高峰秀子 暮しの流儀 の商品レビュー
清潔で真っ直ぐに生きた人の姿勢がゆるぎなく見えてくる本。ただ暮らしを楽しむ存在になるまでに五十年かかった、ということばが重い。案外、そんなものなのかも知れない。
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スクリーンの中で、パリッとカキッとした美しさを放っていた高峰秀子。 その美しさは、暮らしの中では「潔さ」となって輝いていたようです。 幼いころからほしいものは自分で稼いだお金で買っていたから、一ミリたりとも妥協したものを置きたくないそうで、夫の松山氏からのプレゼントも取り換えにい...
スクリーンの中で、パリッとカキッとした美しさを放っていた高峰秀子。 その美しさは、暮らしの中では「潔さ」となって輝いていたようです。 幼いころからほしいものは自分で稼いだお金で買っていたから、一ミリたりとも妥協したものを置きたくないそうで、夫の松山氏からのプレゼントも取り換えにいったという逸話は、やはり高峰秀子の人並み外れた才能の一端を表しているのでしょう。 「高峰の生き方は、暮らし方と寸分の違いもなかった」と養女に言わしめる高峰秀子の整いぶり、もっともっとビジュアルで見せてもらいたかったことだけが残念。 いつも思うのは、養女の斎藤明美さんの粘着ぶりが怖いこと。 人について書き記す時、そこに必要なのは愛情と、適度な距離感。斎藤さんには距離感が無いように見えます。 高峰秀子が本当に素晴らしい人だったのだと思いたいけれど、斎藤明美さんの視点がどこまでニュートラルなのだろうかと疑ってしまうような思い込みの強さも感じてしまいます。 もっとも、松山氏とも良好な関係を築いていたようですので、家族としてうまくいっていたのだろうと思うとホッとします。
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ヤバい!デコちゃん可愛い!!芯があって、ブレがない! そして、ユーモアがあってセンスがいい!素敵~~♡ 厳しいけど優しい。内面が美しいのね、きっと。 終わりの方・・・めっちゃカワイイ猫ちゃんの写真も♪ デコちゃんと一緒に、双子の猫ちゃんにメロメロですw
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あまり高峰秀子という人を知らなかったのだが、この本を読んで、ファンになった。暮らしぶりやエッセイが洒落ていて、とても素敵。今度はエッセイを読んでみたくなった。
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亡くなった高峰秀子さんの凛とした夫婦の暮らしを、素敵な写真と、軽妙なエッセイで紹介する好著。とてもいい本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2013.10.15~22 読了 衣食住の小物と生活写真がたくさん出てくる。どれも趣味の良さにあふれるものばかり。料理、掃除、裁縫はもちろん夫の整髪にいたるまで器用にこなし、家事も一流だったことが分かる。家の中も自分自身も整理整頓清潔の徹底振りが凄いが、疑問が一つ。23歳(『愛よ星と共に』-1947-で稽古して覚えてから止みつきに)から86歳で亡くなるまで50~60本/日のヘビースモーカーだったことと清潔主義が矛盾しなかったんだろうか? ・家の間取り図、大き目のもの掲載あり。
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