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聞く力 の商品レビュー

3.4

956件のお客様レビュー

  1. 5つ

    75

  2. 4つ

    322

  3. 3つ

    367

  4. 2つ

    60

  5. 1つ

    17

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2012/02/16

実際仕事で役立つ場面はないにせよ、一般論としても参考になることがたくさんありました。聞き上手…なりたいです。

Posted byブクログ

2020/07/15

週刊文春で20年間、900回以上におよぶインタビュー記事を連載している阿川佐和子が、インタビューについて語った本。 そのテーマを聞いただけでとても興味が湧く内容だったので、とても楽しみにして読み始めた。 ノウハウ本ではなく、阿川佐和子自身が過去におこなったインタビューの体験談から...

週刊文春で20年間、900回以上におよぶインタビュー記事を連載している阿川佐和子が、インタビューについて語った本。 そのテーマを聞いただけでとても興味が湧く内容だったので、とても楽しみにして読み始めた。 ノウハウ本ではなく、阿川佐和子自身が過去におこなったインタビューの体験談から、上手くいった時、上手くいかなかった時の教訓を取り出しているエッセイのような形式。 阿川佐和子のインタビューというのは、普通のインタビューと比べると、だいぶカジュアルなやり方な感じで、本人もいつまで経ってもインタビューに慣れない、と言っていて、なんだかとても共感できる部分もあり、参考にもなったし、楽しく読めた。 心を許してくれるゲストばかりではないですけれど、やはり私が最終的に目指すところはどこかと問われれば、とりあえずゲストに「アンタの顔を見ていたら、いつのまにか、喋っちゃったよ。あー、楽しかった」と嬉しそうに帰っていただくことです。(p.47) 自分で決めつけてはいけない。こっちの話が面白いに違いない。あっちの話はそんなに面白くないだろう。聞き手が勝手に決めつけることが、どんなに危険であるかを、その日、つくづく思い知りました。(p.72) 「みんなが知っているふりして、実はあんまり知られていないこと」というものは、世の中にたくさん溢れているのです。そして、その根源的な質問をしてみると、ご本人が思いの外、喜んで解説してくださるケースはあるものです。(p.126) この「意外性」というものが、インタビューをするときは大変に重要なポイントになります。「あら、意外!」と思う部分がちらりとでも出てきたとき、私は「やった!」と叫びたくなります。今まであまり知られていなかったゲストの別の部分、思いもよらなかった側面を垣間見ることができれば、そのインタビューは成功したと言えるのではないでしょうか。(p.142) 答えるはずのゲストが応えない。しばしの沈黙が続く。どうしよう。この答えは諦めて、次の質問に切り替えようか。それとももう少し待とうか。 迷うところです。迷った末、同じ質問を、別の言葉で言い換えることもあります。そうすることが正解である場合もありますが、あまり多用しないほうがいい。 言葉を置き換えたり、答えを促したり、一見、親切な聞き手のようですが、結果的には答えようとしている人を追い立てることになります。(p.221)

Posted byブクログ

2012/02/07

いろんなエピソードがうまれるのは、阿川さんの人柄によるところが大きいようです。いそうでいない貴重な存在。

Posted byブクログ

2012/02/04

この本はかなりいい。「はじめに」を読んだだけで、聞くことの大切さにぐっとひきこまれる。じーんとくる。著者はたけしのTVタックルのアシスタントなどで活躍しており、また雑誌の対談コーナーを長く担当している、いわゆる聞く側のプロである。そんな彼女でもインタビューのときは常にドキドキし、...

この本はかなりいい。「はじめに」を読んだだけで、聞くことの大切さにぐっとひきこまれる。じーんとくる。著者はたけしのTVタックルのアシスタントなどで活躍しており、また雑誌の対談コーナーを長く担当している、いわゆる聞く側のプロである。そんな彼女でもインタビューのときは常にドキドキし、どんな苦労が有るのか、聞くために大切なことはなんなのか。実例がたくさん書かれており、自分に当てはまることもたくさんある。また、自分の話しを聞いてくれている相手にあてはまることもたくさんある。つい先日、タクシーの運転手の自慢話、最後まで気持ちよくきけたのは、あきらかに彼女のおかげだ。この本は読む価値が有る。おすすめ。

Posted byブクログ

2012/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

阿川さんの対談はゲストの人も楽しそうだ。その秘密を知りたくて本書を手に取った。インタビューというといくつも質問を用意して行きがちだけれど、阿川さんは3つだけ質問を用意していくそうだ。だから自然な会話になるんだな。(竹村俊介) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20120202.html サッカーの基本は「止めて、蹴る」。僕らの仕事の基本は「聞いて、伝える」。あまりにも日常すぎて無意識にやっている基本的な動作について、考え直してみるきっかけになる本。そしてこの本と通じて得られるものは、「信頼関係の作り方」でもある。(杉原幹之助) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20120209.html

Posted byブクログ

2013/01/23

テレビで見るそのままの雰囲気が伝わってくる。こうゆう方に取材されたら気持ちいいんでしょうねー。 「ああ、この人なら思わず何でも話しちゃえそう」「この人と話すと、自分が気持ちよくなる」という人に出会うと嬉しい。仕事柄そうしたチャンスは多いほうなのでありがたいことだす。 本書につ...

テレビで見るそのままの雰囲気が伝わってくる。こうゆう方に取材されたら気持ちいいんでしょうねー。 「ああ、この人なら思わず何でも話しちゃえそう」「この人と話すと、自分が気持ちよくなる」という人に出会うと嬉しい。仕事柄そうしたチャンスは多いほうなのでありがたいことだす。 本書については、特に新しい発見は、ない。

Posted byブクログ