サミー・ヘイガー自伝 の商品レビュー
大成功したソロミュージシャンからVan Halenのボーカルに抜擢されたサミー・ヘイガーの自伝である。 ヴァン・ヘイレン兄弟と対等に渡り合い、あのデイヴ・リー・ロスの後釜となり、そしてある意味それ以上の成功を治めた人だけのことのある内容である。 兎に角自分の遣りたい...
大成功したソロミュージシャンからVan Halenのボーカルに抜擢されたサミー・ヘイガーの自伝である。 ヴァン・ヘイレン兄弟と対等に渡り合い、あのデイヴ・リー・ロスの後釜となり、そしてある意味それ以上の成功を治めた人だけのことのある内容である。 兎に角自分の遣りたいことをひたすら突き進むタイプの成功者で、むしろ10年もよくヴァン・ヘイレン兄弟と一緒にやってこれたな、とすら思う。でもこれではさすがにずっと一緒には無理だろう。なんせバンド名が”ヴァン・ヘイレン”だから。 デイヴ・リー・ロスといい、このサミー・ヘイガーといい、ヴァン・ヘイレンは兄弟とボーカリストの我のぶつかり合いの緊張感からあのサウンドが生まれたのだろうな。ゲイリー・セローンも素晴らしいボーカリストだが、この2人に比べたら大人と子供だったのかも。 余談だが、なんだかんだ言っていつかまた、どこかでヴァン・ヘイレン兄弟と一緒にやる日が来ると思っていたが、もうそれもかなわぬ夢になってしまった。
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