うたかた の商品レビュー
周りの人たちと馴染めない中、カフェから眺めるお気に入りの風景、 ちぐはぐな世界でも、愛おしい瞬間はたしかにやってくること、 たまに泣きそうなほど美しい、新しい詩の読み方。 ここで、二階堂ふみちゃんのスタイリングを担当したのが、 はじめて、依頼を受けたお仕事。 映画『ヒミズ』での...
周りの人たちと馴染めない中、カフェから眺めるお気に入りの風景、 ちぐはぐな世界でも、愛おしい瞬間はたしかにやってくること、 たまに泣きそうなほど美しい、新しい詩の読み方。 ここで、二階堂ふみちゃんのスタイリングを担当したのが、 はじめて、依頼を受けたお仕事。 映画『ヒミズ』での赤いワンピースが印象的で、赤をテーマに。 南阿佐ヶ谷、祖父の自宅で撮影しています。 どこにいても楽しそうで、俊太郎さん宅に住みたいと言っていたふみちゃん。 2014年9月1日〜9月29日 SEE MORE GLASS「夢の本屋」展
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谷川俊太郎の詩「二十億光年の孤独」「空の青さをみつめていると」「朝のリレー」などを自由な発想でマンガにした本です。もちろん、詩はひとりひとりが好きに読めばいいもの。tsukaoさんの読み方は、女性の視点、今現在から見た、というところが特徴かな。他の人の読み方を知ると、また違った景...
谷川俊太郎の詩「二十億光年の孤独」「空の青さをみつめていると」「朝のリレー」などを自由な発想でマンガにした本です。もちろん、詩はひとりひとりが好きに読めばいいもの。tsukaoさんの読み方は、女性の視点、今現在から見た、というところが特徴かな。他の人の読み方を知ると、また違った景色が見えてきます。
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谷川俊太郎の詩を漫画でカバー。なのだが詩の世界観に対して、描かれる対象が卑近すぎる。詩の読み手が詩と個人的な事象とを接続するのはひとつ大きな要素ではある。でも、その接続はあくまで詩と漫画の作者との間で行われていて、詩と読者、漫画と読者との間ではない。第三者である読者から見れば、あ...
谷川俊太郎の詩を漫画でカバー。なのだが詩の世界観に対して、描かれる対象が卑近すぎる。詩の読み手が詩と個人的な事象とを接続するのはひとつ大きな要素ではある。でも、その接続はあくまで詩と漫画の作者との間で行われていて、詩と読者、漫画と読者との間ではない。第三者である読者から見れば、あまりに大きな詩と卑近すぎる漫画の落差として現れる。だから読者に対しては漫画が詩の世界観を大幅に制限する方向に機能してしまうのだが、これは構造上避けられない結果で、初めから勝算のない試みなんだと思う。
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