HSBC香港でしっかり儲ける投資術 の商品レビュー
2012年と少し古いが、投資家に優しい税制で知られる香港での投資のエッセンスでも知ることができればと思い手に取る。 海外に資産を少しでも移転させておきたいという人がターゲットなのだろうが、日本の財政状況の話や、年金のリスクなど極めて初心者向けの話も多い。また、HSBCのATMや...
2012年と少し古いが、投資家に優しい税制で知られる香港での投資のエッセンスでも知ることができればと思い手に取る。 海外に資産を少しでも移転させておきたいという人がターゲットなのだろうが、日本の財政状況の話や、年金のリスクなど極めて初心者向けの話も多い。また、HSBCのATMやネットバンキングの画面操作方法などもくわしく解説されているが、そもそもそういう話からしなければならない人であれば、海外投資などには向いていないだう。 また、ランドバンキングといった、アメリカの原野商法とも言える投資話やなども紹介されているが、ネットで調べてみると、2017年あたりに一旦、注目されたようだが、その後新しい情報はピタッととまっており、実際に投資した人の失敗談などが散見される。本書では、自分年金の方法として提案されているが、ネットの失敗談では、原野商法だけに回収時期はまちまちであり、25年先の場合もあるという。詐欺のような悪徳商法ではなないだろうが、やはり投資に詳しくないひとが手を出すような代物ではないものが紹介されているのはどうかと思う。 一方、著者の本業であるという不動産については、投資先としてはかなり悲観的であり、5つの宿命、という切り口でデメリットが紹介されている。 キャピタルロス 修繕費用 金利 維持管理費 税金
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銀行口座をつくらずに海外投資を行なった場合、いちばん困るのは、投資家自身です。 もし海外ファンドで運用した場合、いずれは償還を迎える。状況によっては償還前に中途解約するケースも考えられる。 どこかの償還金や中途解約資金を移動させる先として海外の銀行に口座をもってい...
銀行口座をつくらずに海外投資を行なった場合、いちばん困るのは、投資家自身です。 もし海外ファンドで運用した場合、いずれは償還を迎える。状況によっては償還前に中途解約するケースも考えられる。 どこかの償還金や中途解約資金を移動させる先として海外の銀行に口座をもっている場合ともっていない場合とでは、雲泥の差が生じてくる。 海外の口座がなければ、日本の銀行に資金を移した時点で、自動的に日本円に切り替えられてしまう恐れがある。 海外の銀行に口座をもっていれば、外貨のまま資金をプールしておくことができますから、勝手に両替されるような心配はない。 仮に為替差損が生じたとしても、外貨のままプールしておき、再び外貨高になるのを待つという手がありますし、 海外銀行で発行してもらったクレジットカードを使い、外貨のまま決済するという手もあります。 積立ファンドをクレジットカードで契約すれば、HSBC香港の口座は必要ないのではないかという意見もあるでしょう。 ただ、ファンドラップを途中で部分解約した場合などに、HSBC香港の口座があれば、外貨のまま為替リスクを回避して受け取ることが可能です。 余裕資金があるならば、とくに毎月の積立てで生命保険機能付きファンドラップを購入していく場合は、HSBC香港に口座をもっておくことが必須だと考えておいたほうがよいでしょう。
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HSBC銀行に口座を持たれている方には一読する価値があると思います。 わかりやすくて初心者にも理解できる文章です♪ ただ2012年の2月に出版しているので、情報としては少し古くなっている部分も少々あるように感じました! ベースの知識としては有効に使えると思いますし、何より後...
HSBC銀行に口座を持たれている方には一読する価値があると思います。 わかりやすくて初心者にも理解できる文章です♪ ただ2012年の2月に出版しているので、情報としては少し古くなっている部分も少々あるように感じました! ベースの知識としては有効に使えると思いますし、何より後半のリスクの部分は覚えていても損がないでしょう。 ぜひぜひ興味のある方にはオススメです☆
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ん~,初めての分野なのでよく分からんというのが正直なところ。。。不動産業を営みながら不動産投資,しかもワンルーム投資を否定して,海外投資を強力に推奨する動機は何だろう?理解できないものに投資しないという原則からはまだ食指が動かないという感じ。ただ,日本の未来を悲観する姿勢は見習う...
ん~,初めての分野なのでよく分からんというのが正直なところ。。。不動産業を営みながら不動産投資,しかもワンルーム投資を否定して,海外投資を強力に推奨する動機は何だろう?理解できないものに投資しないという原則からはまだ食指が動かないという感じ。ただ,日本の未来を悲観する姿勢は見習うべきだとは思う。
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HSBC香港口座の活用 よりも、ランドバンキングの記述の方が割かれている気がする。 まぁ、著者の仕事柄、不動産業なので致し方ないか。 という感想。 ランドバンキングの入門書にすればいいのに。
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微妙.『資産フライト』を読んで気になったので,書店にあったこちらを買ってみました. まぁ,やる!と決めた人が読む分には大変参考になるだろうと思います. ただ,「海外口座を作ろう」というようなことを結論として持っていく落ちが見え見えなので,なーんか偏っている印象を受け,信用できませ...
微妙.『資産フライト』を読んで気になったので,書店にあったこちらを買ってみました. まぁ,やる!と決めた人が読む分には大変参考になるだろうと思います. ただ,「海外口座を作ろう」というようなことを結論として持っていく落ちが見え見えなので,なーんか偏っている印象を受け,信用できませんでした. んー,海外口座ねぇー.どうしようかなぁー.
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私はこの本を読んで「HSBC香港に口座を今すぐ作りたい」とは思えませんでした。 日本の財政状況は危ない。→キャピタルフライトだー。 つまりは、日本に将来はないので資産の一部でもいいので海外に移しましょう。そして移すなら日本人に大人気なHSBC香港にしましょう。このように著者は述べ...
私はこの本を読んで「HSBC香港に口座を今すぐ作りたい」とは思えませんでした。 日本の財政状況は危ない。→キャピタルフライトだー。 つまりは、日本に将来はないので資産の一部でもいいので海外に移しましょう。そして移すなら日本人に大人気なHSBC香港にしましょう。このように著者は述べています。 何度も耳にたこができるほどに言われる日本の超債務がここでも登場します。2012年に出版され比較的新しい本ですが、述べている内容は今まで散々言われていたことの繰り返しです。
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