旧約聖書を学ぶ人のために の商品レビュー
烏兎の庭 第六部 3.19.19 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/diary/d19-3.html#0319
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世界でおそらく一番普及している本の入門書。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4157230.html
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【レビュー】 旧約聖書に対する理解を容易に深めてくれる一冊。本書の顕著な点の一つは、最終章にある文献リストである。 【特記事項】 ・荒井章三の私見によれば、文書資料説の根拠となっているモーセ五書内の記述の重複はタルムードにもあり、ユダヤ的な記述方法ではないか。 ・14~15世紀に...
【レビュー】 旧約聖書に対する理解を容易に深めてくれる一冊。本書の顕著な点の一つは、最終章にある文献リストである。 【特記事項】 ・荒井章三の私見によれば、文書資料説の根拠となっているモーセ五書内の記述の重複はタルムードにもあり、ユダヤ的な記述方法ではないか。 ・14~15世紀にドイツのバイエルン地方やオーストリアで広く流布したと言われている「貧者の聖書」という写本群では、予型論的解釈が貫かれている。たとえば、怪力サムソンが真夜中に立ちあがって青銅の門を運んで行ったのは、キリストの復活を予型している、としている。 ・聖書ヘブライ語は、ライオンについて6種類の単語を使い分けている。 ・創世記2:5,15の「耕す」には「仕える」という意味がある。 ・神名ヤハウェは使役形ではない。 ・イスラエルにおいては一時期、ヤハウェの配偶女神がアシェラとされていた。 ・ベオルの子バラムの存在はヨルダン川東岸の遺跡デイル・アッラーではっけんされたアラム語碑文によって確証された。 ・provideは、ラテン語をみていくと、先を見る、という意味で、神が先を見て、備えてくださる、ということになった。 ・詩編は「賛美」といっても嘆きの歌も多い。しかしそうではあっても嘆きから賛美に変わるパターンが多い。 ・十戒で「あなたは・・してはならない」は原語の意味を汲むなら「あなたが・・することはありえないのだ」という意味。 ・「旧約聖書の本文研究」 ・「ヘブライ語聖書への手引き」 ・ATD旧約聖書注解 ・アメリカのインタープリテーションが「現代聖書注解」となって邦語になっている。 ・「ハーパー聖書注解」
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