良かったです。
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番外編も出ている非常に興味深いマンガ。 一冊に2つの話。謎解き。もぉ、止まりません。 一気に読むのは止めましょう… 未だに続き物です。 1904年に出された『ポアンカレ予想』は2006年に証明された。 これも驚きの事実だけど、そんな予想を出してたポレアンカ氏は一体どんな人だったんだ? 30巻目の『犬の茶碗』はお見事。古典的にもきちんとしていて好きなお話です。 燈馬くんの『数学は真実に近づく強力な武器だ』の一言はスゴイです。 ある意味、今の私の中ではかなり強力なコメントですから。 32巻の『マジック・マジック』で加奈ちゃん大活躍でこちらもニヤリ。 『レッドファイル』ではブラック・ショールズ方程式について。この作品の中で燈馬くんのMIT時代友人としてフライヤ登場。 誰でも持っている思惑は、感情ともリンクするので読めないのかなぁ。 金融って怖いわ… 33巻で出てくる『パラドックス』は誰でも持っていると思っているので、これはこれでアリでしょう。 34巻でアランがついに結婚。結婚するにあたって、慈善事業立ち上げちゃうのはすごいけど…。 35巻の『クリスマス・プレゼント』、燈馬君には分かったのかな? 36巻の『殺人事件』と『後継者選び』なんだけど、どっちの作品も切ないです。 個人的に烏丸キャラが好きです~♪ 37巻、プロファイリングの話はTVイメージ先行なんだろうな((((((^_^;) 燈馬君、相変らず冴えてます。 後編のアニマ。日本のアニメの現状をもっと知って貰わないと… CGが闊歩する中、アニメや漫画って媒体はもっと貴重なんだって事を。 38巻で話算が出て来ます。これ、非常に興味深いです。 39巻に懐かしき『ボイジャー計画』が。マジ新聞スクラップしてた(^^;) 今の子には当たり前の事が、当時は発見の連続だった。 イオ教授の『失敗した計画は断じて実行してはいけない・・・』は真理。 40巻は案外サラッといけたかな?トリックも案外易しかったし。 41巻で森羅と国際司法裁判所にて対決となるが、ココでは燈馬君の勝ち。 二本目が描き下しでとんぼ返りの年末の東アメリカへ。 この話、かなり『間違いを認めない』という最近の日本の一部を見たような気がした。 認めなければ、前に進む事なんて、何も出来ないのに。 自分が誰だか判っていても、現在がいつなのか認識出来てない。 こうならない様に、私も気をつけよう・・・
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「バルキアの特使」C.M.B.とのコラボ作。先にC.M.B.の方を読んでいて疑問が残っていたところもありましたがすっきり解消、こちらはこちらの結末に納得。できれば記憶をまっさらにして今度はQ.E.D.の方を読みたいな(無理ですが)。中盤の法廷シーンは緊張感を持って読めたし、水原さ...
「バルキアの特使」C.M.B.とのコラボ作。先にC.M.B.の方を読んでいて疑問が残っていたところもありましたがすっきり解消、こちらはこちらの結末に納得。できれば記憶をまっさらにして今度はQ.E.D.の方を読みたいな(無理ですが)。中盤の法廷シーンは緊張感を持って読めたし、水原さん・七瀬さんの「基本全滅」はスカッとしたし(なんか見えてたし)、楽しかった。 「カフの追憶」理詰めで隙がない話も好きですが、こういう切なさとか幸せとかを考えさせられる話もいいですね。燈馬くんは「大事にすべきその一瞬がいつだったのか」をちゃんと分かる子になったんだなーとしんみり。お話の作りがうまいなあ。
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『バルキアの特使』、『カフの追憶』どちらもおもしろかった! 特に『バルキアの特使』が。 小国の革命の後、逃げてベルギーに逮捕された元大統領を自国での裁判に持ち込むために、協力を依頼されたトーマがなんと森羅と対決することになるC.M.Bとのコラボ企画。 C.M.Bの方には森羅視点の...
