元商社マンが発見した古代の商人たち の商品レビュー
表紙も胡散臭いが、内容も全編筆者の妄想と推測で溢れていて、学術的な信頼性のカケラもない。 でも。どうせ、弥生時代がどんなだったかなんて、今となっては知る術もないし、立証することは不可能だ。 様々な文献にあたり、あちこち「古代商社」ゆかりの地を訪ね、ここまで壮大な妄想を膨らませるな...
表紙も胡散臭いが、内容も全編筆者の妄想と推測で溢れていて、学術的な信頼性のカケラもない。 でも。どうせ、弥生時代がどんなだったかなんて、今となっては知る術もないし、立証することは不可能だ。 様々な文献にあたり、あちこち「古代商社」ゆかりの地を訪ね、ここまで壮大な妄想を膨らませるなんてことは、なかなかできることではない。 いずれにしても、弥生時代にこれだけの大陸由来のモノが来てた、あるいは縄文人と弥生人が違う民族だった、ということからも、想像するより活発な行き交いがあったことは確かなんだろうし、そこにはなんらのプロ集団がいたとしてもおかしくはない。 なによりも、非常に面白い妄想であることは間違いない。
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