魔法飛行 の商品レビュー
エッセイ集「発光地帯」の続編。整理されずに呟かれる言葉、特に文末で混沌と羅列される言葉の煌めきが好い。 もともとは食のエッセイだったはずだがほとんど食の話は出てこなくて、時々思い出したように語られる食の話はかなりお粗末だが美味しそうでもあります。
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小説でもエッセイでも、読めば読むほど川上氏のことばの浮遊?今回の場合は飛行?におどらされ、一字一句、その表現をひろっては浮かべ、ひろっては飛ばし、してしまうのだ。 「そもそもお終いとはなんだろう、ああなんたる最終の伝統だろう! 知らないものを知らないせいでわたしたち、余計なこと...
小説でもエッセイでも、読めば読むほど川上氏のことばの浮遊?今回の場合は飛行?におどらされ、一字一句、その表現をひろっては浮かべ、ひろっては飛ばし、してしまうのだ。 「そもそもお終いとはなんだろう、ああなんたる最終の伝統だろう! 知らないものを知らないせいでわたしたち、余計なことばかりを知ってしまう。」
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ネット連載のエッセイらしいが、ダラダラと改行なく「、」多用で続く繰り言のよな文体が受け付けられず、早々に断念。 パラパラ拾い読みする分には言葉の使い方は綺麗だし、あえての文体だとは思うが、今の気持ちにはそぐわず。 マイナス思考の女友達の真夜中のメールって感じ。 【図書館・初読・4...
ネット連載のエッセイらしいが、ダラダラと改行なく「、」多用で続く繰り言のよな文体が受け付けられず、早々に断念。 パラパラ拾い読みする分には言葉の使い方は綺麗だし、あえての文体だとは思うが、今の気持ちにはそぐわず。 マイナス思考の女友達の真夜中のメールって感じ。 【図書館・初読・4/23早々挫折後飛ばし読み】
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やっぱり、回りくどいワールド だんだんと料理好きになってたね 簡単にできるカルボナーラ私も作ってみようかな、いやきっと作らないと思う
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川上さん、11月に結婚して今妊娠中なんだってさー(´・∀・`) たぶんその精神的揺れも反映されてるなあというエッセイ。 相変わらず文が好き お母さんになったらまた違った視点になるかな?たのしみ。
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異彩を放つ自称・文筆歌手でもあられる川上さんの日常が、その思考過程と共に反映されたエッセイ集「発光地帯」の続編にあたる二冊目。 なぜだか知らず、ついつい手に取ってしまうのが川上さんの本だ。大震災を挟んだ2年間、長編「すべて真夜中の恋人たち」を執筆し、川上さん自身がお腹にベイビーを抱えるまでの二年間の日々の記録。
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川上さんの文章にしては、何か読みやすくなった。。? でも正直前作の「発行地帯」の方が好きだったかも。 今年お子さんが産まれるそうで、これからのエッセイ・作品にどんな影響を与えるか楽しみです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
歌を作り歌う人だけあってとても感覚的な文章を書く人だと思う。 エッセイなどになるとそれが顕著で、あともうちょっとすると とても読みにくい文章になるところなのだが、うまい具合に その手前で留まっている。
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なんとも不思議なエッセイ。 「自由律で不定型、新しいかたちのエッセイ」という表現そのもの。(巻末の、前作「発行地帯」の紹介文より) まったく意味のわからない部分もあったけれど、わかるわかるという部分もあって、その独特の文体と表現ならではの魅力にはまるというか、別の世界にいるような...
なんとも不思議なエッセイ。 「自由律で不定型、新しいかたちのエッセイ」という表現そのもの。(巻末の、前作「発行地帯」の紹介文より) まったく意味のわからない部分もあったけれど、わかるわかるという部分もあって、その独特の文体と表現ならではの魅力にはまるというか、別の世界にいるような心地で読みました。 結論としては、わたしはすきです。 川上未映子さんのあの透明感のある美しさも相まって、すべてが不思議な雰囲気に包まれているような、そんな感じです。 ・・・エッセイの影響を受けまくったレビューになっております(笑)
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☃ そらすこんから川上さんのエッセイは読ませて頂いています。理解するとかしないとか分かるとかわからないとかというより、読んでいて心地よく、また、ずしーんと心に響く感覚が好きで、手元において、ふとした時に開いています。 2013.2購入。
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