『バルキアの特使』、『カフの追憶』どちらもおもしろかった! 特に『バルキアの特使』が。 小国の革命の後、逃げてベルギーに逮捕された元大統領を自国での裁判に持ち込むために、協力を依頼されたトーマがなんと森羅と対決することになるC.M.Bとのコラボ企画。 C.M.Bの方には森羅視点の話が載ってるそうなので、そっちも読みたいです。
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今回も名作二本。そして再び「C.M.B.」とのコラボ。法廷闘争で闘う形を取りながら、それぞれに合った結末が用意されているところが秀逸。 この作者の難しい理論や状況をシンプルに解説するテクニックにも感心する。
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今回は2本とも当たりでした。 その中でもやはりコラボ!以前もコラボありましたがそのときはお互いの登場も少なかったしちょっとした協力程度だったけど今回は国を背負っての敵対関係として活躍! 燈馬くんサイドでは全容を知ることができないので残念…と思ったのですが。 もう一本はいつもと少し...
今回は2本とも当たりでした。 その中でもやはりコラボ!以前もコラボありましたがそのときはお互いの登場も少なかったしちょっとした協力程度だったけど今回は国を背負っての敵対関係として活躍! 燈馬くんサイドでは全容を知ることができないので残念…と思ったのですが。 もう一本はいつもと少し毛色が違ったかなと思いました。内容も面白かったけど燈馬くんと可奈ちゃんのやりとりが好きだったな。 昔も何が食べたいか聞いた話があったけど今回は具体的に答えてたり、より人間らしくというのも変だけど年相応の子に近いように変わってきているように見えたのが細かいことだけどいいなあと思ったものです。
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良質のミステリを提供し続けるQ.E.Dの第41巻。 東ヨーロッパの小国バルキア共和国の独裁者・スワミがベルギーで逮捕された。「国際人道法」に違反した罪で、ベルギーは裁判を開くという。 しかし、バルキア共和国は自国の安定の為にも独裁者は自身の手で裁かなければならない。 舞台は国際司...
良質のミステリを提供し続けるQ.E.Dの第41巻。 東ヨーロッパの小国バルキア共和国の独裁者・スワミがベルギーで逮捕された。「国際人道法」に違反した罪で、ベルギーは裁判を開くという。 しかし、バルキア共和国は自国の安定の為にも独裁者は自身の手で裁かなければならない。 舞台は国際司法裁判所、ベルギー側の代理人は……従兄弟の榊森羅だった。 著者のもう一つの作品「C.M.B」との2回目のコラボレーション作品。 国際司法裁判所を舞台にした国と国のエゴのぶつかりをスマートに描き出しています。 特に国際司法裁判所で燈馬、森羅がそれぞれの立場で、自国の正当性を主張するシーンはゾクゾクします。 もう一編はアメリカ連邦刑務所に収監されている一人の受刑者に対峙する燈馬を描いた作品。 受刑者は自身の無実を訴えるが、彼の見ていた風景を燈馬は「間違っている」と指摘する。 どちらも漫画の形態をとったミステリ作品として秀逸だと思います。
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一番好きなミステリコミック。 もう41巻。 2編収録で、一編は、『バルキアの特使』。 もう一つの連載マンガ、『C.M.B.』の主人公、森羅とのコラボです。 しかも、法廷闘争とくれば期待しないわけにはいきません。 しかしまあ、この一連の想vs森羅の話で、一番面白かったのが...
一番好きなミステリコミック。 もう41巻。 2編収録で、一編は、『バルキアの特使』。 もう一つの連載マンガ、『C.M.B.』の主人公、森羅とのコラボです。 しかも、法廷闘争とくれば期待しないわけにはいきません。 しかしまあ、この一連の想vs森羅の話で、一番面白かったのが、 可奈&たつき無双という。 いや、二人並んでる時点で無双じゃないんですけど、もういいじゃないですか。 この二人で軍隊ですよ。 軍隊並みじゃなくて、軍隊以上です。 惚れるわ。 ネタでも馬鹿にしてるのでもなく、大好きなんですよ、この二人。 同時収録のもう一編は、『カフの追憶』。 これは、最後のネタはわかりやすいですが、だからこそ、いいです。 これは、とてもいい。 このまま、舞台にのせたい。 きっと、いい舞台になる。 ところで、作中の謎には疑問がないんですけど、最後のコマには、疑問があるのです。 そこにある、叙情性はわかります。 うまいです、キレイです。 でも、「どうやったの?」がわかりません。 どなたか、答え教えてください。 何か見落としてるのかなあ……?
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